« September 2004 | Main | November 2004 »

October 2004

2004.10.30

野口健講演会

1.jpg オモテの仕事で野口健氏の講演会。
 印象的だったのはこの人たぶん根っからの山屋ではなくて、何でもいいから自分を「世界一」という目標に駆り立てたくて最年少5大陸最高峰に挑戦していたのだろうな、ということ。3度挑んだチョモランマは辛くて苦しくて、もうイヤだ2度と来るもんか、怖い、死にたくない、という気持ちでいっぱいだった、らしい。成功してさぁ終わった、と開いた凱旋記者会見で「次の目標は」と聞かれ「えーっ」と頭は真っ白だった、と話してました。ま、韜晦なのかもしれないけど。
 地元では先日、生涯かけて8000m級峰(ヒマラヤとカラコルムに計14ある)全制覇を目指していたという山屋さんが10座目で遭難死したばかりで、その人と野口氏は違うんだろうか、などと考えながら聴いていました。どのみち山屋さんのキモチって私には分からないんだけどね。
 8000mでの極限状態でのなかなかエグい経験もいろいろ披露されていて、これは誰でもそうなのか、野口氏だからそうだったのか、私が山屋じゃないから知らなくて驚いてるだけなのか、分からないけど興味深かったです。この前インド旅行のお供にした「天空への回廊」超えた世界でした。
 チベットについてどう思ってるのかな、なんて興味もないことはなかったのですがこれといった言及はなし。シェルパ(ネパールの山岳民族)とのやりとりの思い出や遭難遺児についての話は出ていましたが、……山屋さんとシェルパの関係ってやっぱりなんかちょっとどっかイビツだよね(山屋さんごめんなさい)。
 野口氏は去年の参院選で自民党からの比例出馬を打診されて最終的には断ってます(代わりに出たのが草津町出身の荻原健司氏)が、将来的には政治家になるのかもしれないな、と思いました。(ところで3年前にラサで聞いた噂って本当だったのかしら……どうでもいいけど)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2004.10.29

中国でペスト、8人死亡

中国でペスト、8人死亡 リス捕獲などで感染

 【上海28日共同】28日付の中国各紙によると、青海省衛生庁は27日、同省内で10月上旬に計19人がペストに感染、うち8人が死亡したと発表した。残りの11人は治癒したという。
 ペストが発生したのは、同省の西寧市郊外や玉樹チベット族自治州など広い範囲で、感染者は主に農牧業に携わる住民。感染源が判明したケースはすべて、タルバガンというリスの一種を捕獲したり、生で食べたりして感染したという。
 同省衛生庁にペスト感染が報告されたのは10月4日から9日にかけて。その後、感染地域を隔離封鎖して感染拡大は抑止されたという。
 中国では今年8月、衛生省の全国ペスト対策会議で、今年に入り甘粛省と青海省で計2人がペストに感染し1人が死亡したことが報告され、同省が予防措置など対策の強化を呼び掛けていた。(共同通信) - 10月28日19時16分更新(共同通信サイトから元記事が見つからないのでYahoo!Newsから転載)

 I Love TIBET!の掲示板にかるまさんが「中国情勢24」から「青海省:ペスト発生、8人が死亡、事態は収拾」という記事を引用されていて、オラーン(烏蘭)県てどこだ? などと気になっていたのですが、ジェクンドのほうもなのですね。
 余談ですが「タルバガン」という単語は、のどうた&モリンホール奏者のミュージシャン2人組で知ったです。実在する動物とは思わんかったです。リスなのかぁ。

 追記; アムネスティ日本とTSNJでそれぞれテンジン・デレク・リンポチェの釈放呼び掛けキャンペーン始まりました。なるべく早く項目立ててサイト更新してリンク貼ります。とりあえずはアムネスティ日本のアージェント・アクションについて法王代表部事務所のニュースを。英文でもOKな方はHelp Free Tenzin Delek Rinpocheとりあえずこのへんかな?

| | Comments (0) | TrackBack (2)

2004.10.28

災難続き

 仕事に出ようと思ったらなんかへっこんでるし。
 自宅アパート駐車場で当て逃げされるとは……。車じゃなくて私のほうがへこむよー。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2004.10.27

暗雲さんすーちー

 寒いダジャレでごめんなさい(ホントごめんなさいっ!)。
 ひっそりと12月に計画していたミャンマー旅行に暗雲。
 なんと大使館から実家に「ビザ申請書類の件で」と問い合わせが来た。
 代理申請を依頼した旅行代理店H○Sの不手際、ということもちょっとはあるんだけど、なんだかもっと嫌らしいのはミャンマー大使館のやりくち。代行業者に問い合わせて埒があかないなら、申請者本人(私)に連絡して確認すればいいでしょう。それを、なぜか実家の母親に電話してきて、「○○さんは○○なのか」だの「○年にインドビザを申請する時○○したことは調べがついているんだ」だのとカマシた(恫喝した/威嚇した)らしい。「こちらも調査することはできるんですから」って、なら実家に電話なんかせず、勝手に調べればいいじゃんねえ。
 いきなりそんなことを言われて、定年退職した田舎の年寄りが驚くまいことか。
 突然実家から携帯に電話が入ったので、すわ何事かばーちゃん倒れたかと思ったら、年老いた母親がもう動転してオロオロして、「お前いったい何をしたの……」と涙声な訳ですよ。「大使館に謝ったほうがいいんじゃないの……」。
 何を尋ねられてるのか理解できず、恫喝に怯え、私が罪を犯したのではとか逮捕されるんじゃないかなどとうろたえたらしい。
 それじゃ年寄りイジメじゃん。申請者じゃない母親を一方的に恫喝して、何を得るものがあるんだよミャンマー大使館。オレオレ詐欺並みの悪質さじゃんか、と怒りが沸いたね。
 もちろん、そもそもはH○Sの支店担当者が不備のある申請書を作ったこと、問い合わせを受けたH○S新宿本社が「うちの不備ではありません」と代理責務を放棄していとも安易に顧客に責任転嫁したことが事態を悪化させたんだと思うけど。個人旅行大手だから代理申請のノウハウ豊富だろうと思って頼んだのに、意外と使えないんだなあ、とガッカリ。そんでトラブルを簡単に顧客差し戻しするとは。できないことまで「やれ」と頼んだ訳じゃないのに。
 まぁとにかく、10年働いてやっともらえる貴重な休暇を使って、定年退職した家族と一緒に現地で日本の税金を落としている肉親を訪ね、豪遊してふんだんに外貨をばらまいてこようというだけ(わははは、Uさんあたりから怒られそうだ^^)なのに、問い合わせならず威嚇までされてメンドクサイことあれこれ言われるなら、別にそこまで無理して行かなくてもいいよミャンマー、って気持ちになってます。

| | Comments (6) | TrackBack (0)

2004.10.26

プロジェクトX「アジアハイウェー ジャングルの死闘」

 NHK「プロジェクトX」で「アジアハイウェー ジャングルの死闘」
 海外受注に活路を賭けた中堅ゼネコンが国連のコンペでタイ北部の道路建設を入札し、熱帯林を切り開いて道路を建設する話。プロジェクトXって番組はあまり好きじゃなくて見ないようにしている(例えば2002年10月の日記)んですが、なぜか私がたまたま見てしまう回に限って、海外、それもアジアものが多いので、つい最後まで付き合っちゃうんだよね……(何故だ?)。
 これも、「コブラの出るジャングルの熱帯林を人力で切り開いた」なんて描写があると、あ~あ、村とと村をつないでいくのではなく大都市と大都市を最短距離でむりやり結ぶ、現地の人の足にはならない道路を作っちゃってるんだろーなー、とか、「指示通り働かないタイ人労働者との軋轢」なんて出てくると、うえ~、ミャンマー国境なんて山岳民族の住む地域で、タイ語自体通じるかどうかも怪しいのに、日本人がタイ語学ぶこともなく現地語できる通訳をつけることもなく、日本式のやり方をゴリゴリ押し通して溝を広げてたのかも知れないよなあ、などと、想像はつい悪い方へ悪い方へ。きれい事しか放送されない、と分かっているから余計に。
 ドキュメントは、難航していた道路建設がある時、日本に戻らず現地に残った元日本兵がふらりと現場に現れ、調整役として働くことを申し出たことでがらりと状況が変化した――と進む。今も健在で現地に住む藤田松吉さんが、取材に応えて当時を振り返り、「ひとり生き残り、仲間の屍を置いて日本へは帰れなかった。供養のためここに残った」「日本人が道路を作っていると聞いて行ってみた」「タイ人はプライドの高い人たち。他の人の前で一方的に怒鳴りつけるなど自尊心を傷つけることをしては信頼を得られない。現地の人の気持ちを知らないで一緒に仕事をできないだろう。自分が手伝うしかないかと思った」「それから、タイ人の中からリーダーを選び、タイ人に責任を持たせるように言った」……と、訥々と話す(大意。メモを取っていた訳じゃないので不正確だけど、だいたいこんな内容のことを言っていたと思う)。
 待てよ、なんだよそれ。
 初の海外受注だか中堅土建屋の起死回生策だか知らないけど、本当に凄いのはこの「藤田松吉さん」という人の人生ではないのか。焦点を当てるべきはこの人の選んだ人生で、学ぶべきはこの人のタイとタイ人を見つめる視線じゃないんですか。
 少なくとも私は、熱くてコンクリートがすぐに固まってダマダマになっちゃった、とかよりも、この藤田松吉さんの話をもっと聞きたかったぞ。ODAはこんな仕組みになってますみたいな話よりも、日本の戦後復興を遠くタイ国境で見守りながら生きてきた人の視線から見たアジアハイウエー建設、そして1人きりで続けてきた弔い、のほうがずっとずっと"プロジェクト"だよ……。
  ◇
 この藤田さん、決して「知られざる存在」「黙して語らずな方」ではなく、1973年には今村昇平監督がテレビドキュメンタリー「藤田上等兵三十三年ぶりの帰還 無法松故郷に帰る」を製作、その後も新聞記事などで紹介されているようです。だから「プロジェクトX」を見て初めて知って衝撃を受けてる私が単にモノ知らずなだけなのかも知れないけど。
 それにしても、板張りの簡素な部屋(おそらく自宅)で、藤田さんが、深い皺の刻み込まれた顔をややうつむかせ、厳しい表情をあまり崩さず、訥々と当時を語ったVTRの後、画面がスタジオに戻り、スポットライトを浴びた退職した土建屋さんたちに「本当に大変だったんですね」とねぎらうアナウンサーの言葉の、なんだかそらぞらしかったこと。藤田さんにとっては、すべてがあの日のまま、本質的には何も変わらずに今も続いているんじゃんねえ。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2004.10.24

チベットに「萌え」はあるか!?

 インターネットの海をさまようと、「萌え擬人化」というジャンルがあるそうです。
 よく「~タン」という舌足らずな愛称が好まれたりして、有名どころ(?)では「OSたん」とか「萌えタン(萌える英単語)」とか「びんちょうタン」とか、とにかく無限にあるようなのですが、これはすご~いっ! やられた!! と思ったのが
 ↓
あふがにすタン
(必見!!)
 わ~ぉこのノリこのノリ!! 誰かチベねたでもこーゆーの作って~!! イジメっこ役はチャイナドレスも愛らしい「毛(まお)タン」で決まり! とか思った……んですが。
 チベットに「たん」つけたら「チベタン(Tibetan)」
 なんかそのもの過ぎて萌えらんない……。

 追記; 負けるな! まだ「ぶ~タン」がいる(笑)!

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2004.10.23

群馬県人

 チベットとは関係ないけどすいません。
 たまには地元の話(?)を。
 今日、新聞の社会面を開いたら、右側も左側も群馬県人の話題になってました。こんな日もあるんですねえ。
反戦活動家を薬事法違反の疑いで逮捕 警視庁

 医薬品入りカプセルの無許可販売事件で警視庁は22日、反戦活動家でアラブイスラーム文化協会代表の高橋千代容疑者(64)ら3人を、薬事法違反(無許可販売など)の疑いで逮捕した。これで逮捕者は、製造・販売したとされる会社役員巨海六一(こみ・むつかず)容疑者(78)と合わせて4人となった。

 イラク開戦時、「人間の盾」指導者として時の人になったジャミーラ高橋女史です。高崎市近郊(ってどこだろう?)の生まれで、「たかじょ」として地元で名高い名門校、高崎女子高出身。去年、高崎市内で同窓生が企画したジャミーラ女史の講演会があったのでした。
 単なる偶然だけど、地元群馬の女性にとってもう一方の雄(女子高だから雄じゃなくて雌か!?)「まえじょ」こと前橋女子高OGには拉致被害者支援担当の中山恭子・元内閣官房参与がいて、お二人は同じ1940年生まれ(現在64歳)。中山元参与は学年だと1つ先輩になりますが、同じ時期に群馬で育った女性が、片や群馬の女性初の東大生、片やイスラーム文化の第一人者となり、イラクと北朝鮮――と相手は違えど同じ時期に渦中の人となる、というのは不思議じゃありません?
 で、ジャミーラ女史って「悪い人」ではないんだろうと思う。ただ、感覚が古い時代のままだったか、「善意」を過信しすぎたか、どちらかではないかなぁ、と。
 「こんなことがしたいんです」って訴えてほかの人からお金を預かる以上、何にどう使ったか、果たして有効に使われたか、きちんと検証していくのもいまや預かった側の義務。「善意」が一番の免罪符で、それさえあれば何でも許された昔(たぶんジャミーラ女史が活動を始めた70年代)なら「預けたのだから後は私を信じてね」が通用したんだろうけど、今は当然ながらそれじゃすまない。いわんや「効かない薬だとは知りませんでした」ではシャレにならないよな、……と我が身を省みつつ、ルンタについても常に「再検証可能な情報提供」をできるようにならなければ、と思うのでした。
横浜、阪神のオーナー辞任 金銭授受問題で
 プロ野球横浜球団スカウトからの現金提供が明らかになった一場靖弘投手(22)=明治大学4年=に対し、阪神球団の担当スカウトも、現金計25万円を渡していたことが22日、分かった。久万俊二郎オーナー(83)=阪神電鉄相談役=らが大阪市内で記者会見を開いて事実関係を認め、久万氏はオーナー職を引責辞任することを表明した。また、不正が明らかになっていた横浜の砂原幸雄オーナー(67)=東京放送(TBS)会長=も、この日午後の記者会見で、正式に辞意を表明した。スカウトが一場投手に約200万円を渡したことで8月に辞任した巨人の渡辺恒雄オーナー(当時)と合わせ、一連の問題で3人がオーナー職を辞することになった。

 一場投手は、吾妻町生まれ太田育ちで、桐生第一高2年生の時に夏の甲子園優勝を経験、翌年エースとして甲子園出場を果たした群馬の「星」。太田のコンビニで買い物してるところが週刊誌に載ったりして気の毒といえば気の毒。ただ、たった1人でプロ野球の旧守勢力をばたばたとなぎ倒した最強のラスボスと言えなくもない……?

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2004.10.20

火葬希望?

 う~ん……チベットで火葬って、あまりやらないんじゃなかったかなぁ……?
 別にいいけど。 
李連傑:自らの死を語る、チベットに火葬希望か?

発信:2004/10/20(水) 00:52:00
  大ヒット映画『英雄(邦題:ヒーロー)』の主役を努めた李連傑(ジェット・リー)が19日、「自分が死んだら、チベット自治区で『火葬』してほしい」と語った。英国の雑誌「Arena」の「葬式」をテーマにしたインタビューを受けた時のコメント。中国新聞社が伝えた。
  ジェット・リーは、「私は仏教徒だ。『輪廻転生』を信じているので、何も怖いことはない。妻の面倒もよく見ているし、家族や知人に対しても常に「慈悲」の心で接してきた。後悔することはないよ」と語った。
  「最近、毎日死について考えているんだ」とし「最近チベットを10日間旅行した際には、どのようにして死を迎えるかを学んできた」ともコメント。「今世の行き方は来世に影響する。今人の役に立つようなことをすれば、来世は少しはいい生活ができるだろう」とも話している。(「中国情報局」から引用。"行き方"は"生き方"かと)

 ↓原文はたぶんこのへん(星洲日報2004年10月16日)。
李連傑談死後大計(星洲日報のサイトへ)

| | Comments (4) | TrackBack (0)

2004.10.17

矢島保治郎展@殖蓮公民館

DSC_00051.JPG 仕事の間隙を突いて伊勢崎市殖蓮公民館の「公民館文化祭」へ。矢島保治郎展は展示発表の1コーナーで、盆栽や生け花、刺繍、書道、人形細工など公民館っぽい作品群のなかでなかなかの存在感でした。保治郎を生んだ土地らしく(?)、談話室ではモンゴルの民族衣装を着た女性がモリンホール(馬頭琴)を演奏していた。なんでモンゴル? なんでなんで? と思ったものの、仕事で携帯ががんがん鳴って慌てて退散。あれがチュバとダムニェンだったら仕事のほうを捨ててたかも(嘘です)。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2004.10.15

矢島保治郎ミニ写真展

 ローカルな話題で恐縮ですが、矢島保治郎の出身地、群馬県伊勢崎市の殖蓮公民館で16、17日に開かれる「公民館文化祭」で、矢島保治郎にまつわるミニ写真展が開かれます。保治郎の生涯を紙芝居にした「まんてん紙芝居の会」の方々の展示発表です。
 今回、殖蓮地区の尋常小学校の同窓生が、50歳を記念して集まった同窓会の写真が新たに見つかり、展示されます。その他、「まんてんの会」や製作した紙芝居や出版物、今年7月にルンタが開いたイベント「群馬チベット交流秘史」の新聞記事なども展示されるとのことです。
 殖蓮公民館のサイトはこちら。また、公民館だより(pdfファイル)に詳細があります。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2004.10.12

チベ関連記事:「AERA」「サンデー毎日」

 チベット関連記事2つ。
 「AERA」(10月18日号)巻末グラビア「世界の遺産」に「中国 東チベット」。写真と文は写真家の鎌澤久也さん。
 9月中旬、索県(ソッシェン)郊外の青裸麦収穫風景。刈り取った麦の山から延びる影がきれいです。
 索県(Sog/ソシェンとも)はアムドのナクチュ(那曲)からカムのチャムド(昌都)へ向かう川蔵公路上にある町で、いわゆる東チベット(カム東部)ではないです。
 鎌澤さんはもともと雲南の少数民族がテーマで、雲南からメコンを遡ってチベットに入っていった方で、「雲南・カイラス 4000キロ」(平河出版社)などの旅行記や写真集「玄奘の道・シルクロード」(東方出版)などがあります。
 ちなみに「索県 チベット」で検索かけると、こんなサイトが一番上に出てきました。2004年9月17日付のこんな記事(珠玲さんの「中国内外チベット関連消息」)もあります。豊かな実りや美しい風景の裏側にはいろいろな問題を孕んだ地域といえそうです。
 「サンデー毎日」(10月24日号)のほうは、巻頭グラビアで「特集/建設進むチベット鉄道――世界の屋根を越えて運ぶものは 」。写真と文は小川康博さん。
 小林さんも写真家で、2000年に平凡社の「太陽賞」を受賞した方のような(ちゃんと確認せず書いてます)。青蔵鉄路の工事現場で、出稼ぎの漢族労働者の話を紹介していました。給料は1カ月700元だそうです。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2004.10.11

「裏ルンタ通信」完成

 10~11日と1泊2日で関西へ。
 ルンタ・プロジェクト関係者数人に手伝っていただき、ずっと懸案になっていた「裏ルンタ通信」の印刷と今年6月以降の会計処理。裏ルンタ通信は2000年8月以来実に4年ぶりの復刊。当初のおちゃらけた調子はなくなりました(私も当時は若かったしな^^;)。
 自分1人でやるのが無理としても、そろそろ地元群馬で印刷と帳合いを手伝ってくれるオトモダチができてないといけないんですが、これがなかなか。オトモダチ作ろうという下心もあってイベント開いたのになぁ、なかなか次につながらないというか。自分が忙しいせいもあるんだろうけど。つい「どうなってる? 大丈夫?」と声を掛けてくれる関西メンバーに甘えてしまってこういう事態になってます。
 それにしても今回はけっこうアクシデントに見舞われました。ご親戚に突然の不幸があったK嬢が弔事で動けなくなり、私も版下製作に追われて助っ人の呼びかけまで手が回らず、あげくに台風。「××さんや○○さんにも声を掛けて(あわよくば手伝って貰って)10日の夜はインド料理でも食べよう」という話は出ていたのに声を掛ける人がいないので企画倒れとなり、いつもご迷惑かけてるMさんKさんが馬車馬のように働いてくださいました(申し訳ない)。
 救いの神はWWさんご夫妻。海外赴任中のWWさんから「いま一時帰国してるけど関西に来るの?」と連絡があり、「関西にはいるけどルンタ作業が終わらなくて身動き取れない」と泣きついたら、たった10日間の一時帰国中のご夫妻の貴重な休日を潰して、神戸シュークリームとともに大津まで来て下さり、ルンタ通信の帳合い作業をしてくださいました(涙)。
 それでも発送作業までは辿り着けず、「後はこっちでまた集まるから」というMさんKさんのお言葉に甘え、後を託して群馬に戻ってきました。それぞれの仕事の都合を合わせてくださっての作業となるので、発送完了は10月末になると思います。ありがとうございます。
 通信も急いで作ったので、ルンタの活動についての挨拶とイベント「群馬チベット交流秘史」報告、9月のダラムサラ訪問記をまとめるので精一杯。なんかもうちょっと書くべきことがあった気もするんだけど、いまさら気付いても遅いので考えないことにします。
 私のほうの残りの作業は、群馬イベントの報告資料(新聞切り抜き)印刷とイベント参加者への発送、Web版裏ルンタ通信のアップか。前橋の頼みの綱Mさんに連絡したところ、体調を崩して寝込んでいるとのこと。10月後半は私も週末出勤が多くて休日が合わず、やっぱりひとりでやるしか、と腹をくくる。Web更新だってテキストができてるんだからちょっと頑張ればちゃっちゃとできるはずなんですが、その「ちょっと頑張る」が難しいんだ、私……。

| | Comments (1) | TrackBack (0)

2004.10.10

ブータン王妃来日

「GNHを社会指針に」 来日のブータン王妃が講演--下京区 /京都

 ブータンのドルジ・ワンモ・ワンチュク王妃(49)の講演会が7日、下京区であった。同王妃が著作出版に合わせ来日中で、佛教大アジア宗教文化情報研究所が講演に招いた。
 ブータンは人口約65万人でチベットとインドに挟まれ、75%は密教系の仏教徒で、残る25%が主にヒンドゥー教徒。同王妃は「ブータンでは国家が『檀家』として僧院を維持し、仏教が国教として機能している」と説明。「在家信者の家には必ず仏間があり、早朝に香木の葉を燃やすなど日々勤めを行う」と述べ、肉食を禁じるなどの教えを厳密に守る難しさは認めつつ、仏教と生活との深いかかわりを指摘した。
 一方、経済グローバル化について「技術革新や世界市場化は私たちの欲望と消費をあおり、快楽におぼれさせている。仏教徒として何が倫理的で本当の幸せかを考えるべきだ。GNP(国民総生産)でなくGNH(国民総幸福量)を社会の指針に」と訴えた。【野上哲】
毎日新聞 2004年10月9日

国の近代化と仏教の役割めぐり講演 来日のブータン王妃
 ブータン王国のドルジ・ワンモ・ワンチュック王妃(49)が7日、佛教大四条センター(京都市下京区)で講演、ブータンの近代化における仏教の役割について語った。
 日本での自著刊行にあわせて来日した王妃を、佛大アジア宗教文化情報研究所(所長・中井真孝学長、右京区)の施設開設を記念して招いた。
 ブータンは過半数が仏教徒で、国家も仏教を強く支援している。王妃は「ブータンは民主的な憲法を起草中だが、仏教儀式や僧職者を政府から分離することと、倫理面を分析、監視する仏教を近代化から分離することとは異なる」と強調した。
 さらに「仏教の活力と将来は、仏教の理想をどのようにして社会の進む方向に反映させることができるかにかかっている」とし、「市場にとっては売り上げをのばすことが唯一の道だが、仏教徒として本当の幸せをもたらすものなのかどうか考えなければいけない」と指標としての経済成長をきっぱりと否定した。

 王妃が単独来日しておられたようです。著書PRというのも政治的っぽくなくてまた良いかと。籠の中に入ってるようなどこぞの皇太子妃にもこのくらいの自己実現の自由があったらいいんじゃないかと思いますがどんなもんでしょうか。
 そういや誰かと雑談していて
「しばらく海外旅行でもすればゼッタイ気も晴れると思うんだけどなー。ベトナムのリゾートとかどうよ」
「どこに行くかが難しいんじゃないの、王制のあるところじゃないと“王室外交”の名目が立たないとかさ。ベトナムは社会主義国だし無理だよたぶん。二男坊がよくタイ行ってるのは、距離的にも治安的にも国家制度的にも都合のいい場所見つけたと思うよ」
「王制か…。カンボジア…は治安悪そうだし暑そうだし、ネパール…は今治安が問題だし。シッキムには元王家が残ってるかもだけど」
「なんでアジアオンリーなんだよ(笑) 王制でアジアで治安がまずまずってブータンくらいかな」
「あーそれだ、ブータンいいよブータン。英語も公用語だし山もきれいだし」
という結論になったことがありました。(←どんな結論だよ)
 引っかかってきた記事にはどんな本を出版したかの記述がなく、京都新聞電子版を探してもなかったのですが、検索してみたところ「ブータン・チベット仏教文化叢書1『虹と雲――王妃の父が生きたブータン現代史』」(平河出版社/ドルジ・ワンモ・ワンチュック<現ブータン王妃>著、鈴木佐知子・武田真理子共訳)のようです。予価5500円(うわっ!)だそうですが。

| | Comments (3) | TrackBack (0)

2004.10.09

台風&気になるCM

 台風が近づいているので関西行きを1日延期。
 実際には持って行かないといけないモノも完全には仕上がっていない。自転車操業だあ。 
image_barbar.jpg
 ところで、つけっぱなしのテレビから聞こえてきた音に、「えっ、チベット語!?」とびっくり。TV画面に振り向いたら永瀬正敏が写っていた。サントリーのCMらしいんだけど(画像はリンク先のサイトから貰ってきました、すいません。CMもWebでチェックできます)、何に反応したかって、最後のエコー部分が「ra la sha sa」(←チベット文字表の発音練習の7列目)って聞こえたんだ……。
 いいかげん末期症状だろう、自分。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2004.10.05

河口慧海:100年前、チベット初入国 峠を越えルート探せ--日本山岳会関西支部

河口慧海:100年前、チベット初入国 峠を越えルート探せ--日本山岳会関西支部

 ◇仏教原典求めた僧
 日本人で初めてチベットに密入国した僧、河口慧海(えかい)(1866~1945)が、約百年前に仏教の原典を求めてネパール・チベット国境の峠越えをしたルートを解明しようと、日本山岳会関西支部が現地調査を進めている。断崖(だんがい)絶壁と標高5000メートル級のヒマラヤ山岳地帯が仏教学者の研究を阻んできた謎のルートだけに、山男らの挑戦に注目が集まっている。
 慧海は京都府宇治市の黄檗(おうばく)宗大本山・萬福(まんぷく)寺で修行し、梵語(ぼんご)(サンスクリット語)原典やチベット語訳を入手しようと1897年に単独で出国。インドやネパールで現地語を学んだ後、1900年に禁を犯し越境、チベットの中心都市・ラサで3年間学んだ。
 帰国後、「西蔵(チベット)旅行記」(大阪毎日新聞で139回連載)を執筆。しかし、密入国を助けたチベット人は処刑された時代で、協力者を守るためか、国境越えに関しては村や世話になった人名を記さず、日本の仏教学者が人里まで調査したが、奥地は山岳のため調査は未着手だった。
 今回は同志社大山岳部OBでチベット登山の経験を持つ和田豊司隊長(58)=名古屋市北区=ら2人が、支部派遣の登山隊と連携し8月から調査に入った。連絡によると、「旅行記」にあるネパール北西部の山岳寺院「シェー・ゴンパ」付近の峠に到達。一度下山してチベットに入国し直し、ヒマラヤ北面から国境越えルート特定を試みているという。
 和田隊長は「現地を歩き、慧海の記録の正確さに驚く」と報告しており、慧海が峠を越えて訪れた岩山の寺院「白岩窟(はくがんくつ)」の場所を探るなど、11月までチベット仏教の聖地「カイラス山」(6714メートル)に至る足跡を確定させる予定だ。【丹野恒一】
毎日新聞 2004年10月5日 大阪朝刊

| | Comments (0) | TrackBack (2)

2004.10.04

China Police Shoot Tibetan Monk

チベット関連ニュースのトピックをいくつか。
 中国警察、不満を申し立てたチベット人僧侶を銃撃(ロイター 04.10.02) ←ロイター伝和訳あり
 中国人警官がチベット人僧侶を射殺 ←チベ式
 元記事はロイターの配信記事↓
 China Police Shoot Tibetan Monk After Complaint ←原文、英語
 <うらるんた試訳>
 【ロイター北京2日】 米ラジオ放送によると、中国西部で、拘留中に暴行を受けたとしてチベット人僧侶らが医療費の支払いを要求した際、僧院長が警察官に射殺された。
 米議会の東アジア向け短波放送局「自由アジア放送(Radio Free Asia)」は、殺害は9月14日、チベット人僧侶らが青海省Darlag(達日)県の公安局を訪れた直後に起きた、と伝えた。ほかに数人の僧侶が負傷したとの未確認情報もあるという。 達日県を管轄するGolog(果洛:ゴロク)チベット族自治州の警察職員は「その事件については土曜日(2日)に聞いたが、報じられた内容は正確ではない」と述べた。「警察側と群衆側のどちらに間違いがあったのかまだ明らかになっていない」。警察官が僧侶を射殺したかどうかについても「捜査中」として真偽を明らかにしなかった。
 一方、現場となった公安局付近の飲食店従業員は「事件について聞いている」という。「事件があったのは確か。僧侶が殺された」と言い、匿名を条件に「警察官が僧侶を撃った」と明言した。
 また、自由アジア放送によると、殺害された僧侶は、Machen(マチェン:青海省果洛チベット族自治州瑪沁県)にある四川・甘粛省境に近いGolok Topden(ゴロク・トゥプテン)僧院のSheTse(シェツェ)僧院長だという。
 同放送はまた、近隣地域から警官が派遣され、チベット人の代表者と宗教指導者が平静になるようアピールした、とも報じた。地域住民に対し、計画された抗議活動を延期または取りやめるよう依頼した」という。
 (以下は1950年代以降のチベット問題に関する記述なので割愛)

BEIJING (Reuters) - The head of a Tibetan monastery has been shot dead by a policeman in western China after he and other monks demanded payment for medical treatment after they said they were beaten in custody, a U.S. broadcaster said.
Radio Free Asia said the shooting took place on Sept. 14 after a group of monks went to the police station in Darlag county in Qinghai province, part of a greater Tibet region divided into administrative districts by Beijing to curb unrest.
Several monks were wounded, it said, quoting unidentified sources.
A police officer from the Golog Tibetan Autonomous Prefecture, which has jurisdiction over the county where the shooting took place, said Saturday he knew of the incident but that it did not happen exactly as the radio station had reported.
"It is still not clear if it was a police mistake or the crowd's mistake," the officer said. "It is under investigation."
He declined to confirm that a police officer had shot dead a monk.
A worker at a restaurant near the police station where the shooting took place said he had heard about the incident.
"This event happened. It is correct. A monk was killed," said the restaurant worker, who declined to give his name. He said a police officer had shot the monk.
The monk was identified as She Tse, head of the Golok Topden Monastery in Machen county near the border with the provinces of Sichuan and Gansu, Radio Free Asia said.
Police reinforcements were brought in from neighboring townships, and Tibetan civic and religious leaders appealed for calm, the broadcaster said. They also asked local people to cancel or postpone planned protests, it said.
Beijing imposed Communist rule on Tibet after its troops entered the Himalayas region in 1950. Its rule over the "land of snows" has led to resentment among many Tibetans, who want independence or more autonomy.
The Dalai Lama, Tibet's spiritual leader, fled in 1959 after an abortive uprising and has lived in India ever since.
Many Tibetans live in provinces and regions, such as Qinghai and Sichuan, neighboring the Tibet Autonomous Region.
© Reuters 2004. All Rights Reserved.

 米短波ラジオの内容をロイターが「北京発」として伝えているのがすごいなぁと驚きましたが、北京で米短波放送もフォローしてるんでしょうね。そういえば、ダラムサラのチベット人たちはRFAやVOT(Voice of TIBET)を実に熱心によく聞いていました。放送局に電話を掛けて自分の意見を言うコーナーなんかもあって(フリーダイヤルでつながるらしい)、本土から掛かってくることもあるそうです。
 現時点でソースはRFAのみのようです。
 ダライ・ラマ法王日本代表部事務所は「今のところ亡命政府からの情報はありません」とのこと。TCHRD(チベット民主人権センター)からも情報は流れてきていません。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

甘粛省で交通事故、17人死亡

甘粛4日内発生两起特大交通事故 共造成17人死亡

新華网蘭州10月3日電(記者 王衡) 記者者从甘粛省安全生産監督管理局奨悉,10月3日8時10分,甘粛省武威市天祝藏族自治州境内発生一起特大交通事故,造成12人死亡,3人重傷。此前9月30日晩6時,甘粛省甘南藏族自治州卓尼県境内也発生一起特大交通事故,造成5人死亡,4人失踪。两起特大交通事故共造成17人死亡、4人失踪、3人重傷。
据甘粛省安全生産監督管理局局長王建中介紹,10月3日発生的事故地点位于国道312線2350公里加970米処,初歩査明系甘粛永登県一農民開的无牌号机動三輪汽車与陜西省咸阳市一両重型半挂車刮撞導致,当時三輪車上有15名人員。
王建中還介紹話,此前9月30日甘南藏族自治州発生的事故為一両吉普車从20多米高的懸崖上翻入洮河。由于当時天色已晩,因此直到10月1日早上8時許該事故才被当地一村民発現。
“9·30”特大交通事故接報后,卓尼県有関部門立即開展了搜救工作,甘粛省公安庁交警総隊和省安監局有関人員也随后赶赴現場,目前正在組織当地群众在周囲的山沟、河道搜導失踪人員。(完)
 <うらるんた試訳>
 【蘭州(中国)3日=新華網】 甘粛省安全生産監督局によると、10月3日午前8時10分ごろ、甘粛省武威市天祝チベット族自治州内で起きた交通事故により、12人が死亡、3人が重傷を負った。これより前の9月30日午後6時には、甘粛省甘南チベット族自治州卓尼県でやはり交通事故が起き、5人が死亡、4人が行方不明となっている。(後略)

 どこを探しても日本語のソースが見つからなかったので中国語で失礼。
 仕事中、車で走っていて、ラジオでこのニュースを聞いたのよ。「中国の甘粛省でバスが転落、17人が死亡」という内容だったから、2つの事故が一つにまとまっちゃってたみたいだけど、たぶん同じ事故を指してるんだろうと思う。
 ラジオのニュースでは「中国では10月1日から大型連休が始まっており、田舎へ帰省する学生が多く乗っていたとみられています」と言っていて、甘粛の田舎に帰省って聞いた瞬間、うわっ、チベット人じゃないの、と半ば確信。ネットで検索したらやっぱり現場は蔵族自治州で、中国語の記事には誰が亡くなったとか学生かどうかは載ってないし「三輪機動車に15人が載っていた」なんて記述もあってバスではなさそうなんだけど、でもなんだかやっぱりチベット人のような気がしてならない。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

西蔵仏教の活仏、貢唐倉6世の転生を確認

西蔵仏教の活仏、貢唐倉6世の転生を確認 甘粛

転生が信じられている西蔵(チベット)仏教の活仏(生き仏)の1人、「貢唐倉」の生まれ変わりとされる子供の誕生が発表された。甘粛省仏教協会の転生担当部門はこのほど、貢唐倉の転生を確認するための活動の第5回会議を開催。活仏の1人である嘉木様(甘粛省仏教協会会長)が提出した報告書に基づき、貢唐倉の転生が確認している。
活仏・嘉木様は今年4月21日、拉卜楞寺医学院にある活仏・拉考倉の霊塔殿で行った儀式で、貢唐倉6世がすでに転生していること予測。生まれ変わりとされる子供の干支は辰・巳・馬のいずれかである可能性が高く、さらに確認を進める必要があるとした。同協会副会長を務める活仏・徳哇倉(転生担当部門代表)など協会の一部構成員、拉卜楞寺の活仏らの一部、僧侶が同儀式に参加している。
貢唐倉6世の転生確認作業は現在、順調に進んでいる。(編集SN)
「人民網日本語版」2004年9月30日

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2004.10.02

裏ルンタせっぱ詰まってます

 チベット(ルンタ)関係のいろんな業務が停滞中。
 延び延びになってる活動報告、ダラムサラ行って現地の様子を訪ねてきたこの時期にえいっとやらないとずるずる遅れていくし、そもそも7月の講演会の後処理(MASSさんが立て替え払いしている分)もちゃんと終わってない。活動報告作るなら講演会の分もまとめて作って、会員と参加者に同じものを送ってしまえばいいわけだ、などと考えたり。サイトも一緒に更新すればいいし……私がするんだけど。
 里親さんからルンタの里子への「誕生祝」が振り込まれていて、それを現地で渡したので写真と一緒に送って、とか、グチュスムへの支援金を振り込んでくれた人にもグチュスムからの領収書を、とか、「領収書を下さい」とメールで連絡下さった方など個別処理が必要なもろもろの作業も山積。
 ダラムサラでは、自立のためにシルクスクリーン製作を始めたチベット人から25枚くらいTシャツを買ったので、それもただ抱えていては仕方ないのでネット販売したいんだけど、体勢を整えないと(部屋を片づけるとか[笑])対応に手が回らなくなるのは目に見えている。グチュスムでは他にチュバ(チベット服)も買ったので、今後定番商品として販売が可能になるかどうか、試験的にウンジュ(ブラウス)とパンデン(エプロン)と組み合わせたセットにして、買い手がつくかどうか試してみたい。サイズもアバウトなので実測しないといけないし。MASSさんの人形を借りて撮影会してネットに出して……と、楽しい企画はいくらでも思いつくんだけどやる暇がない。htmlファイルを加工する暇もないんだから末期症状。
 チベット関係では、今栃木に旧いチベ友が滞在中とのことで、当地にはチベット人の知り合いもいるし実家も近いし会いに行きたいなあ、なんても思うが休みがない。来週にはチベットだそうで、いいなあ。デリー空港で会った謎の亡命チベタンも東京にいると思うから訪ねてみたいんだけどなあ。
 そんなこんなで連休には京都へ行って友人知人の力を借りるべく準備中なんだけど(特に会計処理)、そうなればなったでそれまでに通信つくって領収書まとめてオモテの仕事を片づける作業も必要になるわけで、……群馬のチベット関係者にも呼びかけて一度茶話会兼報告兼今後の打ち合わせみたいなのもやりたいんだけど、それにも根回しと準備が(以下略)。やりたいことを数えたらきりがないです本当に。やりたいことがある、というのは幸せなのかもしれませんが。
 本来、今日(2日)はTSNJ(日本のチベット支援組織ネットワーク)の定例会議で、オフィス新代表の挨拶もあるらしく、なんとか参加したかったんだけど、仕事のやりくりができず如何ともできず。TSNJについては年に1度の人権集会を企画するだけの単なる親睦組織程度に思っていたけど、亡命政府側は支援組織(NGO、NPO)の公的な窓口として重んじてくれているようで、しかしほとんどの組織は専業スタッフなんていなくて私みたいに仕事を別に持っている人たちが動かしているから難しいんだよなあ。まとめ役は回り持ちなので、いずれ数年後にはルンタにも幹事や会計が回ってくる。うおー不安。
 そして抱えている大きな懸案事項はもうひとつ。先日知らない人(向こうは私を知ってるらしい)からメールもらい、今日もチベットの友人から電話があった。自分には何の力もないんだよ、そんな力はないんだよ……と落ち込みつつ、助けてくれた友人の好意を無にしちゃいけないし、期待を裏切らないよう精一杯やってみよう、やっぱり安易な方法じゃなくて最善を尽くそう、と改めて思った。……やれるかなぁ(泣き言)。
 (今日の「怪しいチベット」)
1002.JPG ←チベねた……かどうかは微妙ですが、某アニメの最終回見てたら流れた劇場版の予告サブタイトル。いったい何をしようというんだ……ナチス絡みですか!?(^_^;

| | Comments (2) | TrackBack (0)

« September 2004 | Main | November 2004 »