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2004.10.10

ブータン王妃来日

「GNHを社会指針に」 来日のブータン王妃が講演--下京区 /京都

 ブータンのドルジ・ワンモ・ワンチュク王妃(49)の講演会が7日、下京区であった。同王妃が著作出版に合わせ来日中で、佛教大アジア宗教文化情報研究所が講演に招いた。
 ブータンは人口約65万人でチベットとインドに挟まれ、75%は密教系の仏教徒で、残る25%が主にヒンドゥー教徒。同王妃は「ブータンでは国家が『檀家』として僧院を維持し、仏教が国教として機能している」と説明。「在家信者の家には必ず仏間があり、早朝に香木の葉を燃やすなど日々勤めを行う」と述べ、肉食を禁じるなどの教えを厳密に守る難しさは認めつつ、仏教と生活との深いかかわりを指摘した。
 一方、経済グローバル化について「技術革新や世界市場化は私たちの欲望と消費をあおり、快楽におぼれさせている。仏教徒として何が倫理的で本当の幸せかを考えるべきだ。GNP(国民総生産)でなくGNH(国民総幸福量)を社会の指針に」と訴えた。【野上哲】
毎日新聞 2004年10月9日

国の近代化と仏教の役割めぐり講演 来日のブータン王妃
 ブータン王国のドルジ・ワンモ・ワンチュック王妃(49)が7日、佛教大四条センター(京都市下京区)で講演、ブータンの近代化における仏教の役割について語った。
 日本での自著刊行にあわせて来日した王妃を、佛大アジア宗教文化情報研究所(所長・中井真孝学長、右京区)の施設開設を記念して招いた。
 ブータンは過半数が仏教徒で、国家も仏教を強く支援している。王妃は「ブータンは民主的な憲法を起草中だが、仏教儀式や僧職者を政府から分離することと、倫理面を分析、監視する仏教を近代化から分離することとは異なる」と強調した。
 さらに「仏教の活力と将来は、仏教の理想をどのようにして社会の進む方向に反映させることができるかにかかっている」とし、「市場にとっては売り上げをのばすことが唯一の道だが、仏教徒として本当の幸せをもたらすものなのかどうか考えなければいけない」と指標としての経済成長をきっぱりと否定した。

 王妃が単独来日しておられたようです。著書PRというのも政治的っぽくなくてまた良いかと。籠の中に入ってるようなどこぞの皇太子妃にもこのくらいの自己実現の自由があったらいいんじゃないかと思いますがどんなもんでしょうか。
 そういや誰かと雑談していて
「しばらく海外旅行でもすればゼッタイ気も晴れると思うんだけどなー。ベトナムのリゾートとかどうよ」
「どこに行くかが難しいんじゃないの、王制のあるところじゃないと“王室外交”の名目が立たないとかさ。ベトナムは社会主義国だし無理だよたぶん。二男坊がよくタイ行ってるのは、距離的にも治安的にも国家制度的にも都合のいい場所見つけたと思うよ」
「王制か…。カンボジア…は治安悪そうだし暑そうだし、ネパール…は今治安が問題だし。シッキムには元王家が残ってるかもだけど」
「なんでアジアオンリーなんだよ(笑) 王制でアジアで治安がまずまずってブータンくらいかな」
「あーそれだ、ブータンいいよブータン。英語も公用語だし山もきれいだし」
という結論になったことがありました。(←どんな結論だよ)
 引っかかってきた記事にはどんな本を出版したかの記述がなく、京都新聞電子版を探してもなかったのですが、検索してみたところ「ブータン・チベット仏教文化叢書1『虹と雲――王妃の父が生きたブータン現代史』」(平河出版社/ドルジ・ワンモ・ワンチュック<現ブータン王妃>著、鈴木佐知子・武田真理子共訳)のようです。予価5500円(うわっ!)だそうですが。

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Comments

旦那さんの方は既に行ってました。
外務省のサイトのブータンのところ。

日本との関係
(2) 1987年3月には、徳仁親王殿下(当時、現皇太子殿下)がブータンを訪問され、ブータン官民の大歓迎を受けた。

http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/bhutan/kankei.html

Posted by: あさだ | 2004.10.14 at 10:07 AM

>あさださん
 合計たった2回、長男と二男1回ずつしか行ってないんですね。外貨強制両替がネックだったのかしら(←違) もっと交流があるようなイメージを持っていました。Go Go ブータン!
> 1989年2月の大喪の礼及び1990年11月の即位の礼に
> 際して元首たるワンチュク国王が訪日したこと
 ワンチュク王の私の記憶ってたぶんこの辺り(当時チベットはまりたてホヤホヤ)。何より民族衣装が新鮮で若くてイケメン! 葬式参列者のなかでもひときわ輝いてました。旅行仲間との飲み会で「若いし格好いい!うちんとことは大違い!!」「独身なのかしら」と盛り上がったものでした。

Posted by: うらるんた | 2004.10.14 at 06:32 PM

私、ご縁がありまして、お会いしてきました。
本当に、フレンドリーで母娘ともども上品で美人でした。
さらにダショー西岡夫人の里子さんもいました。

Posted by: なかむら | 2004.10.18 at 03:54 PM

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