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2004.11.15

ネットサーフィン

 トラックバックを辿って知人のブログへ行き、そこのコメントやトラックバックを辿ってブログのサーフィン。
 関連事項が連鎖するのでなかなか楽しいです。
 そこで辿っていった「ヤスキンガム宮殿」。旅好きの大学生(たぶん)が素直にみずみずしい日々の感想をつづっているなかなか好感の持てるBlogで、プロフィルをみると同郷人ということもあり、へぇーへぇーと過去ログを漁っていたのですが、「旅の途中で・・・。」(2004年11月15日)には「うん?」。

 そのうちの3月頃に訪れたシルクロードの途中にある、トルファンという中東の少し大きい都市を訪れたときのことです。
 町の中心などは発展していたのですが、バスに乗って山間部の村を訪れてみると、隣国のカザフスタンやタジキスタンに近いということもあって、アメリカの空爆の傷跡が所々に見てとれました。。。

 クンジュラブを無理矢理越えてアフガニスタンに入ったならともかく(密出国としてもそんなルートあるんかな?)、中国のシルクロード、とあるから、トルファンは間違いなく吐魯蕃(中国語表記)のことで、だとしたら、どう考えてもこれはありえない(^^;)。アメリカが中国領内を空爆、なんてことが事実だったら、目も当てられない事態が起きてますがな今頃……99年のユーゴスラビア空爆でアメリカ空軍が中国領事館を誤爆した時にもあれだけの反米抗議活動(政府黙認)が起きたんですから……。
 とまあ時としてそういう「ええっ」という解釈もあったりするわけですが、気になるのは、じゃあ彼はいったい何を見て「米軍の空爆だ」と思ったのか、ということ。
 歴史の流れの中ムスリムに顔を塗りつぶされた古代の仏教壁画か、あるいはそれらをさらに破壊し尽くした文化大革命の傷跡か、とも思ったのですが、同行の女性がショックで泣き崩れるほど荒廃した病院や学校、あふれる物乞い、片足を失った子どもたち……という文脈にはどうもあてはまらない。
 彼はトルファンでいったい何を見たのでしょうか。
 言うまでもなく、ウイグル自治区は「東トルキスタンイスラム運動」が独立を目指している地域。中国政府は東トルキスタン支持派をアルカイダと関連するテロリスト団体と喧伝、9・11後にいち早くアメリカの掲げる「テロとの戦い」を支持して、アルカイダ掃討を錦の御旗にウイグル地域への締め付けを厳しくしているわけですが……もしかして、中国政府による武力弾圧や民族粛正が実際に……!? ((((ガクガク)))
 なんだか謎めいていて怖くなってきました。

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Comments

想像するとこわいっすね~

最近日本の大メディアでもようやく、中国の民族同化政策(って言っていいのかな?)について批判的な目線で紹介されるようになりつつある、と個人的には感じているのですが、もっとこのあたり、広く知られるようなレベルの「常識」になってほしいなあ。

反日政策についても、このところようやく目にするようになったと思えるんだけど、わたしの無知でしょうか?

Posted by: わだ | 2004.12.10 at 02:48 PM

>わださん
 コメントどうもです! 知らない人のBlogの記述から勝手にいろいろ想像して1人ガクブル、というのは半分以上「陰謀論」めいてるので、そこ(私のガクブル)はツッコンで笑うところにしておいてください(^^;
 中国の民族同化政策(鄧小平の"中華民族論"に基づくのかな)、江沢民の反日愛国教育政策は昨今よく批判されるようになりました、確かに。ただまぁその批判が、日本人の自意識肥大を刺激する「ためにされる」ように思える時があってそれもイヤんだったり。
 中曽根康弘の「日本単一民族論」なんかもっとヒドかったと思うし、今現在も、実態として「日本人のような名前にしないと"帰化"しにくい」とか難民申請者の認定数が果てしなく低いとかその他さまざま、日本における日本人以外の住みにくさって中国における漢人以外の住みにくさを上回るような気がしないでもありません。もちろん「だから中国を批判できない」訳じゃないんで、これはこれ、それはそれで考えていかないとと思ってます。

Posted by: うらるんた | 2004.12.11 at 09:17 AM

「ヤスキンガム宮殿」の作者本人です。(本物)

"旅の途中で・・・"のブログは、ちょっと書いてるうちにテンション上がっちゃって、ニュースで見たこととかを勝手に引用して書いちゃいました。
本当にスイマセンでした。。m(_ _)m

でも、新疆ウイグル自治区に3月に一ヶ月間行ったときは、その貧困と未発達な教育・医療環境に対峙し、本当に一緒に行った同い年の女性は泣いてたんです。

今回はとりあえず、誤解を解きたいというのと、真実を伝えたいということもあり、書き込みさせて頂きました。。

うらるんたさんも自分と同じ栃木出身ということもあり、親近感を感じます。。

Posted by: ヤス | 2004.12.12 at 12:32 AM

 ヤスさん(作者ご本人さん)コメントありがとうございました。少数民族武力弾圧の衝撃の証言!(←私の妄想)というわけではなかったみたいですね(^^; ホッとしたような)。
 トルファンからバスで山間部へ……ってどの辺りへ向かったのかな、鄯善か、交河故城か、ベゼクリクかキジルか、まさか南下してロプノール方面へ!? ロプノール方面には核実験場があるみたいですから気をつけて(って、シャレになりませんね、ごめんなさい)……などと想像しながら読んでいました。決して揚げ足を取るつもりでのトラバではないのでどうぞお許しを。
 そしてどうぞこれからも良い旅を!

Posted by: うらるんた | 2004.12.14 at 03:02 AM

今日の朝5時に西日本・四国周遊の一人旅から帰ってきました。。

トルファンは交河故城とベゼクリクの壁画、そして西遊記の舞台にもなった火焔山にも登りましたよ!!

うらるんたさんは大学2年の時に行かれたそうですが、実は自分も今3年で、トルファンに行った3月の時はまだ2年でしたよ!!

チベットについて詳しいそうですね。。自分も9月にチベットに行ったので、色々お話聞かせて頂けると嬉しいです!!

Posted by: ヤス | 2004.12.16 at 01:13 PM

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