NHKドラマでチベット
「チベットの砂曼荼羅をご存知ですか」
うおぅ~びっくりした。職場のテレビからそんなことを言われるとは思わなかった。
NHKのドラマ「アイ’ムホーム 遙かなる家路」。
(右の画像はドラマとは関係ない画像。作り終えた砂曼荼羅を壊しているところ、だと思う。デモンストレーションっぽいですな。検索したら出てきたよくわからない英語サイトから拾ってきました、ごめんなさい)
なんかよく分からないけど時任三郎がカウンセリングを受けていて、その医者(知らない役者)が自分で描いたとゆう砂曼荼羅(ガラスケース入り)を見せて、「砂曼荼羅はこの世の儚さ、人生の儚さをあらわしているのだそうです」などと無常を語っていた。「それは先生が?」「チベットで教えてもらいました。時々自分で描いています」なんて会話があったような気がする。やや間があって、医者がいきなりガラスケースをひっくり返し、5色の砂がざあああっと流れ落ちて(ガラスケースの中に入っているのでテーブルは汚れない)、色が混じり合わさってただの灰色の砂だまりになった。
うーむしかし「チベット」という言葉の響きのもつ影響は誠にすごいもので、それまで、明日までにとうてい片付きそうにない仕事のこととか、私が上司と話していた話題に横からキレて割り込んだ(と私には思えた)同僚に言われたこととか、じゃあどうしたら良かったんだろう、自分自身は今日は目の前の仕事で手一杯でそこまで気を回す余裕がなかったしそもそもどうでもいい事と思っていたけれど、本来は私がそこまで気を配るべきだったんだろうか、私が悪いんだろうか? ――などとあれこれ考えていたものが、フッと抜けてしまった。そう。日々の仕事なんて、描いては崩し描いては崩す砂曼荼羅みたいなもの。既に崩した砂曼荼羅は取り戻せないし、他人の怒りは他人のもので、私が介入できる感情ではない。……いやまぁこんなんはここに書くことではないけど。
ドラマの話に戻ると、砂曼荼羅のシーンが終わった後も、何かよくわからないけどネパールネパール言っている。時任三郎がネパールに赴任することになって、語感から受けた印象ではあまり行きたくないらしい(違っていたらすいません)。ネパールいいじゃん行けばいいのにネパール、私なら二つ返事で行くぞネパール、などと思いながら、仕事は家に持ち帰ることにする。あ~、砂曼荼羅ちょっと多すぎないか?

Comments
ネパール、わたしも二つ返事で行きます。
しかし「チベット」という単語が、日常生活のまったく予想していなかった瞬間に飛び込んでくると、たしかに足元すくわれるというか、いきなりあっちに持っていかれることってありますよね。
すごい力を持つ言葉だ。
それにしてもネパールいいじゃん。。
Posted by: わだ | 2004.12.16 at 02:41 PM