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2005.02.01

チベット難民の亡命ルートが危機

中国圧力? ダライ・ラマ亡命政府事務所に閉鎖通告

 中国圧力? ダライ・ラマ亡命政府事務所に閉鎖通告
 【バンコク=岩田智雄】カトマンズからの報道によると、ネパール政府は31日までに、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世の亡命政府(インド北部ダラムサラ)の代表事務所とチベット難民福祉事務所に対し、事務所の閉鎖を求めた。
 両事務所はダライ・ラマが1959年に亡命して以来、チベットからネパールやインドへ亡命する難民を支援してきた。ネパールには2万人以上のチベットからの亡命者が居住しているとされるが、ネパール当局は、両事務所に対し、未登録で活動しているとして閉鎖するよう通告した。
 中国はこれまでネパールに、「反中国活動を許容している」などとして両事務所の閉鎖を要求してきた。このため、カトマンズの亡命政府代表事務所は「閉鎖は中国の圧力によるものだ」と反発している。
 ネパール政府は昨年5月にも、チベットからの亡命者18人を初めて中国当局に引き渡しており、米英や欧州連合(EU)が非難した。
 最貧国の1つであるネパールには最近、国境を接する中国からの影響が強まっている。30日には、中国の支援でカトマンズにテレビ局の新庁舎が完成した。
 【2005/02/01 東京朝刊から】

 取り急ぎメモ。ネパールの亡命政府事務所が活動を禁じられることが、チベット難民にとってどんな意味を持つのかはあちこちで言及されています。「ネパールの空の下」内「けぇ がるね?日記」(1月28日付)同1月29日付「ネパール政府にとっての世界とは、インドと中国だけか?」などが詳しいです。
 こんなニュース(↓)もあって、ネパール大変そうです。
ネパールが非常事態宣言
ネパールが非常事態宣言
これは1日午前、ギャネンドラ国王が国営テレビを通じた国民向けの演説の中で明らかにしたものです。この中で国王は、これまでに内閣をはじめとする国内の政治家に国を建て直すチャンスを与えたが、活動が活発化している反政府武装勢力から国民を守ることができなかったと批判しました。その上で国王は、デウバ首相が率いる内閣の閣僚全員を解任するとともに「3年以内にネパールに平和と民主主義を確立する」と述べ、自らが国政を執り行うと発表しました。これにあわせた形でネパール政府は、1日、国営テレビを通じて、非常事態を宣言しています。ネパールでは、1990年に民主化が行なわれ、国王親政から政党を中心とする政治体制に移行しました。しかしその後、反政府武装勢力の活動が活発化したことなどから2002年10月、国王が一方的に首相を解任するなど政治への関与を強め、政党などから批判が出ていました。ネパール国内では今回の措置の発表で国王に対する反発がいっそう強まるものと見られ、今後混乱が生じることが懸念されています。
02/01 18:56


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Comments

お久しぶりです。
去年の8月でもマオイストの人たちが通行税(人頭税)をUS$200を外人には課していたそうでし、ネパール人でも02000ルピー(why zero headding?)。
これは大阪山の会「学術登山隊』の情報です。アドレスは「大阪山の会」で検索し、8月22日のお話。URLが貼付けられない、うん?

Posted by: 酔鬼 | 2005.02.02 at 11:44 PM

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