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2005.03.06

河口慧海の越境ルート

ekaimap河口慧海の越境ルート解明
 チベット旅行の日記から

 日本人として初めてチベットに潜入した僧侶、河口慧海(1866-1945年)の日記の解読を終えた研究者らは5日、大阪市内で開かれたシンポジウムで、これまで謎に包まれてきた越境ルートを明らかにした。
 昨年秋、慧海の著作「西蔵旅行記」の基になった日記が見つかり、研究者や山岳関係者が内容を読み進め、ネパールのツァルカからチベットのネーユまで(約300キロ)は、当時よく使われていたクン・ラ峠(5、411メートル)を越えるルートだったと特定した。
 日記の記述では、ツァルカを1900(明治33)年6月22日に出発、7月4日にネーユに到着した。
 西蔵旅行記の記述から、慧海は一人で歩いて越境したとみられていたが、日記では牛の一種、ヤクに荷物を載せていたらしい。現地の人が同行した可能性もあるという。
(共同通信) - 3月5日20時6分更新※共同通信のサイトには掲載されなかったか消えてしまっているみたいなのでリンクはYahoo! Newsへはってます

 ちべ者さんの「河口慧海の道」(大阪)で紹介されていたイベントで公表された内容かと。
 「ツァルカ」「ネーユ」「クン・ラ」……どのへん? 地図を探してみようっと(見つかったらアップします)。
 上の画像の地図は明治37年発行の「西蔵旅行記」(河口慧海)についていたものだそうで、「河口慧海越境峠説」からお借りしてきました。無断拝借すいません。このサイトすごいです。参考になります。
 (追記)
 こんな記事もありました;
 ヒマラヤ越え、ヤク使う--大阪
 日本人として初めてヒマラヤを越えて「チベット旅行記」を書いた僧、河口慧海(1866~1945)が、ネパール・チベットの国境越えの際に現地の動物「ヤク」を使っていたことが分かった。
 研究グループが、慧海の日記の黒塗りの部分から「ヤク」を意味する「〓牛(ぼうぎゅう)」という文字を解読。協力者のヤク使いを守るために塗りつぶしたらしい。専門家は「標高5000メートルを越える困難なルートを驚異的な速いペースで進むことが出来た謎が解明された」としている。
 慧海は大阪府堺市出身の僧。経典などを求めてチベットを訪れ、旅行記を大阪毎日新聞に連載した。
 毎日新聞 2005年3月7日 東京朝刊
 関西で3月1日に報じられたらしい「河口慧海:驚異的スピードの謎解明、ヤクで1日40キロ--『チベット旅行記』著者」(このリンクで大丈夫かな……元記事のジャンル分けが不明で、検索結果へのリンクになってます)を短くして東京本社管内に掲載された記事。ヤクよりもこの話のツボは踏破ルートだろー、と思うんですが、初報はシンポジウム前でもあり、そのへんの判断はよく分かりません。

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Comments

私は、1944年生まれの者ですが、確か小学校4~6年頃の国語の教科書で河口慧海のチベット行きの事を学んだ事がありました。当時は「えいかい」と習ったような気がしておりましたが、大人になって仕事も海外旅行の添乗員となってから、河口慧海の凄さをすごく身近に感じました。玄奘三蔵よりも偉大な僧侶だと思ってます。

Posted by: 野村雅夫 | 2005.08.31 at 05:47 PM

野村様
コメントありがとうございました。
かつては小学校の教科書に載るほどの有名人(というのは失礼な言い方ですが)だったのですね…河口慧海。恥ずかしながら私のほうは、チベットに旅行に行くようになってから先駆者として知った次第で…子供のころはまったく知りませんでした。
日本仏教会では、大蔵経の所有権で論争になったりとか(あれ、それは青木文教でしたっけ)、近代の方なだけにいろいろあると思いますが、(私は仏教分からないので)単に冒険者とか探求者とか旅行者としてだけでもすごい生き方だなあと思ってます…。

Posted by: うらるんた | 2005.09.03 at 03:37 AM

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