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2005.04.03

TSNJミーティング

  TSNJ(チベット支援ネットワーク)のミーティングで新宿へ。ネパール・カトマンドゥのチベット難民事務所の閉鎖問題について、チョペ・ペンジョル・ツェリン代表も出席して貞兼綾子さんの報告を聴く。TSNJ以外にも一般参加者数人。「99年にダラムサラで会いました」という人とも再会(でもよく覚えていませんでした……ごめんなさい)。
 「大使館は『あくまでもネパールの国内問題』というスタンスだった。日本はUNHCRの最大ドナーであり、UNHCRの活動が正しく行われているかどうかを確認する必要はあるはず」「ネパールが難民条約を批准していないために、逃れてくる難民の処遇が運任せになって、運が良ければインドへ行ける、運が悪ければ中国へ送還される、という事態はなんとかしなくてはいけない」「言論の自由も集会の自由もない、ネパール人自身も大変に人権を侵害された状態ではあるけれど、それはネパール人とネパール政府の問題ともいえる。チベット難民には自分で処遇改善を訴える術がなく、外国人が代弁していかないと現状が伝わらない。どちらが優先とかひどいということではない」
 個人的に難しいな、と思ったのは、ただでさえ情報の少ないネパール情勢で、さらにその奥を推測して行動しなければならないこと。表面化している事実だけ並べても意味がないし、根拠のない憶測に惑わされても実態から離れていく。この日集まっていたのはチベット支援者であってネパールウォッチャーではなく、ギャネンドラとかビレンドラとかディペンドラとかデウバ政権とかコイララ政権とか言われてもピンと来ない(すいません!)。
 「毛沢東主義者(マオイスト)の背後には中国がいるのでしょう」「いや、どちらかといえば親中国なのは現ネパール政権。クーデターに際しても中国政府に事前通告していたのでは。マオイストの背景に中国がいるとはちょっと思えない」「ではマオイストの背後にいるのは何だろう。マオイスト自身は原始共産主義者のようなもので資金力も組織力もあるとは思えない」「初期のマオイストは非常に統率され、教育を受けた知識層が理論的にリードしていた。銀行や警察署を襲って資金や武器の調達をしていた。現在は分裂して収拾がついていない状態と聞いている」「今回のネパール政変に関してネパールを支援しているNGOはどう動いているのだろう?」「NGO同士の横のつながりは薄いのでは?」「政治家を通じて外務省に動いてもらうわけにはいかないの?」「それじゃ鈴木宗男…」……なんて話題になって雲散霧消。現状報告とレポートを議員連盟に送って政治ルートに乗せようという話が出る。
 「もっと新聞や雑誌に出してもらって……」という話題にもなったけれど、こればかりは、待っていれば自動的にマスコミが出る、というもんじゃないし、働きかけるにもなんらかのプラスアルファ要素が必要だろうし。このへん上手く説明できませんが、政治にしろ何にしろ、物事を動かすにはある種のカラクリがあるよなあ、と思った次第。いったん動き出したら小さな歯車が大きな歯車を回しちゃって止められなくなることも往々なんですが……
 終了後はKIKUのKさんDNSJのNさんやお久しぶりのmmbjのNさんら7人でタイ料理。今年度(05年4月~)は役付団体(5団体)にルンタも入らなくてはならないらしく、えーっ順番回ってくるの早すぎませんか、とちょっと焦る。何か引き受けざるを得ないとしても、来年のほうが転勤して東京にいるかもしれないからマシか、地方勤務の今年のほうが仕事に余裕があるだろうからマシか、悩みどころ。

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