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April 2005

2005.04.29

「ルンタ」がみたい

 チベットをテーマにした騎馬オペラ「ジンガロ」が見たい~、と思いつつ既に4月も末。
 見たいよう、だって「ルンタ」(*)じゃん(>それだけだけど)。
 3月に一度計画したんだけどチケット買おうと思ったら休演日だったことが分かり中止。その後も先の予定が立てにくくて前売りチケットが買えず、知人の都合と合わせてGW中に1日だけ空きそう、ということになったんだけど、改めて確認してもらったら前売りはすべて完売、「当日券が若干出るが枚数までは分からない」らしい。「午後3時半から売り出される当日券に早い人は午前11時くらいから並んでいる」とのこと。ひえええっ。 どうしよう。ここは一つ、並ぶしかない……のか。
 (*ちなみに演題は「Loung-ta」、Lung-taとちょっとだけ綴りが違う。仏語発音なのかしら)

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2005.04.28

週刊新潮グラビアにチベット旗(?)

demo02 週刊新潮5月5・12日号モノクログラビアを眺めていて気になったモノ。
 「street 日本を、いじめるな!」と題したモノクログラビアで特集された「『もう我慢できない中国の横暴!』東京大デモ」。4月23日に新宿で開かれて、約300人が参加したらしいんだけど、その遠景写真。…うん?demo03画面に対して垂直だったり風にはためいていたりしてよく分からないんだけど、このへん(マウスで印つけたら小汚くなりましたごめんなさい→)はもしかしたら雪山獅子旗(チベット旗)じゃーないですかー? ああっカラーで掲載されてれば見間違いようもないのに!
 本文中にも

デモは「打倒・中華帝国主義」を掲げ、台湾独立やチベットの主権回復をも求めるという広がりを見せたのだった。
とあり、フリーチベットを掲げた人たちも確かにいたようです。チベット人が参加してたんでしょうか。それとも日本人のチベットサポーターかな?
 ここはやっぱ、「反日デモが広がらないよう中国当局はもっとしっかり取り締まれ!」なんて言っちゃうよりも(※)、チベ式にあるように
「反日デモが許されるならチベット人のデモだっていいはず!」
「非暴力デモをしただけで拘束されてるチベット人“政治犯”の釈放を!」
「漢族こそ歴史を正しく認識しろ! チベットが歴史的に漢族王朝の領土内に入ったことはない! 日本の歴史教科書を正せというのもいいがまず自分トコの間違った歴史教科書の訂正を!」

と言ってほしいトコロかと。頑張れチベタン!
 ※ 23日のこのデモがそう主張してる訳じゃないです(週刊新潮にはそうは書いてないです)。町村会談含めあちこちで「(デモ自体を)取り締まれ」と要請しているかのような論調があって、中国当局がネット規制を強めたことも「中国政府が沈静化図る」などと好意的に報じられてるっぽいのも見かけて「およよよ?」と思ったので。実態はどうあれ日本が民主主義のセンパイを自称するんなら、「非暴力平和的示威活動は言論の自由として基本的に保証されている人権だ」って言ってあげなくちゃ、ね? そんで日本料理店打ち壊し日系コンビニ略奪とか日本大使館投石は、もちろん中国大使館脅迫も中華学校器物損壊も、れっきとした犯罪行為です…法治国家としてやってくなら日本人も中国人もそこんとこ肝要かと個人的には思ったり

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2005.04.26

[来日関連?]リチャード・ギア対談記事

 チベ式とかちべ者で既に言及されているリチャード・ギア発言ですが「林真理子インタビュー リチャード・ギア」(週刊朝日)という広告をみかけたので読んでみました。
 スティーブン・セガールがトゥルク認定されている、とか、ブラピ(セブンイヤーズ・イン・チベット主演)がフリーチベットコンサートに参加した、とか、ハリウッド関連のチベット話にもいろいろあるわけですが、リチャード・ギアは筋金入りのホンモノで、ダラムサラのルンタ・ハウスに客として訪れてイベント鑑賞してたりします(びっくりだ)。
 そんで「週刊朝日」ですが、前半は「Shall We Dance?」(ハリウッドリメーク版)の宣伝をしてるんですが、

  このあいだの記者会見では、映画の話が終わったあと、司会者のマイクを持って、中国のことをおっしゃってましたよね。
ギア 中国への武器の輸出解除を、EUが検討していることに対する批判ですね(止まらない)
うぉぅ林真理子から振ってるぞ!
  中国とチベットの問題についても、いろいろ発言されてますよね。
うぉぅさらに振ってるぞ!
ギア チベットの人たちは何世紀にもわたってつらい目にあってきました。僕は彼らの味方です。彼らを守ります。
何世紀…? 清や明の時代に遡ってるのかしら。いや別にいいけど。その他印象に残ったのは
  あら、手首にお数珠
ギア チベットのお数珠です。僕の仏教の先生はチベットの人なんです
(チベットの数珠を手首につけてるらしいです>ギア 108玉ある長ーい数珠を三重巻きしてるんでしょうか)
  日本の奈良なんかも、精神世界はチベットと共通している部分もあるのでは。
ギア (前略)チベット仏教と日本の仏教は表現法とか視点は少し違いますが、根底に流れているのは同じ。そこはやはり仏教ですから。
  日本には、チベットほどリチャードさんを惹きつけるものはないですか。京都にしても奈良にしても。
奈良とチベットが似ているか、というものすごい質問は「仏教の世界観は」とさらりとかわして回答。さすがギア。しかしそこを畳みかける林真理子女史。そんなに「奈良もチベットと似ていて好きだ」と言わせたいか(笑)。ギア、日本の禅から仏教に興味を持ったとリップサービス、話題は再びチベットへ。
ギア 仏教というのは2本のレールがあります。
  2本のレール……。
ギア 知と慈愛です。
ここはひとつ「智慧と慈悲です」と訳してほしかったところ(英語の仏教用語なんて知らないけど、そう言いたいんだろうと推測して)。
 そのほかは、「笑顔がステキ」とか「日本映画にも出演してて日本と縁が深い」とか「義母もファンです」とか、ツーショットねだったりサインもらったり、など他愛もない話題。ちなみに「日本と縁が深いし今回のリメークも運命的なのでは」という問いかけ(誘導尋問?)には「僕はアジアのどこへ行っても受け入れられるんです」とか、「ほかにリメークして出演してみたい日本映画は」という質問も「(今回リメーク作に出演したのも)たまたまやっただけ」と華麗にかわしまくっておりました。実はそんなに日本を好きでもないんじゃないか、リチャード・ギア(笑)。んで、1949年生まれの55歳の一人称が「僕」ってどうよ、週刊朝日。

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2005.04.14

[来日関連]ダライ・ラマ・パワー!

 ダライラマ14世来日で関連報道がたくさん出ています。なかなか全部は追い切れませんで、ちべ者さんが詳しくフォローしてくださってるので、メーンの報道フォローはそちらを参考にさせて頂いてます。で、余談とか蛇足とか「ちょっとイイ話」(?)など。
  ◇
朝青龍にダライ・ラマ パワー
http://www.yomiuri.co.jp/hochi/sports/apr/o20050413_40.htm

朝青龍にダライ・ラマ パワー
 東横綱・朝青龍(24)=高砂=が13日、来日中のチベット仏教最高指導者、ダライ・ラマ14世からパワーを注入された。毎年九州場所前に横綱土俵入りを行う熊本・玉名市の蓮華院誕生寺で開かれた「世界平和法要とアジア戦没者供養」に、弟デシの幕内・朝赤龍とともに家族連れで出席。法王から平和を説かれ、相撲への精進を勧められた。
 朝青龍は、モンゴルで広く信仰されているチベット仏教の信徒の一人。2003年春の横綱昇進後には、最も尊敬する指導者と知人を通じて会ったことがある。その時にプレゼントされた数珠は、宝物の一つだ。
 前日のパーティーで朝青龍は「カベにぶつかったとき、法王に励まされてから勝ち続けることができるようになりました」とあいさつし、綱のレプリカを贈呈。「強い相撲を取って人々に勇気を与えて欲しい」と激励されたという。12度目の優勝を目指す夏場所(5月8日初日・両国国技館)に向け、勇気倍増となったに違いない。

 ダライラマ・パワー! 注入!
 なんかスゴイことになってるよーな。
 法王が綱をもらった、というのもなんかイイです。
 日本人が同じようなことをやるとなにかしら怪しげになっちゃう印象がありますが(例:巨人の番長が炎の護摩修行! とか)、ドルゴルスレンダグワドルジさんは本物ですから。それにしても、法王が来るから熊本に行った、という訳ではなく、毎年土俵入りを奉納してたんですか。手広いなあ蓮華院。

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2005.04.11

「歓迎光臨」

 チベットとは関係ない話ですが。
0411011 法王の講演会に上京する途中でお昼ご飯を食べた赤羽駅前の店には、けっこうドキッとする求人ポスターがかかってまして。
0411012 (ガラスに反射が写り込んでしまって読みにくいけれど、拡大するとこんな感じ→)
 さすが石原慎太郎がトップの街だけある、とゆーべきか。いきなり国籍条項ですかい。
 日本で生まれて育って特別在留資格があったりする「日本国籍じゃない人」とかの存在は、一般常識として知られているはずだと思ってるのは気のせいだったのか、そういう人たちもまとめて排除しようというもんのすごく先鋭的な店なのか……。
 日本語できちんと注文が取れる、とか、日本的なマナーを理解して給仕することができる、という意味で国籍条項をつけてるなら、うーん、日本国籍だって南米の日系3世なんかでほとんど日本語話せない人たちはたくさんいるし(もちろんきちんと話せる人もいますし国籍が日本じゃなくてもきちんと話せる人もいます)。不法就労者の雇用責任を問われると困るから、としても、就労可能なビザだっていろいろあるし。
 あえて条件としてつけるなら「日本で育ち日本的文化に沿った常識ある仕事ができる人。また日本以外の出身者は日本語検定1級以上または同等の日本語能力を有すること。就労可能な有効なビザがあること」あたりが妥当なラインかなぁ……と、脳内で書き換えてみました。
0411013 んーなことを考えつつ、夜は新宿で「飲茶居酒屋 香港じゃじゃ倶楽部 香港式火鍋」。
 火鍋の煮えてるポスター見て、衝動的に飛び込みました。はい。
 火鍋の香港式ってどんなんだよー、白湯(パイタン)とろみスープかよー? とぶちぶち言いながら入ってみたんですが、ふつーの火鍋がありました! いやーやっぱり火鍋はいいですねえ! 食べ放題ってのもお得感あっていい感じです。
 で、この店の場合。エレベーター扉や入り口看板に

「本店有能通広東話或国語服務員、請進光臨」
(記憶で書いてましてこんな感じ。文面ママじゃないです)

と紙が貼ってありまして。んー、訳すなら、
――本店には広東語(カントニーズ)や普通話(マンダリン)のできる従業員がおります。どうぞご来店をお待ちしております
って感じですか。
 私が国語広東語できなくても、食べるならこっちの店で食べたいと思うけどなあ。国際都市を標榜するならやっぱりこっちだよなあ、と、ちょっと思った出来事でした。

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2005.04.10

「風の王国 竜の棲む淵」

4086 というわけでチベ系ライトノベルシリーズ第4巻「風の王国 竜の棲む淵」。
 いやぁこれが意外に(といっては失礼か)楽しめました。悲恋の伏線アリ誘拐アリ魔薬アリ記憶喪失アリ殺されかけアリのめまぐるしい展開で、女の子受け止め損ねて涙目のヘタレサンボータ萌え~…って、もももしかして私、ライトノベルの楽しみ方を習得してきてる!? なんかそれもヤだな(^^;;;)。
 とにかくソンツェン・ガンポの息子クンソン・クンツェンと文成公主の政略結婚カップルが主人公の古代吐蕃ロマンシリーズ、結婚から2年経って、ようやくヤルルン渓谷へ……はまだたどり着かず(笑)、ヤルルンへ向かう途中のコンポ(現コンボ)が舞台。今の地図だったらニンティ(林芝)とかある辺りですか。
 詳しくは→ Amazon bk1
 <以下ネタバレもたぶんあり注意>
 行ったことなくて詳しくない地域(つーかいまだに全面外国人未解放)で土地鑑もないし古代史も知らないのでするーっと読んじゃいました。ケサル王伝説の聖湖パソン・ツォ(タクスム・ラムツォ)みたいなのが登場したり、高い山が見えてナムチャバルワ峰がほのめかされたり……とかの小ネタがあるとチベ者には嬉しかったんですが、気付かず(スルーしちゃっただけかも)。
 著者の方は専攻でもあって思い入れ深くすっごくいろいろ調べてるみたいなので、舞台装置に登場する(落ちたものは2度と浮かび上がらない)「竜の淵」とかそっから流れ落ちる滝とか、元ネタ(モデル)はあるのかもしれません。
 とりあえず、松州遠征の背景設定が伏線としてちょっと生かされて、記憶飛ばすトンデモ魔薬とか出てきてちょっとハッチャケてくれて(その調子でもっとどんどん行ってほしい。ちなみにコンボと言えば毒を盛られる、ってのは基本らしい?)、悪役になりきれない悪役回り設定の女性なんかも出てきて、まーまーファンタジーっぽいかな。記憶喪失と「失われた自分(感情)を取り戻す」仕掛けはもっとお約束的に盛り上げてくれてもよかったなーとも思うけど。最後のほうだいぶ駆け足です。タイトルにもなってる「竜の淵」、クライマックスの山場として、主人公(吐蕃王でも公主でもどっちでも)が謎解きしてたどりついて何かするんかと思ってたら、敵役の女性が「こちらへ」とか簡単に案内して連れて行っちゃうんだもんなー。ちぇ。
 後書きに「3月発売の『コバルト』で漫画化されます」とあったので、へーっそれは見てみなきゃ、と、帰宅後、地元のチェーン書店「ファミリーブック」へ。そしたら店頭に並んでる「風の王国」を初めて見ちゃったよ(しかも平積み)!! 第1巻とか6刷になってて、わぁホントに売れてるんだ、続編も出るはずだあ、と何か感慨に耽ってみたりして。
 これまでの感想はそれぞれのリンク先へ→第1巻第2巻第3巻

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2005.04.09

法王講演会を聞いた

040901 群馬のチベ関係者2人と鈍行に揺られてダライラマ14世講演会へ。
 秋葉原の乗り換えでチュバ姿の女性を見かけ(チベット人男性とのご夫婦だったみたい)、「おっ数珠持った人がいる」「あのアジアンな格好はどう見ても同好の士」…とソレっぽい雰囲気になり、両国駅を降りると「自由席買います」と紙を持った若い人たちが立っていたりして=写真、人の流れはそのまま国技館へ吸い込まれていく。わあ、すごーい。
 国技館も初めてだし、これほどたくさんの人が集まるチベット系イベントも初めて。(フリーダムコンサートも数千人規模だったけど、あれは“チベ系”ばかりではなかったしな)
 会場に入ってウロウロしてたら、秋葉原から両国まで同じ車両でチュパ姿の奥さんらしい女性を連れていたチベット人男性が、さっき電車のなかでは普通のジャケット姿だったのが、ばっちりチュバを着込んでカッコよさ3割り増し。うぉ~、チュバ姿のチベット男性ってなんとなしそれだけで堂々として見えて、男前上がるよなあー。
 宮城の知人、岐阜の知人、愛知の知人、鹿児島の知人、……と次々に遭遇して、もぉとにかく全国各地からチベット人が結集してるんだなあと実感。かと思うと、「会場で会おうね」と言っていた栃木のチベット人や東京のチベット人や知り合いとはまったくすれ違うこともできなかったり。(帰宅後、定期巡回blogを回ったところ、ちべ者さんもI先生もMさんも、端から端まで「行ってきました」と書いていて、すれ違うこともできなかった人のほうがずっと多かったんだな~まぁそりゃ当たり前だけど、などと実感したのでありました。)
 アリーナ席はG列目のまずまずの位置で、ちゃんと肉眼で法王の姿が見えた。会場右側の端っこのほうで、法王が入場されるところ、退場されるところも見られてラッキー。講話の内容はちべ者さんが大学生の講義ノートのように真面目にまとめておられる(すごいです! 尊敬)のでとりあえず省略。追加で書けることがあれば別テキストで書きます。
 帰路の電車では「風の王国」(←シリーズ4巻目が出てた!)を読了、チベットを堪能した1日でした。

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2005.04.05

「藏人文化網」その後&「藏人ブログ」

 チベット文化のサイトが公安によって閉鎖?(from「チベット式」/おさださん)の件。コメント欄に書き始めたらだらだら長くなったので、こっちに書いてトラックバックにします。
 「藏人文化網」のトップページは真っ白で見えませんが(ソースにはいろいろあるので私のブラウザの問題かも)、「藏人文化社区」(掲示板)は復活してますね。ログ全クリアというわけではなく、過去記事も残っているようです(削除された書き込みもあるのかもしれませんが、注意して見ていなかったので分かりません)。
 前からあったのかどうか注意していませんでしたが、現在、「社区」トップにヘルプと規定へのリンクがあり、「規定」には「中国の国家安全を害する主張の書き込みやリンクは禁止」「政治、ポルノ、宗教、迷信にかかわる違法な書き込みやリンクは厳禁」「一切の削除権限は管理人にある」などと書かれてます。ま、これはチベット本土のネットカフェにも「国家安全を害する主張のあるサイトの閲覧禁止」てな張り紙があるくらいで、いまさら驚くことじゃないんですが、「藏人文化網」は甘粛省発なので、ネットカフェのピリピリ感は本土ほどじゃないかと思いますが。中国のインターネット事情や情報の流通についてはぱるかんちゅんちゅんさんのテキストも参考になります。
 復活した掲示板の発言の一番上も管理人からの「必読:BBS管理強化のお知らせ」という公告(通知)になっていて、上記の規定とともに「規定を守れない発言者のIPを規制する」などの通知があります。別の発言ツリーには「風雨の後にこそ陽光はさすものです 皆様お疲れ様でした」という思わせぶりな(?)再開を祝う書き込みとか、それに応える4行詩とか、さらに「デプン寺の陽光」というタイトルで「バターランプを灯すのがいい すべての痛苦を忘れるのがいい なぜなら今日早朝 デプン寺の朝の光を見た(後略)」なんて詩が書き込まれてたり。詩、ってすごいなあ。知識人の伝統…みたいなものを感じます。
 ところで今回気付いたんですが、チベット文化網、2月にBlog「藏人文化博客」を開設してるんですね! 中国語ではブログは「網志」(意訳)、ブロガーが「博客」(音訳)なのかー。「博=(学識などが)広く豊かな」+「客」でうまい漢字を当てるなあと感心。
 とはいえ、私がトラックバック打ったらマズイことになるんでしょうね。わはは(汗)
 仕組み(新着記事一覧とか最新のトラックバックとか)がわからなくて読み込めてませんが、個人ブログを持っているチベタンもいるみたいで、なんかすごいです。中国政府にいつ規制されるか分からないという危うさのなかではありますが。
 「藏人文化博客」ちょっと見てたら「極地公社/DechenWangmo」なるページもあって「ええええっ」。「德乾旺姆」ともあって、これはやはり「親情的家園」のアムド人歌手デチェン・ワンモ嬢なんでしょうか(きゃああ ←ファン)。トラックバックしちゃ……マズイよな、やっぱ(^^;)

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2005.04.03

TSNJミーティング

  TSNJ(チベット支援ネットワーク)のミーティングで新宿へ。ネパール・カトマンドゥのチベット難民事務所の閉鎖問題について、チョペ・ペンジョル・ツェリン代表も出席して貞兼綾子さんの報告を聴く。TSNJ以外にも一般参加者数人。「99年にダラムサラで会いました」という人とも再会(でもよく覚えていませんでした……ごめんなさい)。
 「大使館は『あくまでもネパールの国内問題』というスタンスだった。日本はUNHCRの最大ドナーであり、UNHCRの活動が正しく行われているかどうかを確認する必要はあるはず」「ネパールが難民条約を批准していないために、逃れてくる難民の処遇が運任せになって、運が良ければインドへ行ける、運が悪ければ中国へ送還される、という事態はなんとかしなくてはいけない」「言論の自由も集会の自由もない、ネパール人自身も大変に人権を侵害された状態ではあるけれど、それはネパール人とネパール政府の問題ともいえる。チベット難民には自分で処遇改善を訴える術がなく、外国人が代弁していかないと現状が伝わらない。どちらが優先とかひどいということではない」
 個人的に難しいな、と思ったのは、ただでさえ情報の少ないネパール情勢で、さらにその奥を推測して行動しなければならないこと。表面化している事実だけ並べても意味がないし、根拠のない憶測に惑わされても実態から離れていく。この日集まっていたのはチベット支援者であってネパールウォッチャーではなく、ギャネンドラとかビレンドラとかディペンドラとかデウバ政権とかコイララ政権とか言われてもピンと来ない(すいません!)。
 「毛沢東主義者(マオイスト)の背後には中国がいるのでしょう」「いや、どちらかといえば親中国なのは現ネパール政権。クーデターに際しても中国政府に事前通告していたのでは。マオイストの背景に中国がいるとはちょっと思えない」「ではマオイストの背後にいるのは何だろう。マオイスト自身は原始共産主義者のようなもので資金力も組織力もあるとは思えない」「初期のマオイストは非常に統率され、教育を受けた知識層が理論的にリードしていた。銀行や警察署を襲って資金や武器の調達をしていた。現在は分裂して収拾がついていない状態と聞いている」「今回のネパール政変に関してネパールを支援しているNGOはどう動いているのだろう?」「NGO同士の横のつながりは薄いのでは?」「政治家を通じて外務省に動いてもらうわけにはいかないの?」「それじゃ鈴木宗男…」……なんて話題になって雲散霧消。現状報告とレポートを議員連盟に送って政治ルートに乗せようという話が出る。
 「もっと新聞や雑誌に出してもらって……」という話題にもなったけれど、こればかりは、待っていれば自動的にマスコミが出る、というもんじゃないし、働きかけるにもなんらかのプラスアルファ要素が必要だろうし。このへん上手く説明できませんが、政治にしろ何にしろ、物事を動かすにはある種のカラクリがあるよなあ、と思った次第。いったん動き出したら小さな歯車が大きな歯車を回しちゃって止められなくなることも往々なんですが……
 終了後はKIKUのKさんDNSJのNさんやお久しぶりのmmbjのNさんら7人でタイ料理。今年度(05年4月~)は役付団体(5団体)にルンタも入らなくてはならないらしく、えーっ順番回ってくるの早すぎませんか、とちょっと焦る。何か引き受けざるを得ないとしても、来年のほうが転勤して東京にいるかもしれないからマシか、地方勤務の今年のほうが仕事に余裕があるだろうからマシか、悩みどころ。

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