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May 2005

2005.05.22

「寒い家」

 仕事の間隙に県議補選の投票へ。一応0.000004%(←当日有権者数から自分の1票を計算するとこうなる…算数に自信ないけど)くらい投票率上げておくかぁー、みたいな。
 そんでその、職場から投票所までの1kmを運転中のこと。
 ラジオをつけたら、海外旅行中のリスナーが身辺雑記を送ってくる、て投稿コーナーだった(短波放送と共通の番組っぽい)。
 「では次は、夫婦で旅行中の××さんからです。先週は敦煌からのお便りでしたね。……『ゴルムドから車をチャーターして、ラサに入りました。途中の峠では天候が悪かったのですがいい車だったので無事につきました。ラサは漢民族が多くて都会です。町の中心にあるジョカンという大きな寺院のすぐそばにある宿に滞在し、早朝から夕暮れまで巡礼に訪れる人たちの姿に、チベット民族の信仰の深さを感じています。ダライ・ラマの住んでいたポタラ宮やセラ寺など毎日忙しく観光しています。明日は郊外のサムイェに向かいます』……だそうです」
 「ほう、えーと何ですか、サムイエ、ですか」
 「はい、サムイエと書いてありますね」
 「寒い家(サムイイエ)、ではないんですね」
 「……そうですね(笑)…、次はオートバイでオーストラリア大陸を横断中の××さんからのお便りです」(ここで投票所に着いた)
  ◇
 考えついたギャグコメントがサムイェ→寒い家かよー、さむっ!! てのはまぁ置いといて、なんかもうホント嬉しかったなあ。ぜんぜんたいした内容もない(失礼)旅行者の投稿なんだけど、ジョカンの近くの宿ったらカンチェン(スノーランド)だろなーきっと、とかそのくらいなんだけど、たった数分しか運転しない距離で、その数分間のカーラジオから、「ラサ」だの「ジョカン」だのって単語を聞くことができた、ってのが、ああ私まだチベットから見放されてないかもみたいな幻想を抱かせるに足る偶然じゃないですか(←妄想)。次の投稿に移る頃には目的地に着いて車降りちゃったし。
 ちょっと最近いろいろ疲れ気味だけど、きっとイイことあるよ、うん。

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2005.05.06

こんなのも見た

DSCN16801 GWの上京、帰りがけに実は1人でふらっとこんなのも見てきました。
 →「なんでも作るよ。」
 (「2005Exhibition Nurseglove」
 ただネットで知っただけのものに実際に足を運んでみた、ってのは初めて。「ホントかコレ!」って半信半疑ちっくなところもあったし「既にネットやブログつながりで知り合っている人たちばかりで入り込めない雰囲気だったり」とかこわごわだったんだけど、行ってみたら、うわっ会場に入りきれない人が列作ってるよ!!
DSCN16821 中をちょっとのぞいたら、この行列が会場内までみっちり。す、すげー…。
 「ボランティア」と札つけたスタッフTシャツ姿の人が「最後尾」ってボードを上げてたり(遊園地とかコンサート会場とかコミケのノリなんだろう)、気合い入りまくってるなー。
DSCN16841 客層はいわゆる「オタク」系の人たちなのかと思ったら、いや確かにそういう雰囲気の人が一番多かったんだけど、5~6歳の子ども連れたお父さんあり、60歳くらいの職人っぽい初老の男性あり、荷物持ってあげたくなるおばあちゃんあり、若いカップルあり、でバラエティに富んでました。
DSCN16851 かつて一世を風靡した「明和電機」とか、謎のエレキ馬頭琴(←これ何気にスゴイっす! かるまさんからサイトを教えてもらったんだけどチベット者なら一見の価値アリ)の世界だな、と。こういうの大好きです。足踏みミシン風macにしろエレキ馬頭琴にしろ、(それがパソコンとか馬頭琴として性能がどうかってのは置いといて)実際に電源入って稼働する、ってところが特に。モノつくる人ってスゴイよね。
  「エレキ馬頭琴」とか「自動五体投地人形」「リチャージャブル電動ツァンパ練り器」とかの展示会もあったらゼヒ見てみたいけど、……サンライズから版権許可取ってボトムズ1/1を作るほどには人が集まらないんだろうなぁー。オタク市場のパイが少ないって言うか(←だからアニメ漫画とチベットを同列に語るなと)

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2005.05.05

ジンガロの「ルンタ」雑感(ねたばれなし)

 並びながら、演目を見ながら、思い出していたのは、チベット寺院で開かれるチャム(仏教モチーフの仮面舞踏劇)や夏のショトン祭の出し物アチェ・ラモ(チベット・オペラ)、それからまだ見たことはないんだけどチベットの草原で開かれるタギェ(ホースレース)。
 もう十数年前のことになるけれど、バックパッカーだった頃、アムドのクムブム(中国名:塔尓寺)でチャムを見たことがある。
derong(←画像はインターネットで拾ったもの。カムのお寺らしいです)
 いつ始まるのかなんて誰も知らなくて、朝から三々五々、魔法瓶のチャスマ(バター茶)とパレ(平たく焼いたパン)を布に包んだお弁当を持って、一家でお寺へ出かけて、前庭の「ここだ」と思うあたりに陣取って、おしゃべりしたりお茶を勧め合ったりしながらひたすら待つ。日が高くなり、お昼を過ぎても、ひたすら待つ。時々、練習なのか準備なのか、本堂の中から「ブォー、ブォッ!」なんて低音のドゥン(チベットホルン)の音が聞こえると、みんなぴたっとおしゃべりをやめて本堂の出入り口にそわそわと注目するんだけど、やっぱり何もなくて、また知り合いにお茶を勧め出す。「まだかよ」なんてイライラしてるのはカメラ持ってる外国人(私含む)だけ。
 待ちくたびれて眠くなったころようやく始まるんだけど、最初は小坊主が髑髏の面をつけてチティ・パティの踊り。あまり上手じゃなくて、伴奏も坊さんがタルそうに叩くンガ(湾曲したばちで叩く大太鼓)だけしかなくて、ぐるぐる回ったりステップ間違えたりして、やっぱりみんなパレかじったり隣をつっついたり数珠繰ってぶつぶつと真言唱えたりしながら、のんびりムードで劇は進む。
 やがて動物や見るからに怖そうな悪鬼の仮面が出てきては引っ込み、出てきては引っ込み、踊りは単調だし音楽というほどのものもないし、もう飽きてきたころに(外国人の集団とか既に引き上げていたツアー客もいた)、ようやく金ぴかの衣装と冠をつけた仏教の守護尊が登場。
 とたんに、さっきまで居眠りしたり茶をすすったりしていたおばあちゃんたち、どわーっと必死に前の方に詰め寄って、五体投地しながら頭を差し出すのね。衣装の裾を翻しながらぐるぐると回り踊るその守護尊の衣装の裾で、自分の頭をなでてもらおうというわけ。身を乗り出してしゃがみこみ、低くカメラを構えてた私のズボンが後ろからぐいぐい引っ張られるので振り返ると、さっきカプセ(揚げ菓子)をくれたおばあちゃんが、カメラじゃなくて頭を出すんだ、私と一緒にこうやれ、と身振り手振り。
 ――低く頭を垂れる老人たちの頭上をかすめるきらびやかな衣装をスローシャッターでアオリ気味に撮ったら絵になるかな、なんて計算にもならない計算をしていた自分がちょっと恥ずかしくなり。
 分かりました、と素直におばあちゃんに従って頭を突き出した。うつむいているから見えないけど、すぐ近くまで踊り手が回ってくる足音がして、がさがさ、と固い感触が頭の上を通り過ぎていった。顔を上げると、おばあちゃんが自分の頭を自分でなでながら顔をしわしわにしていて、私に向かって「それでいいんだよ良かったねえ」と言いたげにうなずいてくれた。……チベットっていいなあ、とまた思った、そんな出来事。
  ◇
 無理難題ではあるし私がちゃんとした劇場芸術に疎いってこともあるけれど、やっぱり、弁当持参でお茶なんか飲みながら、気のあった仲間としゃべりながら、のんびり楽しむチベットの芝居見物が好きだ。タギェを見に行ったことはないけど、きっと、皆チャン(酒)なんか飲みながら、馬がいい動きをしたら拍手や歓声で賞賛するし、乗り手がカタ拾いに失敗したら「もう1回やれ!」とかはやし立てて、朝から晩までダラダラと祭が続くと思うんだよなあ。
 座るところを決められて、飲食禁止で、咳払いもくしゃみもできない空間で、隣と「今の良かったね」なんてささやくこともできない(ちょっと反応したら前の席の人に睨まれてしまった)、ぴりぴりした雰囲気のなか緊張して見てたら(ちょっと寝たけど)、肩もこったしどっと疲れた…。
 そりゃやっぱ、チベットの空気をステージでどれだけ演出しても、本物にはかなわないしなり得ない、というか。
 チャムなら僧院の坊さんたちに勝る踊り手はいないし、場所は舞台のステージより寺院がふさわしい。そして何より、観客として周囲を取り巻く人たちの信仰心や世界観など、すべてを含んだところに成立しているのがチベット文化でありチベットの芸術で、衣装と音楽だけ持ってきてもチベットそのものにはならないんだな、と改めて考えたり、しました。
 そんなわけで、舞台芸術とかアートをまるで解さない勘違いチベット者としての感想は終わりです。

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2005.05.04

ジンガロの「ルンタ」感想(ねたばれあり)

 騎馬オペラ「ジンガロ」感想です。舞台芸術にもフランス芸術にもまったく縁がなく、馬が好きという訳でもなく、ただ「チベットが出てくるらしい」というちょっとズレた興味で見に行ったので、感想もズレまくってることをご承知おき下さい。また、ねたばれ(内容の詳細についての言及)を含みます。上演は5月8日までだし、いいかな~、と(すいません)。ねたばれ以外の部分は前後の日付のテキストをご覧下さい。
  ◇
 さて開演10分前、「11列…11列…あれ?」。最後列が10から始まってて席がないー、と思ったら、さらに後ろの通路と壁にはさまれた三角形のデッドスペースに椅子が2個! 当日券出すためにムリヤリ椅子置きました、という感じで主催者さんに感謝(笑)。壁から身を乗り出して右側を見ると、僧侶の読経するスペースが遠くに見えました。
patha (←画像はDVDからちょろっともらってみたり)照明を落とした場内は、僧侶の座る席を覆うようにパタ(チベットのタシタゲ<八吉祥>のひとつで「終わりのない紐」。無限、永遠、調和などを象徴する)が染め抜かれた幕が下がり、赤土むき出しの丸いステージの上部にはチベットのお寺の柱に巻かれる飾り布のような装飾布がぴらぴらと下がり、「おっチベットっぽい!」とそれだけで嬉しくなる単純な私。
 低音の読経が響くなか、円形の蚊帳のような幕の周囲を何人もの男性がキャンチャ(五体投地)で回っています。宗教的行為が単なるモチーフとして扱われるのがちょっと気になって、あれはあの幕をチョルテン(仏塔)となぞらえてることになるんだろうか、それともいまお坊さんが詠んでる読経に対して礼拝してるってことになるんだろうか、などくだらないことを考えたり。読経も、高野山の声明だって「仏教音楽」としてCD出てるんだしダラムサラ行けば“チャントもの”があふれてるわけで堅苦しく考えることはないよなーんーでもーなどと思っていたら、jingaro02僧侶の座る席の上方にちゃあんとタンカ(仏画※)が掛かっていました。おーそーじゃなくちゃなあ、本職の坊さんだもんな、と一人納得。(※私の席からは遠くて何なのかは分かんなかったんですが、DVDだと白緑一対のドルマ<ターラー菩薩>のようでした)
 「難解だ」とか「訳が分からない」という前評判も聞いてたんですが、その通り、ストーリーもセリフもなくて、「自由に解釈して下さい」というアートパフォーマンス。ゆったりとしたリズムの眠くなる心地よい読経が響くなか、公演は淡々と進行。特に私は最後列ですり鉢の一番フチにいたので、よくもわるくも馬の臭いや足音や小さな鼻息までは聞こえてこず、身じろぎしない満席の観客も含め、すべてが夢の中のような、現実味のない不思議な感覚を味わっていました。
jingaro01 (←画像は公式サイトからもらいました)僧衣のような服を着た男性がステップを踏みます。コスプレなのかほんとに僧侶なのか気になったり、しげしげとみると僧衣とはちょっと違う服のような気もしたり。髪長いし……ンガッパ(行者)?(笑)
 それにしても、「拍手をしないで下さい」というのはなかなか難しいもの。舞台とか演技とかって「いいぞ」と感じたタイミングで拍手や歓声を送ることで、1対多数であっても一体感を得たり客席同士がつながったりするものだと思うんだけど、それができないから、役者がコミカルな動きをしても客席はシーンと静まりかえって咳払い一つない。見ていても、今のが笑う所なのか感心する所なのかピンとこないし、最後まで置いてかれてる感じがしてました。
jingaro03 (画像はDVDからです)へーと思ったのは、僧侶が途中で帽子を被り替えたこと。最初はゲルク派のお寺でよく見かけるモヒカンっぽいデザインの帽子(「トサカ」とか「ダスキンのモップ」とかこっそり勝手に形容してたり)をかぶってて、途中それを脱いで、jingaro04別の一幕では、丸い黒いとんがり帽子の回りをチベットの真言の彫り込まれた金属板でぐるりと囲んだちょっと偉そうな帽子に替えてました。よく知らないけど、きっと詠むお経に合わせて被るべき帽子を被ってるんだろうなあ。芸が細かい。
jingaro08 全身を青く塗った半裸の女性が長髪を振り乱しロバに乗って出てくる一幕は、最初「シヴァ? (…は男だからその奥さん?)」と思ったんだけど、なんだっけチベットの青い女神青い女神、とさちらもさんの観劇記にも書いてあったことを思い出し、チベットの守護母神パンデン・ラモかぁ、と。元設定が「馬に乗ってる」なのに、どうしてロバなんでしょ(*1)。日本では吉祥天にあたる神様です。演技(入場→男性2人追い出す→ロバ寝る→女神寝る→ロバ起きる→走り回る→出て行く)が何を表現してるのかとかはサッパリ分からないので考えるのをやめました。ロバ君起きあがる時に何度も寝返り打って体中土まみれになってたな。
jingaro09 擬人化の後はチベットの護法神か守護尊そのもの(の、ちょっと装飾過多でゴージャスなバージョン?)も登場。チャムを馬と一緒にやってみました、って感じかな? さっきのパンデン・ラモ(画像はタンカの通販サイトから借りました。それにしても顔怖い)なのか、馬つながりで馬頭観音なのか。詳しい人にいつか聞いてみよう。
 その他、狂言回しのように何度も登場してユニークな動きをしてくれるチティ・パティなど、チベット風の登場人物数えきれず。客席の後方から役者が舞台へ降り立ち、洋服を脱ぎすて、遊牧民となるシーンでも、チベット服っぽい意匠が使われてました(でも私のブロックの前にいた兄さん! チベット風にチュバを片袖脱ぎにしてタトゥーの入ったたくましい上腕を見せてくれてましたが、それ左肩です! 逆!)。1人1人が馬芸を披露する場面では、チベットのホースレース定番のカター拾い(カターじゃなく帽子でしたが)もありました!
 ところで後半盛り上がった場面。チティ・パティに扮した演者が走る馬と一緒に雑伎団ばりのアクロバティックな演技をする一幕ではアボリジニの楽器デジュリドゥが舞台上で演奏されていたし、男たちが洋服を脱ぎ捨てる時もインドの民族打楽器タブラーのリズムが刻まれていて、チベットじゃなくなってました。やっぱ読経じゃ盛り上がんねえ、ってことでしょーか(笑)。
jingaro05 個人的に何より印象に残ったのは、実は、「チベット風の芸術」よりも、カムのチュバに身を包んだチベット人歌手が、ステップを踏みながら朗々と歌い上げた……つまりホンモノの1曲でした(ごめんなさい)。喉を鳴らし時に声を裏返すチベット民謡がすばらしかった。
 後でパンフレットを見たら、この人はテンジン・クンシャップというパリ在住の亡命チベタンで、既にプロ歌手として活動している人らしいです。「今回唯一バルタバスがキャスティングをして決めたプロのダンサーだ。当初ダンサーとして採用されたもののバルタバスにその歌唱力を買われ、急遽、フィナーレでその声を披露することになった」(公式パンフ)。キャスティングをした、という日本語がよく分からないんだけど、役が先にあってジンガロ劇団以外の役者にオファーをかけた、という意味でいいんでしょうか。
 余談ですが公式パンフ、「ルンタとはチベット語で『魔よけと祈りの旗』を意味する」とかスゴイ記述がありやす。(注・『魔よけと祈りの旗』はルンタや教文、菩薩などを描いた旗「タルチョ」のことか。ルンタを印刷して峠でまく紙も「ルンタ」だから、まったく違ってるわけでもないんだろうけど)
0503-07 閑話休題。チベットの歌の後、遊牧民たちが床に寝転がった上にドーム型の幕が下り、それをスクリーンにして浮かび上がったのはポタラ宮殿(「あっポタラ」とつぶやいたら前の人に睨まれてしまったごめんなさい)。眠りについて夢を見ている、という設定なんでしょうか。スクリーンにはさらに、強い風が吹きすさぶ効果音に合わせ、チベットの草原、ヤクを追う女性たち、馬に乗る男たち、大タンカ開帳で斜面に布を転がす男たち、タンカに向け焚かれるサン、タンカに向け投げ上げられるルンタ……などが次々に映し出され、映像の中で投げ上げられたルンタ(のつもりだろう白い紙切れ)が幕から降ってくる――という演出でエンディングを迎えるのでした。
 ええーっ最後の最後で映像かよ、とこれにはビックリ。チベットのようでチベットではない架空の幻想世界を堪能してるつもりだったのに、リアルなチベットを映してどう解釈しろっての? 馬と人のパフォーマンスで「チベット」を表現し尽くす舞台に挑戦してるんだと思ったのに、映像使ったらミもフタもないじゃないですか?? なんかそのへんはよく分からないまま、とりあえず満足して帰ってきました。
  ◇
(*1 コメント欄でご指摘いただきました。「馬に乗っている」のが私の思い込みで、ロバに乗っているのが正しい設定だそうです。すいません。/5月8日追記)

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2005.05.03

ジンガロの「ルンタ」行きました!

 連休の1日、行ってきました~ギュトー寺院の声明おフランスの舞台芸術「ジンガロ」!
0503-00 場所は木場公園の木立の中に設けられた特設ステージ(→)。天気も良くていい感じです。このときは思い至らなかったんだけど、帰路、この裏手にプレハブがあって、お馬さんもお坊さん出演者も皆ここで生活してることに気付きました。そりゃそうですよね、トラックで競走馬が運ばれてくる競馬場じゃない訳で、どこか近くで生活させとかないと(もっと裏まで回り込んで観察しておくんだった)。
0503-01 朝はやく群馬を出て東京在住の知人と合流、当日券窓口へ。午前11時で既に10人くらい来ていたそうで、お昼過ぎでこんな感じ(←)。「当日券は5枚~15枚」という話だったので、10番目ってのは微妙な順番だけど「とにかく並ぼう」と決意。途中の商店街で買ってきた寿司折りなどつまみつつ、午後3時半のチケット販売をのんびり待つ。
 怖いのはチケットの値段。物見遊山で来てるんだしA席(¥8,000)で十分、と思ったら、A席なんぞ数ブロックの最後列の3列にしか設定されておらず、席数からいえば「プレミアムシート」(¥24,000、1~4列目)のほうがずっと多い!!
「このA席ってさー、要は温泉旅館のチラシの『平日¥6,800~』みたいなもん?」
「予約しようとすると『その部屋はいっぱいですが1万8000円のお部屋ならあります』とか言われて。実際には1部屋だけ窓のないいかにもな部屋が6800円で」
「しかもそこも休前日は5000円増しだったりして…。あんまよく知らないけどコンサートとか演劇ホールでも常識なのかも知れん」
0503-02 午後3時20分、行列はついにこんな感じ(→)。0503-03ちなみに中央のあずまやみたいな喫煙所を回り込んでさらに続いております(←)。ここまでくると「せっかく来てここまで並んで前の方にいるんだから、席があるならS(¥14,000)でもSS(¥18,000)でも買うべきでは」と思えてきました。
 そんで3時半、A席は残席1だったので、連番でS席(¥14,000)入手! 2人で2万8000円ですよ! 買い物は勢いだ!
 既に開場してるけど、どうせ席に着けないならちょっと休もう、ってことで、一度外に出て、公園の外にある小さな喫茶店でコーヒーを飲みました。0503-04
←店名がちょっとチベットっぽかったし(←むちゃくちゃなこじつけ)。ヒーリング系(?)の店らしく、メニューには青汁や黒豆コーヒーなどが。玄米・黒豆ブレンドコーヒーを飲みました。んでニューエイジ系(?)でもあるらしく、「本当のあなたを見いだすためのカード」とか勧められて1枚引きました。「変容」(新しいものを受け入れて大きく変化する)が出ました。
 「結婚しろってことじゃないの」
 「いやインド行けってことかもしれん」
 「転職とか」
 「いずれにしても全部もう遅い気がするな」
 「まあね」
0503-05 しょーもない話をしつつ、改めて会場へ。
 仮設とはいえ「えるめす」協賛のゴージャスな待合室(カフェ?)で、絨毯敷きにソファが置かれ、天井の高い空間が。ピザロール700円とかバゲットサンド800円とかグラスワインとかの、高級ムードの軽食カウンターもあります。肩を大きく出したイブニングドレス姿の若い女性とか、和服姿の年配の女性とかもおられました。
 しかしなんにせよかなりの人数が他に行き場もなく詰め込まれているので、売店はバーゲンセールのような押し合いへし合いぶりだし、みんな通路でもどこでも立ち食い・立ち飲み状態。飲食物のパックゴミもゴミ箱に入りきらず床にうずたかく積もってるし、キャパを超えちゃうとしょーがないですよね。
0503-06 ←一番奥のすみっこにカワチェン発見! パンフレット3000円、Tシャツ5000円、携帯ストラップ3000円、エルメスの限定スカーフ2万8650円――なんて値段のグッズが並ぶなかチベット仏教の声明CD2500円、は妙にお値打ち感があったりして、それでショバ代出せるのか、と勝手に心配したり(^^)。店主の姿も見かけたのですが、すごい人混みで近づけませんでした(お疲れ様です)。次に会う機会があったら、お坊さんが普段何してたか、とか教えて貰おうっと。
  ◇
 会場に着いただけで既に達成感に溢れてます(^^)。感想書き始めると激しいねたばれの嵐になりそうなので、いったんテキストを分けることにします。

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