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2005.06.30

西蔵の高僧6人が最高学位を獲得 16年ぶり

geshe 人民網(日本語版)で見て「へー」とブックマークしたら、さすがチェックのはやいちべ者さんが既に原語ニュースから引いてテキストにして下さってました。→「ラサで16年ぶりにゲシェ・ラランバ学位授与」(ちべ者さん)
 人民網はこちら→ 西蔵の高僧6人が最高学位を獲得 16年ぶり

西蔵の高僧6人が最高学位を獲得 16年ぶり(写真も人民網からもらいました)
西蔵(チベット)仏教の最高学位「格西拉譲巴」(仏学博士に相当)の2005年度最終試験が27日、終了した。同試験は16年間の中断を経て今回再び再開された。同日、西蔵(チベット)自治区の関連部門は、これまでの慣例や宗教的なしきたりに従って、拉薩(ラサ)の大昭寺で経典「五部大論」などの最終試験を実施。高僧6人が無事合格し、「格西拉譲巴」の学位を取得した。6人の平均年齢は70歳以上で、西蔵仏教ゲルク派の優れた高僧として、僧侶や住民の尊敬を集めている。(編集UM)
「人民網日本語版」2005年6月28日
 「格西拉譲巴(ゲシーラーランバ)」はゲシェ・ラランパ(ハランパ)の音訳、漢字から意味をとろうとすると何のこっちゃです。内容も、ちべ者さんが参照されてる西蔵信息中心のほうがずっと詳しいです。
 「へぇー」と思ったのはちべ者さんと同じく。
 なぜ16年ぶりだったのかは人民網ではスルースルーされてますが非常に政治的な背景があったわけで、今このタイミングで再開された理由は何かあるんかね、ということや、再開された学位試験でゲシェと認められた僧侶たちは齢既に70歳、1959年以前の寺院で教育を受けた(であろう)世代でもあり、「優れた高僧として僧侶や住民の尊敬を集めている」とまで書かれては、冥土の土産とか日本の叙勲褒章みたい、ってな気持ちにもちょっとなっちゃうし、学位試験や授与式が形から復活したところで、僧院内の指導態勢はどうなんだろう、なんてことも気になっちゃったりする訳で。
 ダラムサラ側では亡命した僧侶たちが再興したゲルク派の寺院で、モンラムもゲシェの試験も行われているはず。いつか「どっち側でとった資格か」なんて権威争いが起きたりしたらイヤだな。

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