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2005.10.20

土産話を聞く

 1週間のチベット旅行から帰国した知人から「無事戻りました!」と連絡。土産話を聞かせてもらう。
 昨日の朝までラサにいたわけだから、記憶も驚きも発見も新鮮。聞いてる私も楽しい。成都までの往復チケットのみ予約(成都→ラサは事前に現地の旅行会社へメールで手配依頼)、現地は完全フリーのチベット旅行だとか。短期旅行者の観光ビザが不要になって、行きやすくなったよなあ。チベットはまだまだ長期旅行者が多いのか、空港やホテルなどあらゆる場所でビザの提示を求められた、とのことでした。
 i-bookで写真を見せてもらいながら話を聞く。チベット4泊5日のうち、1日目にツアーメイト(すべて西洋人)が見つかり、ラサ→ガンデン→ディクンティ→テルドム(泊)→レティン・ゴンパ→ナムツォ(泊)→ラサ、という2泊3日の郊外ツアーに出ていたらしい。すげー行動力! やるなあ!
 この知人、オモテの仕事での知り合い。何かの懇親会の席で誰かに「この人はチベット好きで」と脈絡もなく暴露され、その流れで「あの、夏休みにチベットに行きたいと思ってるんですけど…」と相談を受けたのだった。しかし「ラサ中心の5日間でどのあたりに行ったらいいか」という質問に、なんだかよくわからないマニアックなことばかり言ってしまった気がする……申し訳ない。(だってさ、「山好きなんで高いところがいいです」っていうから「ガンデン寺は標高高いし眺めもきれいですよ。寺院そのものも三大寺のひとつで有名ですし」「チベット仏教の三大寺?」「うーん、チベット仏教の中にいくつかある宗派のうちもっとも大きなゲルク派って宗派の、ラサ近郊にある三大寺かな?」「げるく?」「うん、まあ、その宗派の宗教的トップがダライ・ラマで」「そうだダライ・ラマと握手したって言ってましたよね、それってチベットで?」「まあチベットっていっても法王はラサにいるわけではないのでインド側の」……っとまあ、話題が『おススメの観光地』に戻らないわけよごめんなさい)
 テルドム・ゴンパと温泉にも行ったと聞いて、温泉話で盛り上がり。「客室から丸見えだし、浅くてゆっくり浸かれないし、お湯は男湯を経由して流れてくる2次利用で汚いし冷めてるし(※源泉は男湯内)、いい所なんだけど女がしいたげられてる温泉なんですよね」とちょっと大げさに嘆いていると、「いやぁいい温泉でした。期待してなかったんだけど、立派で驚きました。群馬の温泉もいいけど、日本であんな温泉ないですからね。一緒に入っていた人が、身振り手振りで『ここはこっち向き(※右回り)に少しずつ移動しながら2回まわるとラッキーがある』と教えてくれて、ちょっとずつ移動しながら入ったんですよ。2回入りましたよ」と大絶賛。へぇ、男湯ではお湯ん中でコルラするんだ、それは私には教えてもらえなかったな(関係ないからな^^;)。
 「男湯のほうには玉座がありませんでした?」と聞くと「玉座?」。「もともとテルドム温泉はディクンティ・ゴンパの座主が入るための特別な温泉だったって話で、その偉いお坊さんが座るための座席みたいな場所が作ってあって、一般の人が入るようになった今でもその一角だけは聖域になってて」「あーっ、わかった! なんか怒られました僕! ちょうど半身浴ができるくらいの高さにちょーどいい感じの石があって、あそこ深いからのぼせてきてて、こりゃあいいやと座ったら、どっか向こうから人が走ってきてダメダメって言われました!」わははは! 座ったのか!
 「ナムツォ行く途中に線路があったんですよ。もうほとんど出来てましたよ」と見せてくれたのは、砂利を敷き枕木もついた立派な線路(一車線だったけど)。おお~。
 「ラサ駅があったら写真見たいって言ってたのは覚えてて、探してみたんだけど見つからなくてすいません」
 うわわわごめん、なんか勢いですごいこと頼んでた、私?
 「ナムツォ手前のダムシュンって町には駅舎があったんですよ。代わりに撮ろうと思ったんですけど、そこすごい数の警察官がいて、撮ったら間違いなく捕まるかなって勢いだったんでできませんでした」
 いいよやらなくて! つかあなたもない腹探られたら火のない所に煙が立っちゃう人じゃないですか。マジすいません。しかしそうですか、そんなすごい勢いで警察官が駅舎を見張ってますか(笑)。「ラサ市内も、橋という橋には見張りが立ってました。郊外に出ても、見張りが立ってる橋がほとんどでしたねぇ」とのこと。ふむ。
 「道端で『慢歩走行 SLOW』という看板撮ったら、すごい勢いで警察の車がこっちに走ってきたんですよ。看板撮ったんでカメラ下ろしたら何も言わずに戻っていったけど、あれ怖かったです」
 何がある場所だったやら。
 それにしてもいいですねえラサ。ちなみに知人は帰路、成都で1泊乗り継ぐ予定を双流空港内で「これから乗れる便に変えてくれ」と交渉、北京でもターミナル内を疾走してカウンターに駆けこみ出発30分前の成田行きに乗りこむことに成功、午前6時にラサを出て夕方には成田に帰ってくるという離れ業を演じてました。すげー。1本でも遅れたらできない芸当だけど、意外に近くなってるのかもラサ。
 で、ここまで来たらカミングアウトすべきかどうかと迷い、この前作った「ルンタ通信」持ってったんですが、あえて言い出すきっかけもなく、粛々とチベット旅行の話題で盛り上がって帰ってきました。

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Comments

最後のとこ、切ないですね…。せやぁ結局まだ、こないだ言っていたコピー渡していません(^^;。つーか、コピー取ってさえいなくて。ウチの複合機でいつでもコピーできるぞー、と油断していたんですが、今日(現代的に言えば昨日)別のブツのコピーを取ったら、カラープリンタでのモノクロコピー機能のせいかミョーに薄くなっちゃって、やっぱコンビニのトナー式(?)のでないとあかんですわ。
温泉の話、面白い!女湯は、仕方なく増設したゆえ、ってことですかねぇ。チベット人ってどこでもコルラするんですねぇ。玉座を中心にして回るのかなあ…。

あー、夕方「うらるんたさんにメール出そっ」と思った用があったんだ。どうもキリが無いので明日以降に送ります…。

Posted by: 苦沙弥@PHS | 2005.10.30 at 04:36 AM

どもども、いや別に切なくはないかと(^^;)。
それよかオンオフの切り替えができてなくてすいません。
玉座は、まるい湯船のへりの一部にあるはずです(カターや写真が掲げられていて、チベットになじんでいれば「なんかここは特別っぽいぞ」とわかりやすいオーラ放ってます)。

Posted by: うらるんた | 2005.11.01 at 03:28 AM

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