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2005.11.11

北京五輪マスコット 5分の2がチベットじゃん

20051111 えーと、北京五輪のマスコット決定、パンダなど史上最多5種類(読売新聞Web)とか北京五輪あと1000日、マスコット「熱烈歓迎」(朝日新聞Web)とか。(画像もどっかから貰ってきました)

パンダ、チベットカモシカ、魚、ツバメと聖火を基にしたキャラクター5種類で、1大会では史上最多となる。

そうで、 

世界中から公募した計662作品から選考、より親しまれるように改変された。数を5としたのは、五輪(五大陸)と中国古来の五行説(木、火、土、金、水の五元素が、万物の根源とする考え)にならった。五輪組織委では「環境、人文、科技という大会理念と五輪精神、そして中国文化の伝統を表現した」と説明している。

んだそうです。
 チベットカモシカってのはなんだかいきなりマイナー(ってゆうか絶滅危惧種?)な動物を出してきたものですが、チベット北部から西部の高原地帯に生息するチベットレイヨウともチルーとも呼ばれる野生のカモシカ(「チルー」が現地語ないしチベット語かな?)。
 毛皮めあての密猟で乱獲され、去年「可可西里(ココシリ)/マウンテン・パトロール」というドキュメンタリーが公開されるなど、水面下で注目されてました(中国政府のプッシュがあった、ともゆう)。風来坊さんによるとカム語がばりばり飛び交うらしいこの映画(にもかかわらずこのへんの紹介では頑張って中国語の教材にしようとしてくれてます^^)、私はまだ機会がなくて見てません。
 そんでこのへんの記事(「パンダ、悟空…北京五輪マスコット、ご当地から応募殺到」)によると、ドラゴン(龍)、孫悟空(金絲猴?)、タンチョウヅルなどかなりのマスコット争奪戦があった風にかかれてますが、そうだよなあ、やっぱ中国のイメージって龍とか亀とか麒麟とかなんじゃないかー…(待てよ、それは中国ってより風水のイメージか)?
 何か政治的配慮が働いた印象が拭えないんですが。
 だってパンダもチルーもチベットに生息する動物で中国(中原)の動物じゃないじゃんー。
 5体1組のマスコットで5分の2がチベット由来って。マスコット売り込んでチベット圏内でもオリンピック熱を盛り上げよう(*)という算段かもしれないけど、別にあんまりチベット巻き込まなくていいから、中国は中国で粛々とオリンピックやってくれ、などとちょっと思ってみたりもしたのでした。

(*)北京開催が決まった2001年6月の決定当日、ラサの繁華街にいましたが、まぁなんだ、ほとんど関心は払われていませんでした。北京では王府井あたりに人が繰り出して大騒ぎしてたらしいけどね。

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Comments

 まだチェンマイです。
 ホテルでニュースを見ていて、「なんでチベットカモシカ」って思いました。

 で、ここをのぞくと分かるかな~って思ったのですが・・・。
 う~む。
 よくわからん。

Posted by: ウダ | 2005.11.13 at 02:02 AM

チベット語は“ツォ”でした。
つか、全然カモシカに見えません(^-^;
どうしても海爾集団のキャラが思い出されてしまいます。

Posted by: 長田 | 2005.11.13 at 04:01 PM

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» 《報道》「カモシカ使用 国際団体抗議」(朝日新聞) [iTibet]
2008年に開催される北京オリンピックのマスコットが11日、発表されました。 パンダ、チベットカモシカ、魚、ツバメ、そして聖火をイメージしたキャラの5種類だそうで、この件については、うらるんたさんが詳しく紹介しておられます。 →... [Read More]

Tracked on 2005.11.13 at 11:34 PM

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