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2006.07.03

はやっ!!

W020060701524772962108  ……は、早かったですねえ、青蔵鉄道開通。
 (←写真は「中国西蔵信息中心」からもらってきました)
 とりあえず、そんな突貫工事で大丈夫なんですか、と不安になるところではありますが。いったんコトが起きたら、自動車事故の比じゃありませんからねえ鉄道事故は……。救命救急活動もままならない極限地帯だし。

 ところで以下は毎日新聞7月3日の「余禄」(朝日新聞の天声人語みたいなオモテ一番下の細長いコラム)。たぶん山好きでもしかしたら「鉄」好きで、ある程度チベットも好きな人が書いてるんだろうな、と思わされる記述だけど、朝刊コラムでこんな素直にわくわくしちゃってていいのか? とちょっと驚いた。
 全文はここ→余録:崑崙(クンルン)、唐古拉(タングラ)…

 崑崙(クンルン)、唐古拉(タングラ)、錯那(ツォナ)湖。沿線の地名を聞くだけで、どこまでも続く深い青空と万年雪をいただく高山の連なり、それを映す神秘の湖の姿が目に浮かび、わくわくする。中国・青海省のゴルムドとチベット自治区のラサを結ぶ青蔵鉄道が旅客列車の運転を始めた▲全区間1142キロの80%以上が標高4000メートルを超え、最高地点は5072メートルだから、航空機並みのハイテク車両に、高山病対策の酸素マスクも備えた。車窓から見る景観と野生動物の姿が、なによりの魅力だ。北京など主要都市から直通列車も走る▲中国の西部大開発プロジェクトの柱として、01年夏から世界の屋根の凍土を切り開いた。鉄道を利用する観光客は年間90万人と予測され、経済効果への期待は大きい。日本でも鉄道ツアーの売り込みが盛んだ。だが、鉄道が乗せてくるのは、人と富ばかりではない▲閉ざされていた生活空間に、異文化が生の形で運ばれてくる。その規模は、点と点をつなぐ航空路とは比べものにならない。19世紀のアメリカでは大陸横断鉄道網の建設がフロンティアを消滅させた。豊かさを追いながら、比類ない環境と伝統を守る難しい試みを見届けたい(以下略。朝鮮半島の話に飛ぶ)

 個人的に、どうよ青蔵鉄道、と聞かれれば、難しいです。
 頑張って内地の大学に進学して、でも漢族の子たちよりお金がなくて、もちろん飛行機も学割はあるんだけどそれさえも高くて買えなくて、年に1度の帰省もがまんして学生寮に残ってアルバイトしている自治区出身の学生とか、政府の政策で優秀なチベット人の子どもがちっちゃいころから親元離れて内地留学してて、両親が恋しい年頃だけど家庭が貧しくて親もそうそう子どもに会いに行けない、とか、そういう子どもたちが「火車があればなあ」と言ってたのを聞いてるとね。自分自身、車の走ってない高速道路ムダだー、と基本的には思いつつ、北関東自動車道早く伊勢崎ICから東北道までつながらねーかなー、帰省すんのに国道50号かったりー、とか思ってるしさ(わはは)。たった1時間くらいの差なのに(すいません)。ああ話がそれた。
 鉄道は単なる鉄道で、物事を変化させるのは結局のところ人。鉄道があっても物事はたぶん良くならないように、なかったら事態は改善するかというと、たぶんそうではないんだろうな、とか……(我ながら書いていて自分でも良く分からなくなってきた)。
 ああ、でも、「車窓から見る野生動物の姿が何よりの魅力」なんて鉄道、これだけは寒気がするほどイヤだな(まぁイメージで書いてるだけだと願いたいけど)。そんな間近に野生動物が見えちゃうようじゃ、どんだけ生態系ぶちこわしてるのかって話だ。あとなんだ、窓が開かない仕様になってるってのは、加圧とか何だとかよりも、窓から盒飯(ぶっかけ飯弁当)の入れ物投げ捨てられないってことに意義があるよな、なんて思ったり。
 すいません投げやりな感想ですいません。


Bombardier  それでも、鉄道が開通して、これから起こるかもしれない悪いほうの予測のあれこれを迎える前に、とにかく、「こういうのは良くないと思う」って前もって意思表示していくことは間違っていないと思う。
 知人が、「ステッカーか小さなプラカードにと自作しました」とロゴを送ってくださいました。ちょっとカゲキ?(^^;)ですがキャッチーなコピーでインパクトのある色づかいとレタリングのロゴタイプになってます。圧縮してWebバナーにしてもいいかも。2次配布かまいません、とお声がけいただいたので、せっかくですのでご紹介とデータ公開。とりあえずブログ上ですいませんがアップしておきます。ファイルのダウンロードはここからもできます(Winならカーソルを当てて右クリック→対象をファイルに保存)

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