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2006.07.09

北海道のチベ支援者と顔合わせ

 “チベットな週末”続く。
 昨年から断続的メル友状態だった北海道在住のTさんに、「東京に出てきているので時間があれば会いたい」と声を掛けていただき、神保町で待ち合わせ。メールの印象から50代の自営業者とか同族会社の役員みたいな人を想像していたんだけど(いやほんと単になんとなくなんですが)、会ってみたら想像以上に若い純粋な方でびっくり。かろうじて「自分より年下だった」な事態は避けられたようですが、つまりなんだ、相手が若く見えるってことは、自分が年取ったってことだよなあ、わははは。
 チベットへの関わり方とか、(ダラムサラではなく日本でできることとして)ルンタ事務局としてこれまで何してきたか、など話題はあっちこっちに。
 「チベット」をキーワードに積極的にネットワークを広げているとのことで、熱く語るTさんを、一世代上くらいの落ち着いた上品な女性2人が優しくサポートしておられたのが印象的でした。うーん、私もあと10歳若くて、瞳をキラキラさせて「チベットのためにこんなことをしたいんです!」と夢を語っていたら、渋いオジサマが目を細めて「よしよし、財団法人化は手伝ってあげるからこのお金で行っておいで」とか……って、うう、ダメじゃん、それじゃ単なるパトロンと囲われ者じゃん。なんで男女が逆転したら印象悪くなるんだよう。

 で、Tさん、まだチベット圏へ行ったことがない、という。
 「行け、行けって周囲から言われてるんですよ」と苦笑する。
 「自分がチベットへ旅行しても1人が楽しんでお金が消えるだけ。だったら、その10万円を現地に贈れば、自分が消費するよりも苦しんでいるチベット人に有効に使ってもらえるんじゃないか、という気持ちがぬぐえなくて、なかなか踏み切れないんです」(大意)。
 へぇそうか、そういう考え方をする人もいるのか、と、それは意外に新鮮な驚きだったりしました。その一方で、チベットに関してさまざまな立場と視点からあふれる情報の洪水の中で、何を信じ何を拠り所にすればいいのかわからない、とも。
 ――事象は切り口によりさまざまな側面があって、そのうちどれか一つが『絶対に正しい一つのもの』だなんてありえない。でももしかしたら、どれもが一片の事実とか真実を含んでいるのかもしれない。たとえ自分が直接自分の目で見たところで、見たくないもの、見ようとしないものは見えないし、結局、『なにが正しいか』『信じるに足るのか』を決めるのは自分の判断と選択で、それは1度選んだらそれっきりになるのではなく、『この選択でいいか』と常に問いかけ続けていく作業になるんだろうと思う。……というようなことを言おうと思ったんですが、うまく言えずじまいでした。

Dscn3376 ←画像は、Tさんが喫茶店での邂逅のため自作してこられた日チベ友好ミニ国旗(笑)。いや、手先の細かい、芸達者な方なのですよ。ウケました。

 とにかく初対面で2時間くらいしかなくて、じっくり話すというよりも、思いついたことを我先にしゃべりまくって、何がなんだか分からない状態になっちゃってましたが申し訳ありません。これで縁を切られないようびくびくしつつ、まあ今後とも細く長く末永く、つかず離れず、情報交換したり知恵やアイデアを出し合いながら、チベットに関わっていければな、と思っています。どうぞよろしくお願いします。

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