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2006.07.22

高校の文化祭で「ルンタ」紹介

 宇都宮遠征。
 高校教諭をしている旧友から「文化祭で『フェアトレード』をテーマに展示と販売をするからルンタ・プロジェクトのパネルやグッズを紹介して」という申し出をいただき、手持ちのルンタ関係商品を並べてもらいました。
 ううむ高校の文化祭だし、「Free Tibet!」とかの多少政治色のあるステッカーや国旗バッチはやめとこう(チベット問題をよく知らない人が不用意な使い方をして不利益をこうむらないとも限らない←例えばラサ旅行や中国系のチベットフェアに国旗バッヂつけて行っちゃうとか)、ダライラマ写真とか数珠など仏教色の強いものもちょっと場にそぐわないでしょう、タルチョ(チベットの五色の祈祷旗)やゴユ(ドアカーテン)とかのチベットどっぷりな日用品や民具も何の説明もなかったら意味不明でしょう、……とあれこれ考えていたらホントに自信持って高校生相手に売れるフェアトレード商品がなくて、シルバーのペンダントと綿ショールでお茶を濁しました。考え出すと難しいですね。
 高校生相手なので、普段1500円で販売してるシルバーを1000円で卸して学割価格。後で考えたらウンジュ(女性用ブラウス)を持って行っても良かったかもなー。
 で、この高校、何を隠そう自分の母校でもあり(経歴がバレるなあ)。
 せっかくだから販売した高校生に直接チベットの話もしたいし、パネル回収作業もついでにできるし、と足を運んだのでした。

Ujoko06_1 会場(高校)入り口です。文化祭の名前は「宇女高祭」(うじょこうさい)といいます。
 もともと制服はない学校で、画像に写っている自転車の女の子は他校から遊びに来た学生かと(自分の通う学校に行くのでなくても制服着用しないといけないのかな?)。

Ujoko01  ここが「フェアトレード」をテーマにしてチベット難民の製品販売をしてくれた「JRC部」のブース。
 JRCは「ジュニア・レッド・クロス」の頭文字。青少年赤十字活動のこと。地味な文化部でもさらに地味な存在で(失礼)、今年の部員は3年生7人(既に引退)、2年生6人とのことでした。自分が在学中はほとんど気にも留めておらんかったかもしれん。すいません。
Ujoko04 入り口にはJRCの旗と、タルチョがはためいております。
 ふおおー不思議にいい眺めだ(笑)。
Ujoko02  ルンタの活動を紹介するパネルも展示してもらいました。
 ルンタ以外には、バングラデシュやネパールとのフェアトレード製品が充実している「シャプラニール」からグッズを仕入れてありました。シャプラさんにはかわいい製品がたくさんあるので会場がさびしくなってなくてよかった(^^;
Ujoko05  右側の自作パネルは、JRCの関東支部の研修生に選ばれてモンゴルへの研修旅行に参加して、現地のJRCと文化交流してきた部長さん(2年生)のレポートなど。1県から2~3人の高校生が選出されるそうで、作文や面接やらせたらここの生徒は県内じゃ敵なし、さらに部員は数人しかいないというわけで、なにやら行きたい人にとってはものすごい狙い目って感じが。モンゴル楽しそうでした(いいなー)。
 「手を上げた者勝ちでしょ! 旅行費の補助も出るんでしょ?」と聞いたら、「事前研修で東京に何回も行かなきゃいけなかったりして、けっこう大変なんです」と部員さん。そうか、そうだよねえ。毎日学校行って授業受けて予習復習やって塾にも行ったりして、その上で面接受けたり海外行く準備したりするんだもん、親も学校も“余計なこと”としか見ないかもしれないよねえ(想像だけど、いまだに『アメリカやオーストラリアに行くなら勉強になるだろうけどモンゴルじゃ何も学ぶものないでしょ』とか言われそうな田舎だもんな)。
Ujoko03  ちなみにこれは他のブース。チ、生足チャイナ……(汗)。
 怪しい風俗店ではなく、飲茶喫茶だそうです(笑)。 
 えー、文化祭は部単位の参加とクラス単位の参加があり、クラス参加は1~2年生がテーマ研究必須。受験勉強で忙しくなる3年生は喫茶や休憩所の出店が認められています。
 この喫茶に限らず、学校内は浴衣にメイド服、ゴスロリ、インドサリー、チャドルみたいなの、「ウォーリーを探せ」のウォーリー姿……などなどものすごいコトになってましたが(特に浴衣は大量発生していた)、無軌道になんでもアリではなく、通常と異なる格好をしたいクラスは一応「異装許可願」を出して許可をもらっているんだとか(笑)。異装(笑)する根拠や必要性なども申請しないといけないんだそうです。メイド姿やウサギ耳は「不思議の国のアリス喫茶」の店員、浴衣は平安調喫茶や文芸部のコスチューム、サリーはユネスコ部の部員が着てました。
 「結局さー、コスプレしたいんだよ、みんな……」と旧友。
 うっ(この歳になっても何だかんだ理由つけてチュバ着てる自分には返す言葉がない)。
 まぁほら、ここは外界から隔離された“女の園”の文化祭で、一般公開ったって来るのは家族や友人たちであってホントの一般部外者や不審者は来ない場所だし、安心して盛大にはっちゃけられようともいうもの。これが共学校だったり開催場所が公共ホールだったら生徒たちもこうはいかないでしょうさすがに。いいぞいいぞ、やれる時にやれる限りのことをやるんだ若者よ、などと思いつつ、部員さんたちともっと丁寧に打ち合わせしてチュバを着せてあげれば良かったかなー、しかしチベットの民族衣装(暑いのでこの季節はラサチュパだから特に)はいまひとつ知名度がなくて面白がってもらえないだろうかな、などと考えながら帰って来ました。

 ちなみに、おかげさまでルンタ・プロジェクトのフェアトレード商品は、ショール10枚が完売。シルバーのアクセサリーもけっこう売れてくれて、売り上げ(利益ではない)1万5500円でした。
 終了後は旧友とチベ友とで台新田の中華料理「栄興府」。オーナーは東北系の人(帰国者)ですが厨師は四川からだそうで、「伴黄瓜作ってくださいぃ」「ティンモと同じのはありませんか」「ああティンモ! えーと饅頭(マントウ)ってか花巻(ホワジュワ)!」と菜単にない料理を頼みまくり、しっかり出てきたのでした(凄い)。旧友ありがとう。

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