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2006.11.08

前橋ライブ終了! 次は11日(土)熊谷!!

 仕事に追われてろくな準備もできず「もうダメ」と思っていたチベット音楽コンサート(略してチベコン?)、当日は奇跡のように仕事がエアポケット状態で、無事に立ち会うことができました。
 夕方、初対面のパッサン・ドルマさんとクガさんに慌しく挨拶。
 長距離移動でやや疲れている様子だけど、会場に向かう前に明日の切符の予約、ホテルのチェックイン、とやってもらうことは多い。ビジネスホテルでは既に支払いまで済ませておいたにもかかわらず、パッサンさんのパスポートが要求され、もちろん難民にパスポートはないので、無国籍の難民であることを証明するイエローブック(インド政府のレジデンス証明。ダラムサラではIDと呼んだり、黄色い表紙がついているので欧米人は「Yellowbook」と呼んだり)のコピーが取られる。(パッサンさんはインド生まれらしいので出生地主義のインド国籍を持っていてもおかしくないんだけど、孤児だからきちんとした届け出がなくて無国籍状態になったんだろうと思う)
 ギャワ・リンポチェだって同じものを持ってホテルオークラに泊まる。珍しそうにフロント奥に引っ込む従業員を見送りながら、高崎駅前のビジネスホテルじゃ初めてかもなあレジデンス証明、などと考える。「これでア×ホテル高崎駅前の経験値がひとつ上がった」なんてね。
 会場となっていただいた東南アジア料理レストラン「オリエンタル」にダムニェンのケースを運び込むと、会場設営の真っ最中。テーブルを全部店の外に出して、商店街振興会から借りたという折りたたみ椅子も並べて、店内いっぱいにすごい数の椅子が。
 開催の最終決定は10月30日、チラシ完成は3日前。どこにも告知を流せず、もしかしたら参加者は4~5人ではないかと思っていたので、つい「こんなに椅子いるんですか?」と聞いてしまった。そしたら、照美さんが「おかげさまで満員御礼なんですよー」。
 ええええええっ。
 照美さんと彭(パン)さんがチラシを持って商店街を回り、お店の常連さんが知人を誘い、隣のエイブルアートギャラリーやフェアトレードショップの店主、一筋隣の弁天商店街で大学生の起業支援をしているお店の店主ら、前橋市中心部のまちづくりをしている人たちが一口きいてくださったとのこと。うわあびっくり。
 会場入りが遅れチューニングが押したので、チューニングしてもらいながら私がチベットの話、照美さんがお店の紹介をして時間をつなぎ、演奏開始。そのころには空席もほぼなくなって、すごくいい感じになっていました。
Dsc_0189 小さいお店だからマイクもアンプも使わず、店の隅々まで生歌が響きます。木のぬくもりを活かした温かい内装なのもまたよし。オリエンタルは個人経営ではなく、障害者施設やフリースペースなどが市の支援を受けて共同運営しているお店です(行政支援の部分を除けばルンタレストランに似てますな)。壁に飾られているのはダウン症の青年画家、小柏龍太郎君の作品。銀座で個展も開き、ノンフィクションも出版されています(→bk-1:「トバシ!」)。前日7日は地元テレビ局の番組収録で、タレント片岡鶴太郎氏のロケもあったそう(大忙しだ…)。
 さて、コンサートはチベットの伝統民間音楽「トゥーシェー」の名曲「チョラ・タシ」から。パッサンさんの公演は決まったプログラムがなく、クガさんが「次は?」と促すと、パッサンさんが今歌いたくなった歌を告げます。トゥシェーのリズムと構成には一定のスタイルがあって、イントロのフレーズはどのトゥシェーも同じ。それから必ず2部構成になっていて、テンポががらっとかわり速弾きが入り即興演奏でつないでいく、というのがスタイルだそう。Dsc_0206
 トゥシェー、ポタラの紅宮(歴代ダライラマの宮殿「ポタラ宮」の仏殿と霊塔殿)を歌ったトゥシェー、ナンマ(古典宮廷音楽)、オリジナル曲「ダラムサラ」……など1時間にわたり歌いついで休憩。メンツィカンのお土産のハーブティーを使ってもらい、照美さん手作りのココナツとクルミのお菓子が出ました。客席はぎっしりで(途中で椅子を足した)配って歩く余裕もなく、お客さんからお客さんへカップを手渡し。「お茶がまだの方は自己申告でお願いします」「まだお菓子が届いていない人いませんか?」なんて呼びかけたりして。
Dsc_0220 後半はパッサンさんが即興で思い浮かんだメロディーに「オム・マニ・ペメ・フム」の真言をのせていく独唱、男女の深い愛を歌ったトゥシェー「ラモ・ツェ」、トゥシェの速弾き部分だけで構成された「トゥクシェ(?)」、草原を馬が駆けていく姿を歌った「スムジェ・ラ」、オリジナル曲「シデ」(平和を願う歌。すんごい楽しそうに歌っていました)、コンポ地方の民歌「コンシェ」と続き、最後は太陽を称える歌「タンサン・ニマ」(無伴奏)。クガさんが「彼女は何時間でも歌い続けられるんです」と紹介してましたが、後半になればなるほど声が響いてきて、ラストのアカペラ独唱は天井がびりびり震えるような、なんか凄いものがありました。
 いやあ、よかった。お疲れ様でした(まだちょっと残ってるけど)。
 お2人は明日から伊那と東京での大きなコンサート、ラスト11日が再びルンタ主催で熊谷(埼玉県北部)です。熊谷ライブは、50人は入る大きな会場を借りたにもかかわらず、全然宣伝もできず、オリエンタルさんのような側面支援もなく、お先真っ暗。
 パッサンラのナマ歌は一聴の価値あり。入場無料なので、なんとかたくさんお客さんに来てもらいたいものです。なんとかするのは私なのか(無理っぽいなあ…)。
 あ、オリエンタルがロケ地に登場するのは10日(金)夜10時の群馬県広報番組「風人の画布(カンバス)」(群馬テレビ)だそうです。照美さんも出演。

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Comments

ほんまに 聞くことができてよかったです。どうも ありがとうございました。

Posted by: ヨロコンデ | 2006.11.10 at 01:29 AM

盛況だったようで、なによりです。
6時半にはまったく仕事が終わらなかったのと、風邪で風邪でもう大変で。
「オリエンタル」(家のすぐそばです)をチラッとのぞくだけにとどめました。

そうそう、朝一番で羽田に行くには、前橋駅南口からの直行バスが便利ですよ。
朝一番のフライトにも間に合うようになってます。
「ムーンライトえちご」って、…鉄オタじゃないんだから(笑)。

Posted by: mab | 2006.11.11 at 10:17 AM

お久しぶりです!
いいですね~
大阪でも、やってほしい!

ということで、埼玉の友人を送り込みました♪
うらるんたさんの姿に、癒されたらしいですwいいな!
私ときたら、家族やら友人やらを送り込むばかりで、自分が一度も行けていません・・・

Posted by: はにゃ | 2006.11.13 at 03:54 PM

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