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November 2007

2007.11.18

チベ友宅に招かれる

Tibetomo02 仕事の合間、仙台のチベ友宅に招いていただきました。
 「わでぃはるふぁ」で知り合った、放浪旅行派の方です。9月、初めてチベットに旅行して、カイラス巡礼まで(!)行ってこられたのでした。

 窓から大きな木を望む家に招かれ、部屋におじゃますると、タルチョがお出迎え。床には大きなチベット絨毯が2枚、虎模様と吉祥模様。なんか、ずっとここにあったかのように妙に馴染んでます(笑)。
 「去年まで南米ムード一色の部屋だったけど(確かに、壁の額にはその名残が^^)、チベットの絨毯が加わってもすっごく自然」とその方も笑うのでした。

Tibetomo01 マナサロワールのお魚だそうです。
 「お湯を注いで、ダシを取って、飲むらしい」って、ホント?
 チゥ・ゴンパの近くで、同行者が「このへんで魚はないか」と尋ねたら、「魚ならそこにある」と、干しているのを見せてくれ、買うことができたとのこと。
 マパムユムツォったら殺生御法度な聖なる湖では……? と見ていると、「これみて」と出してもらったのが、東北大学河口慧海コレクション図録でした。「まさにこれでしょ」

 本当だ!!
 図録には、河口慧海のメモも添えてあり「殺生厳禁の湖なれば、落ちたる魚を拾うなり」(原文は旧仮名遣い)。知人によると、魚を売ってくれたチベット人も、「ここは魚を捕ってはいけない湖だから、これは死んだ魚を拾ってくるんだ」と教えてくれたのだそうです。
 いやそれにしても大きくて立派な魚だわ。

Tibetomo03  3人でチベット旅行話で盛り上がり、私がダラムサラから戻った後の再会を約束したのでした。
 

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2007.11.16

「ちょっと、イケメンじゃん!」

Jarnal003 「ちょっと、イケメンじゃん!」とメールなどいただいてしまったので、ダライラマ法王随行記者団のメンバーなどをこそっと紹介。いや、冷やかしではなく。実に爽やかな好青年揃いです。

 左手前でムービーを回しているのは、WebTV「チベット・オンライン」のカメラマン、リグデンさん。いかつい体に強面という見かけによらず、おちゃめでいたずら好き。来日初日の食事でも日本食にチャレンジ、刺し身や漬け物に挑戦していました。

Jarnal002 童顔ですらっと背の高さがひときわ目立つのが総合情報サイト「パユル(祖国)ドットコム」のカメラマン、最年少のダセルさん。童顔もそのはず、だって23歳(!)という若さ。ID(インドの居留証)の関係で突然来日できなくなったダライラマ法王専属フォトグラファーに代わり、周囲の推挙で派遣が決まったイチオシの人材なんだとか。カメラマンらしく、食事のときも移動中も、常にキヤノンの一眼レフとともに行動。日本のどんな情景を切り取っているのか、楽しみです。

Jarnal001 「これチベット人記者かよ! なんかすげーかっこいいなあ!」と日本人同業者(?)を唸らせたのが、ダセルさんの右側で真剣な表情でパソコンに向かう「パユル・コム」Web責任編集者のプルブさん。どうしても仕事中の情景写真が欲しくて、取材執筆中の部屋に侵入して写真を撮り、気を散らせて悪いことをしてしまいました(申し訳ない……)。
 英文記者なんだから当然だけど、アポ、取材、執筆すべて英語でこなし、国際事情にも明るく、日本の政治情勢や要人の名前もよく知っています。「ミスターマキノは……(聞き取れず)」と尋ねられたので、「前国会議員で、2005年の衆院選に落選した」と言いたかったんだけど、「前」も「国会議員」も「落選」も英語でなんて言うのか分からず、あうあうあう(情けない)。「ルース(負けた)、ジェネラルエレクション」とかめちゃめちゃ言ってしまった。もう嫌。
 今回の4人のリーダー格で、来日後も思うところいろいろあるらしく、厳しい表情や考え込んだ顔を見せることが多い彼。何を感じ考えているのか、できればいつか、腹を割って話を聞いてみたいのだけれど。

Jarnal004 物静かで控えめな、チベット語雑誌「チチョク・メロン(社会の鏡)」編集長、ジグメさん。チベット語の文章力をかわれ、26歳で編集長に抜擢されたそうです。
 日本では、サポート役の日本人女性に「あっ、左薬指に指輪! 結婚指輪でしょ?」と尋ねられ、大あわてで「結婚はしていない」と言いつつ、「でも恋人はいるんでしょ?」と畳みかけられ「います」と大照れ。突っ込まれた翌日はリングを中指に嵌めかえていました。

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2007.11.14

随行記者団

F50 朝8時15分の成田行きで成田空港へ。ちっちゃ! プロペラ機初めて乗って思わず記念撮影。
 予定より15分早く9時20分成田着、だけど滑走路のすみからすみまで延々走り回ってカートとかたくさん並んでる隅っこで降ろされ、バスに乗って第1ターミナルに着いたのは9時40分ごろ。到着フロアを走り抜けて(なんでこんなに出口が遠いんだ! ……と思ったけど、成田に着く国内便だから端っこにあるんだった)黄色い循環バスに飛び乗って、第2ターミナルに駆け込んだのは9時55分でした。……ううむ、この飛行機で11時00分2タミ発のデリー行きに乗り換えようというのは、不可能とはいわないけどやっぱり厳しいかもしれない(リスク高い……)。当日は荷物ももっと多いだろうし。

Tibetan_2 いや、そんな実験をしにきたわけではなく、ダライラマ14世来日講演随行記者団のメンバーです。チベット人海外ペンクラブ(本部ロンドン)の代表派遣記者、チベット発ネットニュース最大手ペユル・コムの記者とカメラマン、亡命政府のオフィシャルカメラマン。23~33歳の若手ながら、みな編集責任者や主任編集クラスの精鋭ばかり。
 話はあまり本題に入らないまま、たわいない話題ばかりに終始してしまった(反省)。チベットにかかわるニュースソースがチベット人自身の手でつくられるのは有意義なことだと思うし、有望で魅力的なチベット人青年たちと、招聘を企画実現したTさんに乾杯。

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2007.11.11

内輪ウケって難しい

 オモテの仕事で内覧誌に、「大切にしているもの」というテーマで何か書いてくれ、といわれて頭を抱え中。
 内輪で読む内容だから、例えば「自宅を新築しました♪」なんてマジ自慢じゃ鼻白まれる。オチがついて面白おかしいのが最優先。でも、そんなネタになるようなものがほいほい転がっているわけもなく。
 ほとんど素のまま、苦し紛れで書いてみたのがこんな出来

 上司に見せると「……ははは!」。
 お、ウケた!
 「おい、これ俺はすごく面白い。面白いけどな、読む人を選ぶんじゃないか?」

 ……やっぱりそうですか。
 (この上司、“全方向オタク”的な博覧強記。モンゴル人が出てくる仕事を提出したら「この人『ボルジギン』さんって名前だけど、チンギスハンの関係者だとか言ってなかったか?」なんて突っ込みが入ったりする。つまり、この上司にウケたからといって一般に通用するとは限らない)

 同僚その1に見せる。
 「……いいんじゃないっすか?」
 無反応かよ!!

 同僚その2にも見せる。
 「へぇぇええええー。○○さん、すごいんですねぇ」
 わぁぁ感心された! 違うの感心するんじゃなくて「何じゃそりゃ」ってツッコんでほしいの(涙) これで素朴に感心されちゃったら立つ瀬ないよう。

 上司「目が合う、ってあたりがオチになってると思ったがな」
 私「そうなんです、タンカにもドルカル、つまり白ターラー菩薩とか文殊菩薩とか優しげでかわいいのもあるのに、よりによって憤怒尊キタんか、とか、まあここは多少脚色で、私イダム好きなので金剛力士なのは実際はすっごく嬉しいんですけど……そもそも、寝る部屋にタンカ、ってあたりからして既にして笑い所で、本来なら仏間作ってきちんと収めなきゃいけないような有難い大切なものがなんでそんなとこにあるんだよ、とか、突っ込みドコロはいっぱいあるんですけど……」
 上司「……」

 しまった、この上司さえ置き去りにしてしまった(涙)! (どうする、自分!)

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2007.11.10

日帰り上京

 チベット関係の打ち合わせで日帰り上京。東京駅経由で新宿に向かったら、丸の内線で「安全確認のため運行見合わせ」、中央線で「人身事故で緊急停止」に巻き込まれる。案内もらっていた糸井さんの個展に足を伸ばす時間がなくなりました。すみません。
 打ち合わせはいつものまったりムード。代表Kさんオススメの歌舞伎町のタイ料理「タイ・イサン」で軽く食事して解散。

 最近いろんな技(?)を研究中で、ネット予約の「トクだ値」で仙台→東京(¥10,590)が最安8460円になるとか、週末なら「土日きっぷ」(¥18,000)で「はやて・こまち」含め乗り放題だとか。東京往復だと8460円×2のほうが安いけど、これだと「やまびこ」限定なので、今回は土日きっぷを入手。万が一、明日また東京に行くことになってもこっちならタダで往復できるもんなー……などとおバカなお得感にひたってたわけですが……帰路、さすがに疲れて「んなわけねえだろ」と我に返る。14日もまた有休取って上京する予定だし、ちょっとやりすぎかも。だから貯金ないんだな私。

 アムネスティ関係の人とも会ったのでカビア女史の話聞きたかった~って話をしたら「今日新宿講演だったんですよね、時間かぶってましたけど」。がぁぁん、そういえばー。チベット関係の打ち合わせのために上京することは考えても、講演会を聴くために上京することは思いつかなかった私。仙台講演がないと知って次に浮かんだ考えが「仙台に呼ぶこと」だったっていう思考回路って。とほほ。

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2007.11.07

[2人展]巴絵 - Pictures Swirl

Swirl チベ友の糸井さんからお知らせいただきました。
 行けそうにないのが申し訳なく。(しかも告知アップも遅れてしまいました。申し訳なさ自乗)
 11月20日までの開催です。展示会は非チベ。

巴絵 - Pictures Swirl
小島佳典・糸井潤 二人展

会期:2007.11.7 - 20

会場:ギャラリー・ユイット
東京都新宿区新宿3-20-8-8F
03-3354-6808

在廊予定情報:http://d.hatena.ne.jp/kojimaitoi/

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2007.11.05

共同戦線?

 過日、「『モンゴル自由連盟』の日本支部が立ち上がったんです」と、その関係の方から連絡をもらった。「中国政府の抑圧への抵抗、という1点で、虐げられている民族同士が連携したい。ウイグル人はまだ日本に少ないので、まずはモンゴル人とチベット人が手を取り合いたい。モンゴルとチベットは歴史的にも深い関係があるし、宗教もチベット仏教なので、理解しあえると思う」との由。ルンタは日本人のチベット支援グループなので、例えばTYC(チベット・ユース・コングレス)に日本支部があったらいいんだろうなあ、などと思った次第。

 ……なんてことを思い出したのも、ラビア・カーディル女史来日、というお知らせが回ってきたので。ラビア女史は中国で共産党員で政協全国委員までのぼりつめながら、新疆ウイグル自治区の人権問題を訴え続け、逮捕、投獄の後、亡命を余儀なくされた女性。ノーベル平和賞候補にも名前が挙がり、ウイグル民族の人権を訴える象徴のようになってる方です。
 ウイグル人といえば、天安門事件のウルケシ(ウーアルカイシー)君(もう「君」は失礼か)とか、去年の夏の甲子園に出た高校球児ウラム君とかしか具体的には思い浮かばないわけですが。あと9月に大宮で行き損ねたウイグル料理店か。
 ただ名前はずっと聞いてたし、新疆も行ったことあるしで独り勝手な親近感はあるし。(今回の招聘はもちろんアムネスティ日本だけど)ラビア女史を支援する日本人ないし在日ウイグル人のグループもあるのかしら、などと思って講演日程を確認したら、ない! 仙台がない!!
 政令指定都市だぜ100万人都市だぜ、島根や山口でもあるのになぜ仙台にはないの、と結構ショック。そういえば、2000年と2002年にアムネスティ日本がグチュスムのメンバーを招いた講演会をやった時も、仙台はなかった……!! (宇都宮の後、東京に戻って札幌に飛んだんだ……確か)
 限界はあるけど、もっと早く事前に知ってれば、あとアムの支部以外の主催でもいいんだったら、会議室借りて宣伝するくらいのお膳立てはしたけどなあ。まぁ多分に「私が会ってみたい」という私利私欲ではありますが。すげー残念。ウイグル世界会議日本支部の人と知り合って、モンゴル自由連盟日本支部の人に紹介するチャンスだったかもしれないのに(いや、いればですが)。

 そこでちょっと真剣に考え出したら、やっぱり仙台って東京から遠すぎるのか、と思えてきたり。(アムネスティの場合だけど)全国講演を地元に呼んでくる場合、前開催地からの交通費と滞在費、会場代が地元主催者の負担になるはず。私が前に絡んだときは滋賀とか群馬だったから、大阪→京都とか東京→前橋の交通費なんてたかがしれていたし、夜は大阪や東京に戻ってもらってアム事務所にお任せだったけど、仙台だとそうはいかない、かも。東京→仙台の交通費だって、演者と通訳含め数人分となると数万円かかるし、講演後の懇親会を考えたら日帰りは無理だからホテルも準備しなきゃだし。
 ふうんでも誰も何もやらなかったの? と、過去に仙台で開かれたアムネスティ講演を検索したら、数少ない仙台のチベ仲間Hさんの(正確にはお連れ合いの)名前が!!! なんぼ世の中狭いって、そう来るか!! 

 さらにつらつら考えてみるに、今回ラビア女史が来日しても、「日本の在日ウイグル人が大歓迎!」とかありえないし、気軽に「日本のウイグルレストランで舌鼓!」なんてわけにはいかないのかもしれないな、とも。おそらく日本に来て暮らしているウイグル人の多くは、中国国籍で、中国政府発行のパスポートで「中国人」として日本にいるわけで。さらにいえば、政府派遣の研究生だったり、日本とビジネスできる富裕層、留学できる高学歴のエリート層ばかりなんだろうし……。
 インド国籍ネパール国籍日本国籍その他の国籍無国籍と中国籍が入り混じってるチベット人とはまた違う状況があるんだろうな。(気になってウイグル関係の掲示板をちょっと見てみたけど関連の話題一つありませんでした。そうだよな、やっぱり……)

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