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2008.11.26

私の見たチベット 暮らしと文化

Rimg0320 地元で「チベせん」主催イベント。
 渡辺一枝さんを迎えて講演「私の見たチベット 暮らしと文化」。しんみりと会場が一体になる語り口に、来ていただいて、じかにお話を伺えてよかった、としみじみ感じた2時間でした。

 ものすごく意外だったことに、一枝さん、仙台での講演会は初めてとのこと。「中学校の修学旅行以来です」とおっしゃられて、こちらが驚きました。
 というのも、もともとこまやかな季節感あふれるエッセーを慕うファンや平和を願う気持ちに共鳴する人の多い方で、チベット関係以外での講演活動も多く、私個人は、仙台に来る前の群馬では2度ばかり、一枝さんのトークショーがあったことを後で知り(確かうち1回はミニコミ誌を出してる地元広告会社の主催だった)、「しまったもっとちゃんと情報収集していればぁぁ」と悔やんだ経験もあったので。仮にも文学都市を標榜する人口100万人の仙台で講演会がなかったとはちょっと信じられず。

 開催レポートはチベせん代表のブログに譲って、懇親会も終わった2次会ではスタッフの大反省会。
 「いいお話だったっス……もっとたくさん人呼べたらよかったッス……」
 「だろ? そうだよなぁ? もったいねぇよなあ!!」

 足を運んでくださった方々はすっごく真剣で会場の雰囲気はとっても良かったし、金で数を競う政治集会とか労働組合が動員をかけるようなものとは違うので、人数の多寡に本質的な意味はない……んだけど、お話が素晴らしかっただけに余計に、満員御礼とはいかなかった、はるばる一枝さんに来ていただいて、たくさんの人に聞いてほしい話がもったいなかった……という気持ちはなんとなく全員が共有したまま夜はふけるのでした。
 「チベットって最近よく聞くけど何なの?」的な、ちょっと前までのノリ(社会的関心、に言い換えてもいいかも)はなかったかも。
 準備や呼びかけや告知や周知徹底についての個人的力不足は第一にあるとして、ただこの9ヶ月ばかりは、それを超えた何かに振り回されてきたので、今回はそうじゃなかった……ということを考えると、社会の関心が薄れたのか、認知度が上がって新鮮味がなくなった(チベットお腹いっぱい、みたいな)のか、センセーショナルな関心を呼びそうなビビッドなトピック(ラサで暴動に巻き込まれましたあ、とか、チベット代表者会議の内幕を話しますう、とか……?)でないと人は動かないのか、とか……。いろいろひとりで思いはとんで、ある事象に対する関心のあり方とか、チベットを考えるイベントのあり方とか、これからチベットはどこに行くんだろうなんても考えてみましたが、そんなの分かんないし、考えたって仕方ないことだと思えてきたので、やめます。

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