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2011.01.04

2009年当時の「チベット語を守ろう」活動

 調べ物中、たまたま目に入った蔵人文化網の過去記事(09年12月7日)。
 (なぜ目に入ったかと言うと、「アクセス数の多いコンテンツ」としてサイドバーのアクセスランキングトップ10に入っていたから。1年以上前の記事が今も読まれていることで、この問題への関心の高さが分かる)

 「アムドのナンチェンで『チベット語新語彙自主テスト』」
 大きな社会問題になる(2010年10月)よりもずっと前からチベット人はチベットで頑張ってた。今もなにひとつあきらめてない。と思った。

記事も短いので(もともとがグラフ特集って感じ)、以下、粗訳です。

アムド・ナンチェンの民間組織が「チベット語新語彙自主テスト」
(2009年12月7日)

(写真1・自主テスト参加者が記念写真)
(写真2・年長者も自主テストに加わった)
※机が前後逆なのはカンニング防止のため学校でも一般的にやってることなんだろうなー。ほほえましい
(写真3・障害者も参加した自主テスト)
(写真4・青年たちも参加した自主テスト)
※2枚目の写真と合わせると、背後の壁に書いてある標語は「変命運、学未来」(運命を変えよう、未来を学ぼう:一生懸命勉強しようぜという趣旨の標語)みたいです。

(本文)
 アムドのナンチェン(青海省ナンチェン県)でこのほど、地元の僧侶や学識者が発案企画した「チベット語新語彙自主テスト」が滞りなく開催された。
 自主テストの会場には数多くの机が準備され、参加希望者は会場に来て空いている机を見つけて座るだけでテストに参加することができ、(自主テスト参加には)これ以外の何の決まりも条件もなかった。こうした目新しい方法は多くの人の関心をひきつけ、小中学生、教師、僧侶、公務員など、すべての人が進んで熱心に参加した。
 チベットでは、かなり多くの人が、チベット語を話す際に中国語やその他の言語の単語を混ぜはさんで使用している。完全にチベット語だけで表現できる語彙を身につける機会が少なく、訓練が不足しているために、より一層こうした現象が広がりつつある。ナンチェン地区の民間組織が開催した「チベット語新語彙自主テスト」は、参加者にチベット語の新しい語彙に触れて学べる機会をつくるとともに、純粋なチベット語(の継承)に関心を深めてもらうことが目的となっていた。
 今回のテストを通じ、広くチベット語の新しい語彙を学び知る機会が作られただけでなく、実態調査と(言語消滅に対し)警鐘を鳴らす効果も生まれたといえる。
(特約通信員 シャロン・タシペンツォ)

 翌10年4月、この地域をジェクンド震災が襲ったことを今の私は知っている。ジェクンド州(玉樹チベット自治州)に属するこの周辺も少なからぬ被害を受けたことを思うと胸がふさがれる。

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