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2011.05.10

[5月9日VOT訳]中国当局、ンガバ中高生への管理強化

 ドル・ツルティム関連と同じ日に更新されたボイス・オブ・チベットに、ンガバの新しい関連情報が入っていたので、ついでに粗訳。

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当局、阿壩民族高中の管理強化

 【ボイス・オブ・チベット(ノルウェー)5月9日報道】チベット、アムドにある阿壩州民族高級中学*1は中国共産党の軍と警察の厳しいコントロール下に置かれており、当局はンガバ出身の学生を帰省させてはならないと命じている。

*1:阿壩はンガバの中国語名(音写)。高級中学(高中)は日本の中学~高校にあたる(中高一貫の6年制学校)。州の拠点校として、州全体から学生が集まる進学校(のはず)。阿壩州の役場があるバルカムにあり、ンガバからは200km以上離れている。

 ダラムサラ・キルティ僧院のチベット本土緊急情報収集本部メンバーのツェリンは本放送局に次のように説明する。
 (録音談話)「中国共産党政府は先月(2011年4月)22日、阿壩州民族高中の学生が使用している教材と副読本の抜き打ち検査を行い、政府の検閲を受けていないという口実で多くの学習教材や副読本が没収され、焼き捨てられた。さらに当局は学生に対し、今後、政府の認可を受けていない書籍の所持や使用は許されないと命じた」
 「阿壩州民族高中の学生は今年3月17日にハンガーストライキを行った。キルティ僧院の僧侶プンツォが民族の自由を訴えて焼身自殺を選んだことに共感と支持を表明したのだ。同時に、何一つ武器を持たないンガバのチベット人に武装した軍と警察を差し向けて殴打して逮捕拘束した後、学校のインターネットがブロックされ、教師や学生の携帯電話までもすべて没収されて、学生たちが外界と一切の連絡をとれなくさせられたことに対して抗議するものだった」
 またツェリンは次のように語った。(録音談話)「中国共産党政府は現在も、ンガバ出身の学生に対する『無期限帰省差し止め』を強く命じている。このため、彼らンガバ出身の学生たちは、今年の夏期休暇をキャンパスから出られずに過ごすことになりそうだ」

 ツェリンによると、今年33歳になるンガバのチベット人チュギャムツァン(Chogyam Tsang/曲堅)は先月(2011年4月)15日に消息を絶ってから一切の連絡が取れていなかったが、今月(5月)3日ごろ、成都市公安局と安全部の人間がンガバを訪れ、チュギャルの自宅などを捜索したことから、家族らは彼が成都で身柄を拘束されているのではないかと推測している。このほか、今年3月16日に公安に拘束された多数のチベット人のなかの1人に、ケルサン(Kelsang/格桑)という若いチベット人が含まれていることが分かっている。

 またツェリンによれば、中国共産党政府は先月(4月)18日、身分証を携帯した50歳から60歳のチベット人女性に限ってキルティ僧院内に入ることを許可したが、今月(5月)6日から再び新しい規定が定められ、今度は、僧院内に入ることができるのは1週間に1回のみ、かつ、すべての僧坊に軍と警察と公安局員が一律に配置され駐留することが決められた。このほか、当局はンガバのンガチュカ=音訳・阿曲卡=のある建物の中にたくさんのチベット人高齢者を集め、いわゆる“教育活動”を進めている。

中共加紧管控阿坝民族高级中学
【挪威西藏之声5月9日报导】位于西藏安多的阿坝州民族高级中学正处于中共军警的严密管控中,当局还下令来自阿坝县的学生不得返回家乡。
达兰萨拉格德寺西藏境内紧急情况联络小组成员次仁向本台介绍说,(录音)中共政府于上月22日,对阿坝州民族高级中学的学生课本和阅读书刊进行突击检查,没收并焚烧了很多被称是未经官方许可的书本。当局还责令学生在将来不得使用和收藏没有官方许可的书籍。
阿坝州民族高级中学学生于今年3月17日进行绝食活动,对格德寺僧人平措为民族自由事业选择自焚表达支持和声援,与此同时,抗议中共政府派遣军警对阿坝县手无寸铁的藏人进行打压和拘捕后,当局曾屏蔽了学校网络,没收师生的手机,禁止学生与外界联系等。
次仁说,(录音)中共政府还强令来自阿坝县的学生“无限期禁止返家”,因此,这些学生将有可能在学校中度过今年的夏季假日。
次仁表示,阿坝县现年33岁的藏人曲坚于上月15日失踪后,一直下落不明,但是本月3日左右,成都市公安和安全人员来到阿坝县,对曲坚的住所进行搜查,于是其家属猜测他被关押在成都市。此外,今年3月16日,遭中共公安拘捕的多名藏人中,已得知有一名叫格桑的年轻藏人。
次仁还说,上月18日,中共政府允许50至60岁的西藏妇女凭持身份证,进入阿坝格德寺内,但是从本月6日开始,当局又规定新的措施,允许在一周内只进寺一次,并对每间僧舍统一安排军警和公安人员进行驻守。此外,中共当局还在阿坝县阿曲卡(译音)一院子里召集很多西藏老年人进行所谓的教育活动。
http://www.vot.org/text_simple.html

 ほぼ同内容の英文記事(パユルが同一情報源を取材)はこちら→Tibetan man missing in Ngaba, authorities in Barkham grill students (2011.05.09)

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