« [チベット・アムド] 2011年8月ラブランで何が起きているのか(下) | Main | [非チベット]純中国産妖怪アクションアニメ「クイーバ(魁拔)」を観てきた »

2011.10.27

[訳]作家らの拘束続く

 ウーセルブログ2011年10月27日付「藏人作家交巴李加被拘捕,藏人教师达瓦被判刑三年」 (前半のみ訳)

 知らせが届き、報道も目にした――10月19日、チベット作家チュパ・ルギェルが蘭州で当局に身柄拘束された。
 チュパ・ルギェルはチベットのアムド(現青海省)ドウィ(循化県/Yadzi)(道幃郷/Dobi)出身、大学は西南民族学院を卒業し、西北民族学院で修士課程を修めた30代。身柄拘束前は甘粛民族出版社に勤務し、チベット語編集者を務めていた。『人性毅力(人間性と意志力)』『遥见根敦群培(ゲンドゥン・チュンペーを遥かに仰いで)』『仁卓研究(レンドゥル研究)』『察佤达纽随笔(ツァワダニ エッセー)』など、影響を与える多くのチベット語書籍を編集・出版した。また同時に、『本我叢書(自我シリーズ)』や、チベット人大学生が主催した雑誌『シャルトゥンリ』の編集も担当したことがある。
 彼はチベット語で文章を綴り、しばしば雑誌やインターネット上に文章を発表していた。
 チュパ・ルギェルが拘束されてから今に至るまで、当局は家族に対して拘束理由や拘留場所を明らかにしていない。

得到消息,也看到报道——10月19日,藏人作家交巴李加在兰州被当局拘捕。

交巴李加是西藏安多(今青海省)循化县道帏乡人,大学毕业于西南民族学院,在西北民族学院获硕士学位,30多岁。被拘捕前就职于甘肃民族出版社,任藏文编辑。编辑、出版多部有影响的藏文书籍,如《人性毅力》、《遥见根敦群培》、《仁卓研究》、《察佤达纽随笔》等。并担任过本我丛书、藏人大学生主办刊物《夏东日》的编辑。

他以藏文写作,经常在刊物和网络上发表文章。

交巴李加被拘捕至今,当局未向其家人交待拘捕理由及关押地点。

(訳注付記)
※「本我叢書」…案内の残る掲示板によるとキャッチコピーは「チベット人現代青年思想家が協力して世に問う作品」。2005年に雲南民族出版社から発行されたチベット語の論文集6冊シリーズで、それぞれ「批判」「懐疑」「真実追求」「人格」「探索」「文化」がテーマだったようだ。発刊の知らせをチュパ・ルギャル本人が書き込んでいて、同じ有名作家で編集者のワンチュク・ツェテンが「チベット語ですか、中国語ですか」と訊ね、チュパ・ルギャルが「チベット語です。目下唯一の(チベット語)思想文化評論シリーズです」と自信たっぷりに回答してたりする。表現者の息遣いを間近に感じて、拘束されて行方不明の現在がなんともやりきれない。

|

« [チベット・アムド] 2011年8月ラブランで何が起きているのか(下) | Main | [非チベット]純中国産妖怪アクションアニメ「クイーバ(魁拔)」を観てきた »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/22378/53125199

Listed below are links to weblogs that reference [訳]作家らの拘束続く:

« [チベット・アムド] 2011年8月ラブランで何が起きているのか(下) | Main | [非チベット]純中国産妖怪アクションアニメ「クイーバ(魁拔)」を観てきた »