2009.01.18

1/24仙台で石濱教授のチベット史講演会

 チベット・モンゴル・満州関係史が専門で、「チベットを知るための50章」など多数の著書がある石濱裕美子・早稲田大教授の講演会が今週末、仙台で開かれます。
 東北大学の若手の歴史研究者グループが主催する勉強会なんですが、イシハマ先生から直々に
「仙台は遠いし、ごろうちゃんを置いて行けないし、これまでは断ってたけど、去年は『チベせん』とかね、東北でもチベット関連のグループができたのを聞いて、チベットに関心のある人がいるなら行って話をする甲斐もあると思って初めて行くことにしたから。誰でも参加自由だし無料だし、一般の人にも分かりやすくパワーポイント使って話すから興味のある人は誰でもどうぞ!」
とメッセージいただいてしまいました(有り難や……)。
というわけで、ご興味ある方は、ぜひ。

東北大学東北アジア研究センター共同研究
「北アジアにおける帝国統治とその遺産に関する研究」第5回研究会

  • 日時:平成21 年1 月24 日(土)13:00-17:30
  • 場所:東北大学川内北キャンパス
    川北合同研究棟4 階大会議室(436 室)
  • 内容:
    (1)講 演(13:00-14:00)
    石濱裕美子氏(早稲田大学教育・総合科学学術院教授)
    「チベット仏教世界の歴史的展開」
    (2)報 告(14:10-17:00)
    中村篤志氏(山形大学人文学部講師)(14:10-14:50)
    「清代モンゴル史研究の現状とソムをめぐる諸問題」
    田淵陽子氏(東北大学東北アジア研究センター専門研究員)(14:50-15:30)
    「『満洲国』期の対モンゴル人教育機関に関する回想録について」
    佐藤憲行氏(東北大学東北アジア研究センター専門研究員)(15:40-16:20)
    「19 世紀後期のダムノールチン地区拡大とロシア商人」
    岡 洋樹氏(東北大学東北アジア研究センター教授)(16:20-17:00)
    「人民革命期モンゴルにおける地方行政統治」
  • 聴講自由

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2008.12.01

Jigdrel(ジグディル)

 「Jigdrel」というチベット人が撮った記録映像は、10月、日本のチベタンの友人から聞いて知った。(寡聞にしてそれまで知らなかった)
 その友人は、亡命2世世代で、異郷で生まれて難民学校で育ち、ふるさとチベットを自分の目で見たことがない。
 「外国の撮影隊が作った映画はあるけど、これは、本土のチベット人が自分で撮ったところが違うんだ。中国政府はすぐに『分裂主義者の工作』とか言って、3月の抗議活動も『外国から危険分子が扇動した』なんていうけど、この映像を見れば全部ウソだって分かる。本土のチベット人が『やらなきゃ』と自分でビデオを持って旅に出て、映って話している人も、無理やりじゃなくて自分の意思で『自分はこう思います』ってカメラの前で意見を言ってるんだ」。
 説明しながら、友人の目は少し潤んでいた。
 「そして、撮影した人は2人とも中国政府に連れて行かれて行方不明なんだ」(当時。10月15日、1人は監視つきで釈放された)

 ネット公開されていた映像は英語字幕。
 「日本人に見てもらうには、日本語に訳して日本語の字幕がないと」「ある程度チベットのことを知らないと、見てもわからないかも。解説がいると思う」。一緒に映像をみた人たちの間から、その場でさまざまな意見が出た。全員が「上映する」ことを前提にしていた。「字幕加工ならできる」と手を上げる人、「英語字幕をまず日本語に直してみますね」と申し出る人。「会場探しておきますね」「チラシ作れます」……。
 実をいうと私なんか自分でできる範囲のことしか想像力が働かず、内心「えぇー、字幕なんて一般人にはムリでしょ」「ネット配信のものをどうやって加工するの」と悲観的に眺めていたので「え!? できるの」「え!? え!? それもできるの!?」と、ただ圧倒。すいません。世の中、デキる人はほんとに凄い、と感服。

 チベット語→英語→日本語と迂回すると、もしかしたら、2回訳す間に意味がズレるかもしれない。友人は「映像で話されてるチベット語は方言が強くて、難民キャンプの標準チベット語で育った自分には完全には意味が分からない」という。
 映像の冒頭、「東チベットで……」とナレーションが入っているのを手がかりに、東チベットならカム(Kham)だ、カムの言葉が分かる人に監修をお願いしよう、とカンパ(カム人)協力者探しが始まった。
 カム方言といっても地域差があり、チャムド、リタン、ギャロン、タウ、カンゼ、デチェン、ムリ……と、それぞれ言葉が違うという。(日本語でも、同じ関西弁だからといって、京都言葉のことを岸和田の人に聞いたりしないと思うし。)カムに詳しい日本人にも協力を頼んだりして、カムの中のさらにどの方言なのか確認しようとしていた10月下旬、拘束され行方不明だったこの映像の撮影協力者が釈放されたというニュースが入った。

チベット人の「本音」描いたドキュメンタリー映画の制作協力者、7か月ぶりに釈放(AFP-BBニュース日本語版 2008年10月21日)
http://www.afpbb.com/article/politics/2530617/3450448?blog=alcom

 「甘粛省のラブラン寺に戻り」……。
 って、カムじゃないじゃん、アムドじゃん!! だから(アムドの)西寧拘置所に拘留されていたのか。そういうことか。
 すぐにアムド出身の知り合いに聞く。
 「Jigdrelって知ってる?」「知ってるよ」「インタビューで話してた言葉、聞き取れた? 英語なくても分かるの?」「(笑って)当たり前じゃないか。自分の言葉だよ」

 生まれて一度も見たことのない、足を踏み入れたことのないふるさとの人たちが撮影した映像を何度も何度も繰り返し見て、ふるさとへの言い尽くせない思いを胸に「これを日本人に見てほしい」と訴えたチベットの友人。
 その土地で生まれ育ち、温かい思い出も嫌な記憶もすべて抱え、友人も親類も残したまま離れざるを得ず、(現在の情勢では)再び戻って故郷で暮らすことは絶望的ななか、遠く離れた日本で、インターネット越しの映像で、現状を訴えるふるさとの言葉を聞いたチベットの友人――。
 なんだか泣けてきた。

 こうしてさまざまな人の協力で実現した「Jigdrel」日本語字幕版。
 ほんと私は横から成功を祈りつつ己のスキルのなさを実感してただけで何も能力を提供できなかったけど、年内に上映が実現することになって勝手に嬉しい。
 地元でもチベせんに機会を作ってもらった。ゲストなし、映像見るだけの地味イベントですが、経費かけないぶん値段もそこそこなので(無料にしないのは余剰分を「Filming for Tibet」に寄付するためです)、1人でも多くの参加があれば、と思ってます。

【東京上映会】
日時: 2008年12月6日(土)午後7時
場所: 大久保地域センター4階多目的ホール
    (東京都新宿区大久保2-12-7)
参加費: 1000円
予約: SFT日本(予約専用) sft_jp_move@yahoo.co.jp

【仙台上映会】
日時: 2008年12月7日(日)午後2時
場所: みやぎ婦人会館5階第2会議室
    仙台市青葉区錦町1-1-20
参加費:500円/予約不要
詳細: http://www.tibesen.com/


(以下転載)

チベットの「いま」を伝えるドキュメンタリー
「Jigdrel(ジグディル)― LEAVING FEAR BEHIND」
   


2008年、チベット。20人がカメラの前で恐れることなく本当の気持ちを語った。フィルムは極秘にチベットから持ち出され、撮影した青年と僧侶は中国政府に逮捕された――。
近づく北京五輪に沸き立つ中国の裏側で、チベット人は何を思い、何を感じ、どう生きているのかを世界に伝える証言映像。

Filming for Tibet(スイス)の協力でStudents for a Free TIBET Japan(SFT日本)が日本語訳と字幕制作を行ったものです。

■日時: 2008年12月6日(土)午後7時
■場所: 大久保地域センター4階多目的ホール
    (東京都新宿区大久保2-12-7)
■ゲスト:ダライラマ法王日本代表部事務所
     代表 ラクパ・ツォコ氏
■参加費:1000円
■定員:100人
■申し込み・問い合わせ:SFT日本事務局
 参加申し込み専用 sft_jp_move@yahoo.co.jp
 参加予約以外の問い合わせ sftjapan2008@gmail.com
■主催:Students for a Free TIBET Japan(SFT 日本)    
■協力:(社)アムネスティ・インターナショナル日本・チベットチーム

【ドキュメンタリー「LEAVING FEAR BEHIND」について】

2007年10月から2008年3月にかけ、チベット東北部アムド地方在住の農民トンドゥプ・ワンチェン(34歳)と僧侶ジグメ・ギャツオ(39歳)の2人が、チベット各地で極秘にインタビュー取材したVTRを、トンドゥプの従兄弟であるスイス在住のギャルジョン・ツェリンが編集し、25分のネットムービーとして公開した。チベット語原題は「Jigdrel(ジグデル)」(=恐怖を乗り越える)。日々の社会的抑圧や政治的迫害を感じながら生活するチベット本土のチベット人が、北京五輪についてどう感じているのか、置かれている政治的状況をどうに考えているのか、強制移住や中国政府による資源収奪や教育・文化面での抑圧の実態を、「恐怖を乗り越えて」カメラの前で赤裸々に語った、チベットの「いま」を伝える貴重なインタビュー映像である。

取材した2人は2008年3月にラサからチベット各地に広がった騒乱の直後、相次いで逮捕された。ジグメ・ギャツオは過酷な拷問と虐待の後に2008年10月15日に仮釈放されたものの、現在も厳しい監視下に置かれている。トンドゥプ・ワンチェンの行方はいまもわかっておらず、政治的な理由から拘束されている多くのチベット人とともに安否が懸念されている。

LEAVING FEAR BEHIND公式サイト
http://www.leavingfearbehind.com/

(東京・仙台以降の各地の上映会予定は→SFT日本の「"LEAVING FEAR BEHIND"「恐怖を乗り越えて」特設ページ」へ)

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2008.11.26

私の見たチベット 暮らしと文化

Rimg0320 地元で「チベせん」主催イベント。
 渡辺一枝さんを迎えて講演「私の見たチベット 暮らしと文化」。しんみりと会場が一体になる語り口に、来ていただいて、じかにお話を伺えてよかった、としみじみ感じた2時間でした。

 ものすごく意外だったことに、一枝さん、仙台での講演会は初めてとのこと。「中学校の修学旅行以来です」とおっしゃられて、こちらが驚きました。
 というのも、もともとこまやかな季節感あふれるエッセーを慕うファンや平和を願う気持ちに共鳴する人の多い方で、チベット関係以外での講演活動も多く、私個人は、仙台に来る前の群馬では2度ばかり、一枝さんのトークショーがあったことを後で知り(確かうち1回はミニコミ誌を出してる地元広告会社の主催だった)、「しまったもっとちゃんと情報収集していればぁぁ」と悔やんだ経験もあったので。仮にも文学都市を標榜する人口100万人の仙台で講演会がなかったとはちょっと信じられず。

 開催レポートはチベせん代表のブログに譲って、懇親会も終わった2次会ではスタッフの大反省会。
 「いいお話だったっス……もっとたくさん人呼べたらよかったッス……」
 「だろ? そうだよなぁ? もったいねぇよなあ!!」

 足を運んでくださった方々はすっごく真剣で会場の雰囲気はとっても良かったし、金で数を競う政治集会とか労働組合が動員をかけるようなものとは違うので、人数の多寡に本質的な意味はない……んだけど、お話が素晴らしかっただけに余計に、満員御礼とはいかなかった、はるばる一枝さんに来ていただいて、たくさんの人に聞いてほしい話がもったいなかった……という気持ちはなんとなく全員が共有したまま夜はふけるのでした。
 「チベットって最近よく聞くけど何なの?」的な、ちょっと前までのノリ(社会的関心、に言い換えてもいいかも)はなかったかも。
 準備や呼びかけや告知や周知徹底についての個人的力不足は第一にあるとして、ただこの9ヶ月ばかりは、それを超えた何かに振り回されてきたので、今回はそうじゃなかった……ということを考えると、社会の関心が薄れたのか、認知度が上がって新鮮味がなくなった(チベットお腹いっぱい、みたいな)のか、センセーショナルな関心を呼びそうなビビッドなトピック(ラサで暴動に巻き込まれましたあ、とか、チベット代表者会議の内幕を話しますう、とか……?)でないと人は動かないのか、とか……。いろいろひとりで思いはとんで、ある事象に対する関心のあり方とか、チベットを考えるイベントのあり方とか、これからチベットはどこに行くんだろうなんても考えてみましたが、そんなの分かんないし、考えたって仕方ないことだと思えてきたので、やめます。

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2008.05.09

5/23にチベット医学講座/サイクロン

 ビルマ(ミャンマー)の人と知り合って、ちょっと話した。
 初対面の私に、いてもたってもいられない、というせっぱ詰まった声音で「今必要なのは食料と医薬品です。命がかかってます。軍事政権を利するとか建前や理屈でなく、一刻も早く人道支援を」と、最後は泣き出してしまい、会話にならなかった。
 未曾有の災害、膨大な数と言われる犠牲者、閉め出される外国メディア、伝わらない現地情報……。去年9月の僧侶の抗議行動(取材中の日本人フォトジャーナリストが殺害された)の当時、周囲のチベ友は「チベットを思い出して涙が出た」とか言っていた。たぶん、ここ2ヶ月のチベット報道の洪水に、ビルマにかかわる人たちは、あるいはビルマを思い出していたのかも――と考えたり。
 政治の壁のために、支援物資が届かないとか治療が受けられないとか食料が受け取れないとか、実際何が起きているのかが外に伝わらないとか……考えると暗澹とした気持ちになる。「助けて」と言う声さえ届かないなんて状況は、やっぱりおかしい。ビルマ(ミャンマー)も、チベットも。(と思考回路はチベットに戻る……すんません)


 ダラムサラのメンツィカンで研修医となったアムチ(チベット医学博士)の小川さんから、講演会の案内をもらいました。「オープンセンス」の主催事業です。

「チベット医学講座 一人一人が主人公」
【講師】チベット医学研修医 小川康
【日時】5月23日(金)19:00~21:00
【受講料】3500円またはオープンセンスチケット1枚
【場所】東日本橋 リバース2階ホール
  http://opensense.jp/studio/rebirth/access.html
 インドのダラムサラのチベット亡命政府にあるメンツィーカン(チベット医学暦法学大学)にチベット圏以外の外国人として初めて合格し、2007年チベット医(アムチ)となった小川さん……。薬剤師、薬草会社社員、自然観察インストラクターなど色んな体験を経て、いまチベット医学の道を歩まれています。ユニークな体験のなかから チベット医学やヒマラヤの自然の話また実際にヒマラヤから持っていただいた薬草に触れながら薬草の話などを聞かせていただきます。
 「草に親しみ、薬の起源を体験し自分で感じ考えることから 一人一人が医学や薬学を自分の手に取り戻してゆく手助けをしたい」「草を楽しむと書いて薬という漢字ができました。まずはそこからはじめてみませんか?」
http://www.opensense.jp/education/workshop/
OgawaYasushi20080523.html

 申し込みは公式サイトからどうぞ。


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2008.05.01

5月1日から写真展「天空の人びと」

 チベットの写真展の紹介をいただきました。
 千駄木ってなんかいい場所ですよねえ。ネーレンカンの子供たちの描いた絵もいくつか貼られているそうです。近くにお立ち寄りの際はぜひ。

旅のチベット写真展 ~天空の人びと~

  • 期間:2008年5月1日~5月31日
  • 場所:「Bar B101」
    文京区千駄木3-44-9パレドール千駄木Ⅱ-B1F
    (1Fは菓子工房まぁる さん)
    tel:03-5814-0345
    営業時間:20:00-24:00
    ※5月3日~5日は12:00-24:00の営業
    定休日なし/チャージなし/ドリンク・フード¥500~
    最寄り駅:千代田線 千駄木駅(2出口)
    JR線 西日暮里駅・日暮里駅(北口)

旅行者の目に映ったチベットとチベット文化圏の写真展です。
チベット人シェフが作るモモやバター茶、カプセなどのチベット料理、またお香などの雑貨もご用意しております。
在日チベット人ゲストも予定しておりますので、是非お越しください。
連絡先:シンポドゥ会

 連絡先団体名の「シンポドゥ」はチベット語で「おいしい」。わははは、いい名前です。私も入りたいなー、集まりの際はおいしい料理必須で。メインテーマはチベット食べ歩きとか。
 ただ、イベント、どなたの写真か…が分かりませんが、旅行者が数人で写真を持ち寄った、ということなのかもしれません。チベット本土かな、文化圏とあるからラダックシッキムも入るのかな。チベット人シェフ、ってことは「BarB101」でもともとチベット人が働いているってこと!? なんか期待が高まるイベントです。


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2008.04.29

ダラムサラより4/29

 ダラムサラの「チベットNOW@ルンタ」更新。

 4月25日までの犠牲者数、負傷者数、逮捕者数について
 すべての情報源を比較検討し、これらの数字の根拠、細かい情報を分析総合した結果、我々は死亡者数203名、負傷者数約1000人、現在も監獄に囚われている者5715人とする。
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/50994041.html

 その他、オリンピック聖火リレーのチベット高原通過についてのプレスリリース日本語訳も。素早い情報に頭下がります。

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2008.04.26

長野聖火リレーでアピール

 腰痛と睡眠不足で疲労困憊のうらるんたです。
 いろいろあったけどなんとかできて良かった。最後、友人と振り返って思い起こしてたら泣けてきてしまいました。


Nagano01 早朝、「国境なき記者団」に激励されるチベット人たち。ツェリンさんもがっちり握手されてました。チベット人側もちゃんと用意していて、カターを贈ってるのが素敵。

Nagano02 善光寺では、境内に入ったあと、用意してきたお経を読み上げ、ツェーメーユンテンを詠唱しました。私は気づかなかったんですが、最初、警備の人が制止しようとしたのを、Nagano03善光寺のお坊さんが「これはお経だからいいんです」ととどめて下さり、お経がそのまま続けられたんだそうです。
 最初ざわざわしていた周囲の参拝客や見物人や取材のマスコミ関係者らも、お経が進むにつれしんとしてチベット人の声に聞き入り、取り巻いた日本人も自然に合掌し、境内がしいんと静粛になったのがとても印象的でした。
 沿道の小競り合いばかりが報じられたなか、少しだけ記事になってました。

 約30人の在日チベット人も境内で「ダライ・ラマがつくったチベットに平和が訪れますように」とチベット語で歌った。在日チベット人の男性カルテさん(34)は「多くの人が一緒に祈ってくれ胸がいっぱいだ。これから人権や宗教についてアピールしていきたい」と話した。
http://www.asahi.com/national/update/
0426/TKY200804260177.html

 カルテさんって誰だよ怪しいな(笑)とかありますが(「Kaldenさん」が聞き取れなくてカルテになっちゃったんでしょうね)、ツェーメーユンテンの詞(詩)の訳はここ
 この後あった善光寺での追悼法要(SFT日本とチベット問題を考える長野の会が施主になった)もすばらしかったです(事前申請の報道関係者以外撮影不許可だったので写真はなし)。般若心経のあと読み上げられる犠牲者の名前に、思わずこみあげてくるものがありました。そういえば、チベット人名の一覧をカタカナ表記に直したのはT嬢、中国側報道の犠牲者名簿の読みは私。厳粛な気持ちになりながら、この一端に加わらせていただいたことに感謝したのでした。


Nagano04 法要を終えて外に出ると、目に映ったのはウーシンホンチー(五星紅旗)の真っ赤な大波。うっわ~、これほどとは!
 「30人しかいないんだから、できるだけ一緒に行動しよう」と決めたチベット人たちの判断は正しかった。
 待ちかまえていた(?)赤い旗の群衆から、「うーしょちゅき!」「うーしょちゅき!」コールを浴びせられて不意打ちにビックリ。移動する列に追いすがり、ホンチー振って嘘つきコールを続ける。もしかして自分たちの政府を批判している?(んなわけないわなぁ)Nagano05
 右画像は「ホントのチベット 知ってますかーぁ!」と詰め寄る中国人。詰め寄ってる相手が誰か知っての行動か(笑)(注・左は牧野聖修元衆院議員)
 「ミナさーん ホントのチベット来てくたさいね 鉄道もとおたし 景色きれいよ 誰も苦しんでない 幸せね」
 チベット人に、言うか、それを。周囲の日本人から「行ったよ!」「鉄道いらない! 自由ほしい!」と突っ込まれてましたが。
 列後方の知り合いは「アルバイト! アルバイト!」とののしられたとのこと。「意味分からん」とぼやいていた。雇用機会均等を訴えて……ではなく(笑)、動員された中国人留学生の間では、集まったチベットサポーター派の日本人は金をもらって長野に来ているんだという風評が出回っていたのかも(そんな金がいったいどこから・笑)。
 まぁ、日本人側にも、数千円の安ツアー参加呼びかけを「○千円の日当が出る」と誤読して批判していた人もいたし、双方、相手を悪く想像する時に思いつくことは一緒、つーことか。
Magano04  左写真、「チベット 知らないくせに!」「ナニも知らないくせに!」と叫びながら追いすがってきた中国人女性。知り合いのチベタンが「アイノウチベット! アイム チベタン!」と叫び返す。
 「カミング フロム チベット!?」
 知り合い、一瞬詰まる。彼は2世で、ネパール生まれだ。
 一拍おいて、彼女が吐き捨てる。
 「にしぇモノ!」
 ちょっと待て、なんでチベット人の彼がチベットで生まれることができなかったと思ってんだよ! それをニセモノ呼ばわりって、どんだけひどいんだ!?

 「Ni是Shenme地方的?」(どこから来たの?)
 「我自己来」(自分で来たのよ)
 「中国Shenme地方的?」(中国のどこから来たの?)
 「我是北大過来的」(北京大学出身よ)
 「那応該不錯ba」(すごいじゃない)
 「フン」(※ちょっと喜ぶ)
 「去過西蔵ma?」(チベット行ったことある?)
 「……」
 「有蔵族朋友ma?」(チベット人の友達いる?)
聞いたら、目をむいて
 「ni他mennei辺派的了!!」(あんた、あっち側なんでしょ!!)
と叫んで駆け去った。
 “チベット知らないくせに”はどっちだよ!!


 「ウーソつき! ダライラマ、ウーソつき!」
 「共産党こそウソつきだ!!」
 叫び返す声に振り返った。
 早朝、「ええっ、来ちゃったの」と驚く私に、指を1本立てて「ずっと黙って、カメラに映らないようにするから」と薄く笑った知り合いのチベタンだった。
 本当は一番言いたいことがあるけど前に出られない、本土を知る在日チベタンのひとり。しばらく姿を見なかった。辛いけど今目立つことはできない、チベット本土にいる人たちに何か起きるといけないから、と言っていたと人づてに聞いた。本人がどんな経験をしたか、なにを見聞きしてきたか、親戚がどんな目に遭ったか、3月以降に知り合いに何が起きたか――そんなことも聞いていた。
 だから今朝、顔を見た時は驚いた。どれだけの迷いとか決意とか覚悟をして長野に来ることにしたか、想像すると切なかった。「チベット人、1人でも多い方がいいでしょ」。……そうかもしれないけど。全員来たって100人もいないんだよ、それが20人以上来たってすごいことだよ。でも、中国人の人数からしたら、笑っちゃうような数なんだよ……。
 そのチベタンに、なんてことを言うわけ? 誰が「嘘つき」だって? 
 「共産党こそ嘘つきだ!」というその言葉の、血を吐くような重みを、中国人留学生たちはどれだけ知ってるんだろうか? どれだけ伝わったんだろうか?
 泣けてきてしまった。


Nagano08  終点の若里公園。
 300人くらいはいたかなあ。チベット国旗こんなに見たことははい、と思うくらい壮観。

 実をいうと自分は、「チベット旗持って長野に集合!!」的な不特定多数への無差別呼び掛けにあまり同調できないでいまして。重要なのは訴えたいことがきちんと伝わるかどうかだ、人数の多寡はどうでもいい、数を競ってるんじゃなくて問題は質だ、数を頼んでファッション的にアピールしたい人が入り込んで何かトラブル起きても全部一緒くたに「チベット支援者」ってされちゃうし……などと考えていたものではありましたが。

Nagano07  公園の隅から見ていると、もう在日チベット人は全員が集まり、日本人支援者も知っている顔はもうそろったと思うのに、まだ公園の入り口のほうで雪山獅子旗が揺れているのが見えて、「中国、加油!」に混じって「フリー・チベット!」コールが聞こえてくる。若里公園の芝生広場がいっぱいになって、そろそろ途切れるかな、と思ってもまだ続いてる。

Nagano06  チベット人、嬉しいだろうなあ。
 自分たちは30人にも足りなくて、中国人が3000人も5000人もいる中に放り込まれて、「うそつき」とか「ニセモノ」とかひどいこといっぱい言われる中を歩かなきゃいけなくて、それはそのまま人口13億の中国のなかに450万人(国外にあと150万人)しかいないチベットの状況でもあるわけなんだけど、でも、自分たち以外にも雪山獅子旗がはためいているのがたくさん見えて、どこまで歩いてもまだ揺れていて、旗ってパワーあるよね、旗幟鮮明ってよく言ったもんだよ、見えるだけで「あなたの味方です」っていう強烈なメッセージなんだもん。Nagano09
 もう泣けてくるよ。
 中国人には本当にひどいこと言われてかわいそうだったけど、よかったなあ、せめて沿道にチベット旗がいっぱいあって、本当によかったなあ、と思ったのでした。


 ダラムサラの「チベットNOW@ルンタ」更新。

 24日付ダライラマ法王<法友へのアピール>
 現在の危機的な状況において、未だに続く残忍な弾圧行為を直ちに阻止し、拘留されているすべてのチベット人を釈放し、怪我人の緊急医療処置を提供するように、中国政府に要請していただくよう、皆さんすべてに心からお願いします。

 米ニューヨークで24日出されたコメントの日本語訳です。雨に濡れてほとんど機能不全だった集会、本来ならこういう場所で読み上げて、多くの人に知ってもらいたかった。力不足でごめんなさい。

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2008.04.25

チベット文化交流会/法王ご帰還

 チベットNOW@ルンタ更新。

 26日午後4時ダライラマ法王ダラムサラにご帰宅される。
 ダライラマ法王ダラムサラにお戻りになる

 ハンスト中のチベット人たちを見舞ってる様子がいいです。

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2008.04.08

チベット緊急報告会&追悼の集いin仙台/春の嵐

■チベット緊急報告会&追悼の集いin仙台■

 <呼び掛け>
 私たちは、チベットでの平和的デモに対する中国当局の過剰な弾圧と、その後に起こった騒乱及び武力制圧、そして多数の死傷者の発生を深く憂慮しています。チベット問題について、事件はなぜ起き、背景には何があるのか。急ではありますが、チベットやモンゴルの視点から多角的に報告し、ともに考える会を開きます。合わせて、弾圧の犠牲となった命を悼む集会を実施し、いま全国で開催されているキャンドルライト・ヴィジル(祈りの灯)のひとつといたします。

01日時:4月12日(土)午後2時半
場所:青葉区中央市民センター(小ホール2)
    仙台市青葉区一番町2-1-4
    会場℡ 022-223-2516
主催:チベせん(チベットサポート仙台)

<内容(予定)>

  • 挨拶&ラサ現地報告
  • いまチベットで何が起きているか
    (チベット問題の概説と背景の説明、現地からの声)
  • 中国の人権状況について…モンゴル民主活動家 フビスガルトさんの話
  • 今できる行動の紹介(署名やファックスアピールなど)
  • 終了後、参加希望者で追悼の集いを開きます。ご自宅に余ったキャンドルがある方はお持ち下さい。

 チラシ(PDF)のダウンロードはこちら。


 突然、朝から、メールや電話の問い合わせが殺到。
 どのメディアも考えることは同じ、ロンドン、パリでの聖火リレーを受けて、「じゃあ長野では」と、一斉にコメント取りに走ったのかと推測。TSNJ代表に掛かった電話、「もんぜんぷら座」に掛かった電話、その他の知り合い経由、“手当たり次第”という表現がぴったり。個人情報を公開していない私人の私がこうなんだから、なんかの団体の代表になってる人たちはいったい、どうなってることやら。

 大手スポーツ紙に電話応対した友人から「午後6時までにメールで画像送ってほしいんだって」と困った声でSOS。「締め切りなんだって…」。時計を見たらあと15分しかない。その新聞社、個人が草の根で会社勤めの傍らやってる支援活動を、専門の広報担当者を置いてる大企業か芸能プロダクションと勘違いしてるんじゃないか? 一般人つかまえて「締め切りが」だなんて、まぁやってる奴をみたことがないわけじゃないが、言われた側はこっちには関係ねーよ、って思うわなぁ。送ったけど。
 そしたら15分くらい経ってまた携帯が鳴って、友人が「ごめん、せっかく送ってもらったのに。また電話が来て、もっと文字がはっきり映ってるのがいいんだって……」。写真提供を「15分後に」と依頼した上に絵柄の注文までつけるんか、×××は。

 仕事しながら職場のテレビを見ていたら、消火器を手にした男性が乱入したロンドン、若い女性が道路に座り込んで通せんぼしたパリの映像が緊迫した音楽とともに流れ、「各地でチベット人が反発、大混乱」とテロップ。で、画面が切りかわり「さて、日本では……」というナレーションとともに、善光寺の門前の落ち着いた町並みが。
 なに、それ。煽ってんの? チベット人が世界各地で暴れてるよ、日本も危ないよ、チベット人に注意しろ!! とか言ってんの? あるいは、「長野はどうなるんでしょうね~~(ワクワク)」って、何か混乱が起きるのを期待してるの?? 胃がせりあがるような気持ちになってトイレに立った。

 ワイドショーのカメラが2台来た、というチベット人が「いろいろ質問されて、これで答えるの失敗したらチベット人全体の問題になる、と思うともう怖かった。『トウロクしてるか』って何のこと? 意味分からない質問もあった。本当に怖かった……」。そうだよね、いろいろ話しても前後切られて使うの10秒だもん、怖いよね……。
 友人のところにはもっとひどい電話取材があったみたいで「チベット人の妨害工作をどう思うか、日本でも同じことが起きるんじゃないか、って一点張り。ダライ・ラマ14世が冷静に対話を呼びかけているとか、自治区の暴動と制圧だけに抗議してるんじゃなくて1959年からの根深い問題があるんだとか、説明しても全然聞いてくれなくて、また同じ質問をしてくるの。何か言わせたい言葉があって、それを言うまで電話を切らない、みたいな感じで本当にあの記者嫌だった」と、最後は涙声。
 私は「どんな形であっても、チベット問題がこれだけ大きく取り上げられることは少ないんだから利用してやるくらいの気持ちになってくださいよ」などとえらくポジティブな言われようもしたけど、それ、言ったのは取材するメディアの側。そんな取材する側に都合のいい考え方押し付けて、免罪符になるかぁ?

 ……と長野の嵐で1日が過ぎ、12日開催の仙台のイベントは、なんとあと4日しかないというのにやっとチラシが出来たところ。これ、もしコピーしても、撒く時間さえないんじゃない? 悲惨な結果が脳裏にちらつく。うう……


 ダラムサラからは私信が(お見舞いありがとうございます)。

 お早うございます。
 ダラムサラは嵐も去り空気も洗われ、山は新雪に再び覆われ、ヒマラヤ晴れの温かい日々に戻りました。腰の加減は如何ですか? 腰は大変ですよね。私の長年腰には泣かされましたよ。結局ヨガなどやって腹筋と背筋を十分に鍛えないと、根本的には治らないでしょう。早めに対策を考えないと、年々悪くはなってもよくはなりませんよ。 私は今日は寝不足にもかかわらず、朝いつものように6時半からのヨガに行きました。今日は誰もいなかった。もっとも1人はとっても気持ち良くて、雪山に向かって気持ち良くヨガしました。その後下に降りれば、焼きたてのアンパンが待っています。このところの朝は充実してます。
 このところのロンドン、パリ、これからのサンフランシスコの様子を見てると自然に日本のサポーターへの期待も高まるというものです。期待に応えてさてどんな行動をするのか? 何人逮捕者がでるのか? 期待してますよ!
 それにしても昨日書いた悲しい最新ニュースはその人たち知ってるのでしょうかね?

 そんなこと期待しないでください(泣)。喜ぶのはメディアと中国政府だけだよ……


 ちなみに、腰のほうは鍼灸治療に初挑戦。
 中国語を教えてもらってた(現在挫折中)先生のご主人が鍼灸師(日中双方の免状を持っている)で、前から顔なじみだったので、イチかバチか(と言ったら失礼ですが)駆け込んでみました。
 舌の色を診るところから始まって「へえ、メンツィカン(チベット医学占星術研究所)みたい」。……って、ここでチベット基準出してどうする。
 初めてだったので次に何をされるか想像がつかなくて怖かったけど、いやぁ、効くねえ! さすが東洋の神秘。手首とか足の甲とかわき腹とか予想外のところに打たれて「ひーーっ」て感じでしたが、だいぶよくなりました(すたすた歩けるように)。もうちょっと通います。「有朋堂」ってところです。

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2008.03.15

チベットで7人死亡を確認―新華社/日本政府への要請

 時事の携帯速報で「新華社通信は、抗議デモが起きたラサで7人の死亡が確認されたと報じた」とのこと。天安門事件(89年)で公式な死亡者数は何人よ。ぜったい10分の1縮小解釈だよ……

チベットで暴動、数人死亡―中国
http://www.jiji.com/jc/p?id=20080315101530-6026170
中国のチベット自治区ラサで、大規模な暴動が発生し、商店や車両が次々と火を付けられた。AFP通信によると数人が死亡し、多数が負傷。【EPA=時事】


 日本政府に対して、「中国政府に『チベット弾圧をやめろ』と働きかけなさいよ!」とアピールしようと呼びかけている人もいます。文面は、それぞれが思うように。

こういうのって結構見られてます。民意ってやつです。
激励はメールで、苦情はFAXで! が基本です

 いま動けなくて、情報回すことくらいしかできないくてすいませんが、役立ちそうなのでこちらに転載。ありがとう。


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署名活動

 あした16日午後1時から、代々木公園で実施される「チベタン・オリンピック」トーチリレーで、独自に嘆願書と要請書に署名を求めて提出する動きもあります。
 協力できる方は現地へ。
 →TSNJトップ

 ◆2008/3/16(日) 「チベタン・オリンピック」トーチリレー日本でも!at東京・代々木公園

  • 月日=2008/3/16(日)
  • 集合時間=13:00代々木公園 (明治神宮側入り口前)集合
  • リレー= 13:15~14:00 トーチリレー
  • 解散=14:15

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チベット急転/要請行動

 ルンタ、SFTJapan、TSNJとメールが飛び交い、一つレスポンスするたびに新たな情報が入ってきて対応が追いつかず気ばかり焦る。「こんな情報が入った」と連絡があってもアウトプットが間に合わず。もう。深夜からはオモテの仕事までチベットモードに……。CNN見ろとかBBC見ろとか言われてる場合じゃない。もう、どこから何をすれば。とりあえずFTPできない環境にいるので、SFTJapanのぶんだけSFTJapanの新着情報にぶちこむ。依頼と問い合わせばかり簡単にそんなに、……そんなにいっぺんに動けん!!

 ツェリンさんから「SFTのからReturnMarch拘束に抗議する呼び掛けが来た」と連絡、ITSNからもReturnMarch拘束に抗議する呼び掛けがメールで入ったと転送が届き、アムネスティ本部もチベット本土のデプン寺僧侶拘束に関する緊急呼び掛けが出ているから呼びかけるなら一緒に、転送メール。どこかで集約できればいいのだけど動けないしそもそも昼間はFTPできず。だいたい送られてきた文書が「.docx」てなんだよ、開かねぇよ! 在米チベタンIT環境先進的すぎ。Wordのアップデートから始めなきゃいけなかったりしてものすごくじたばた。げ。会社のファイヤーウォールで遮断されるし。これPDFにならないのかなあ、とか思うけど、まずPDFソフトのインストールから始めなきゃとかどこまで泥縄。
 とりあえずブログに送り込む。→インド政府宛書簡

 参考リンク→3月10日に拘束された15人の僧侶(TGHRD)


 ルンタからは泣けるメール。

 撮ったビデオと写真を夜ルンタ・レストランで皆で見ました。店の女の子たちは涙を流したりしてました。それほどリアルで激しいものでした。叫びすぎと抵抗しすぎで失神する人もいました。
 さっきもダラムサラではキャンドルデモをやっていました。

 レストランの人たち、ResistReturnMarchに参加せず残った人たちも、みな本土で過酷な経験をしたり、本土に家族や親戚を残している人たちばかり。警官に引き倒される光景に、フラッシュバックが出てしまったのかなあ。


 ReturnMarchには冷淡だった日本のメディアが、本土の状況にすごい反応で、――インドでチベット難民100人が拘束されるよりも、ラサで僧侶2人が重傷になるほうがニュースとしての扱いが大きくて、そりゃーそうだ、やっぱり、「出た人たち」が外から何を言うより、中にいて耐えている人が動く重みというのは大きいんだと改めて切なくなったり。
 「中の人たち」には、あんたら後が大変なんだよ、無理するなよ、と泣けてきたりもしてものすごく複雑。「もっとやれ」とか「今だ行け」とか言えるわけがない。でも、今の状況はたぶん、事態をより悪化させることでしか訴えを「外」に届けられなくて、たぶん。
 いやもちろん、中にいる人が立ち上がった背景には外の人たちに呼応したという側面もあって、どちらが意味がないというようなものではなくて……うまく言えなくてすいませんが。
 で、オモテ仕事。ああもうどうしろと。


 チベット本土関係者からは「14日には電話がつながったけど『車が燃えているのが見えて危険で外出を控えている』と言っていた。今日は電話がつながらない」。ラサにいるはずの知人はたまたま自治区外にいて戻れなくなったとのこと。ネットでは「14日午後10時ごろラサに電話したら停電だって言ってた」というつぶやきも見た。伝聞情報が風の速さで駆け巡り、不安だけが募る。


 以下、「ここを見てほしい」と飛び込んでくるメールから抜粋してとりあえずの覚書き。オモテの合間をみて整理できれば……とはいえ。むぅ。


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2008.03.05

[東京]渡辺一枝チベット写真展「風の馬」

001 おー……渡辺一枝さんからDMが……。おそれおおくも写真集「風の馬」も手元にあります。
 最近身辺が殺伐としていて、本を手にしたときは読んだらつらくなるのではなかろうか(今の自分が嫌になるとか現実を突きつけられるとかして)と思ったのですが、開いて、読むともなしにページを追ううちに、すっかり頭の中が草原になっていました。
 明日がある、写真の中で一枝さんに笑いかけるチベット人は皆そう言っている気がします。で、自分も、そう言われた気持ちになります。

 最近ふと、自分とチベットのかかわりってなんだろう、と思ってしまった一瞬があって、そんなときに本をいただいて、いやいやこりゃもう理屈じゃないし、などと思い返したのでした。

 渡辺一枝 チベット写真展
 「風の馬」(本の雑誌社)出版記念
 2008年3月19日(水)~3月26日(水)
 AM11:00~PM7:00(最終日はPM5:00まで)
 会場:セッションハウス・ガーデン2F
 ご希望の方にオリジナル・プリントを販売いたします。

 トークショーもあるようです。いいなあ。

 渡辺一枝講演会
 日時 2008年3月20日(木・祝)PM3:00 参加費1000円
 場所 セッションハウス地下スタジオ
 申し込み受付 3月10日AM10:00~ 電話03-3266-0461
 定員 先着150人

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2008.01.28

[大阪]ヒマラヤ写真展「未知踏進 遥かなる時を越えて IN NEPAL」

Inaba WWさんから写真展のお知らせをいただきました。
 旅好き、写真好きでトレッキングから始まって本格的に登山を始めた方だそうです。写真展は昨年6月、トルボ(ドルポ)奥地を訪ねて撮影したもの。河口慧海の足跡をたどり、チベットへ続くヒマラヤの峠にこだわった旅だったそうです。
 写真展は、ロサ(チベット正月)にあたる2月7日から。

稲葉香写真展
未知踏進 遥かなる時を越えて IN NEPAL
2008年2月7日(木)~2月21日(木)
場所 cafe&gallely CHAKRA
大阪市北区菅原町6-12 06-6361-2624
時間 13時~22時(最終日は20時まで)
期間中無休 
参加費 ドリンク代
2月11日16時~ スライドショーあり(参加費 ドリンク代)
2月17日  ドキュメンタリー「ヒマラヤを越える子供達」上映会
参加費 ドリンク代 (当日はDVDを販売します。売り上げは、全てチベットサポートKIKUを通じて、全てチベット難民支援に寄付させて頂きます。)

 

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2007.07.30

RUN for TIBET(2007年8月4日/東京)

2007.8.4 Sat.  RUN FOR TIBET !
   ~チベットチームを北京オリンピックに~
2007/08/04(土) 15:00-16:00
代々木公園(東京・原宿)

 告知が遅れました。TSNJの案内です。

 今から一年後の2008年8月8日、北京オリンピックが開催されます。
発展が目覚しい中国ですが、このままだとチベットはどうなるのでしょう?
国としてスポーツにも参加できないチベットチームを応援するために、全世界で開催する、同時イベント Run for TIBET.
 オリンピックに出たくても出られないチベット人のために、あなたも、一緒に走ってみませんか。
●開催時間:2007/08/04(土) 15:00-16:00
●集合日時:2007/08/04(土) 15:00
●集合場所:明治神宮入り口の鳥居前(JR原宿駅 表参道口徒歩1分) http://www.meijijingu.or.jp/access/index.html
●参加申し込み: 予約は不要です。 ただ、呼びかけ側として事前にある程度の人数把握をしたいので、 ぜひTSNJ代表(久保:090-3317-0011)までご連絡ください。
●RUN FOR TIBETとは?8/4(土)に全世界で行う同時イベント。 東京では、チベットを応援する有志達で、代々木公園内を30-40分ほど走ります。走るのが体力的に難しい方は、ゴールや給水所での応援もウェルカムです!チベットを応援したい人はどうぞお集まり下さい。
●その他: 走りやすい服装でお越しください。  先着20名には、チームチベットTシャツをプレゼント!
●お問い合わせ TSNJ代表 久保隆 090-3317-0011
 メールでの問い合わせは  TSNJ: tsnj2001@gmail.com 
●詳しくは:http://www.geocities.jp/t_s_n_j/action070804/index.html

 とりいそぎ引用のみですみません。

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2007.07.21

One World, One Dream, Free Tibet 2008

 2007年8月4日はチベット問題をアピールするための国際デー(International Day of Action)。今年5月のチベット支援NGOの国際会議で決まりました。

Imgbeg 2008年8月に開催される北京五輪を「チベット問題への注目を集める絶好の機会ととらえて活動しよう」というテーマで話し合い、1年前にあたる2007年8月4日、世界各地で一斉にアクションを起こそう、という呼びかけがありまして。
 日本でのアクションも詰めの作業に入っているので、まず海外の状況も知ろうと思って検索したら、なんか既に本格的にいろいろ始まっております。
 海外のキャッチは「ONE WORLD ONE DREAM FREE TIBET 2008」。北京オリンピックのキャッチコピー「ONE WORLD ONE DREAM(同一個世界 同一個夢想)」をもじってるんだそうです(もじってる、というか、そのままつなげただけやん、という気もしますが)。ちなみに、日本では北京五輪のキャッチ自体知名度がないので、テーマはストレートに「北京オリンピックにチベットチームを!」。

Yinyin で、検索して出てきたSFT(Student for TIBET)のサイトには、北京五輪のマスコット(全員そろったものが上の画像)に入れられちゃったチベットカモシカのチルー「YingYing(迎迎)」(右の画像ですな)をもじったマスコットキャラ「Yingsel」(↓)まで登場していました。
Yingsel_sticker うははは、これ傑作だわ。思わずもらってきちゃった(すみません)。Yingselてチベット語でしょうかね。こういうブラックユーモアは好きだなあ。まぁそもそも「同一個世界、同一個夢想(おなじ世界、おなじ夢)」ってキャッチ自体、「56民族は中華民族という傘の下の大家族」と同じような印象を感じて、取りようによっちゃ皮肉だなーという感じではあります。
 SFTではYingselちゃん、ひとりラサのネットカフェからこっそりとブログをアップしたりしております。わはは。

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2006.11.14

[東京]12/10~17 馬場崎研二タンカ展

Babasaki チベット関係イベントのお知らせ。
 ダラムサラを拠点にチベット仏画(タンカ)の創作を続ける馬場崎研二さんのタンカ展が開かれます(画像はWebから借りてきました…)。いつもとはちょっと違う展示会になりそうで、楽しみです。

 馬場崎研二 チベット・タンカ(?)展
 日時:2006年12月10日~17日
     (11:00~19:00)
 場所:ギャルリー・ル・コアン銀座
     (東京都中央区銀座4-5-14/03-3535-5259)

 転送してもらったメールには、馬場崎さんからのメッセージもありました。

「今回の展覧会は場所もそしてその内容も、今までのものとは少々趣を異にしたものになりそうです。
 この数年来、様々な事情で、インド、ヨーロッパ、そして日本と行き来をすることが頻繁になり、以前のようにダラムサラの山の上でタンカばかりを描いて生活していたときとは違った環境に身をおくようになったという外的な変化も実際に起こってはいるが、それと共に、過去29年間タンカばかりを書き続けてきた私ではあるが、それだけでは満たされない愚かな内面の葛藤も加わり、タンカの基本姿勢である『模写』という概念に忠実でありながらも、それにもっと芸術味を、それもチベット伝統のものばかりではなく、自分に合った表現手段というべきものを模索中の状況で、そのような私の一過渡期の作品群としてご覧になれば、それなりの意味がある展覧会と位置づけることができるかなと考えております。 馬場崎研二」

 馬場崎さんの詳しい紹介はこのへん(佐世保北高同窓会ホームページ)に。 

 <12月13日追記>
 会場住所が違っていると連絡ありまして(higefumiさんありがとうございます)、ギャラリー住所を「銀座4-15-14」から「4--14」に訂正致しました。

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2006.11.08

前橋ライブ終了! 次は11日(土)熊谷!!

 仕事に追われてろくな準備もできず「もうダメ」と思っていたチベット音楽コンサート(略してチベコン?)、当日は奇跡のように仕事がエアポケット状態で、無事に立ち会うことができました。
 夕方、初対面のパッサン・ドルマさんとクガさんに慌しく挨拶。
 長距離移動でやや疲れている様子だけど、会場に向かう前に明日の切符の予約、ホテルのチェックイン、とやってもらうことは多い。ビジネスホテルでは既に支払いまで済ませておいたにもかかわらず、パッサンさんのパスポートが要求され、もちろん難民にパスポートはないので、無国籍の難民であることを証明するイエローブック(インド政府のレジデンス証明。ダラムサラではIDと呼んだり、黄色い表紙がついているので欧米人は「Yellowbook」と呼んだり)のコピーが取られる。(パッサンさんはインド生まれらしいので出生地主義のインド国籍を持っていてもおかしくないんだけど、孤児だからきちんとした届け出がなくて無国籍状態になったんだろうと思う)
 ギャワ・リンポチェだって同じものを持ってホテルオークラに泊まる。珍しそうにフロント奥に引っ込む従業員を見送りながら、高崎駅前のビジネスホテルじゃ初めてかもなあレジデンス証明、などと考える。「これでア×ホテル高崎駅前の経験値がひとつ上がった」なんてね。
 会場となっていただいた東南アジア料理レストラン「オリエンタル」にダムニェンのケースを運び込むと、会場設営の真っ最中。テーブルを全部店の外に出して、商店街振興会から借りたという折りたたみ椅子も並べて、店内いっぱいにすごい数の椅子が。
 開催の最終決定は10月30日、チラシ完成は3日前。どこにも告知を流せず、もしかしたら参加者は4~5人ではないかと思っていたので、つい「こんなに椅子いるんですか?」と聞いてしまった。そしたら、照美さんが「おかげさまで満員御礼なんですよー」。
 ええええええっ。
 照美さんと彭(パン)さんがチラシを持って商店街を回り、お店の常連さんが知人を誘い、隣のエイブルアートギャラリーやフェアトレードショップの店主、一筋隣の弁天商店街で大学生の起業支援をしているお店の店主ら、前橋市中心部のまちづくりをしている人たちが一口きいてくださったとのこと。うわあびっくり。
 会場入りが遅れチューニングが押したので、チューニングしてもらいながら私がチベットの話、照美さんがお店の紹介をして時間をつなぎ、演奏開始。そのころには空席もほぼなくなって、すごくいい感じになっていました。
Dsc_0189 小さいお店だからマイクもアンプも使わず、店の隅々まで生歌が響きます。木のぬくもりを活かした温かい内装なのもまたよし。オリエンタルは個人経営ではなく、障害者施設やフリースペースなどが市の支援を受けて共同運営しているお店です(行政支援の部分を除けばルンタレストランに似てますな)。壁に飾られているのはダウン症の青年画家、小柏龍太郎君の作品。銀座で個展も開き、ノンフィクションも出版されています(→bk-1:「トバシ!」)。前日7日は地元テレビ局の番組収録で、タレント片岡鶴太郎氏のロケもあったそう(大忙しだ…)。
 さて、コンサートはチベットの伝統民間音楽「トゥーシェー」の名曲「チョラ・タシ」から。パッサンさんの公演は決まったプログラムがなく、クガさんが「次は?」と促すと、パッサンさんが今歌いたくなった歌を告げます。トゥシェーのリズムと構成には一定のスタイルがあって、イントロのフレーズはどのトゥシェーも同じ。それから必ず2部構成になっていて、テンポががらっとかわり速弾きが入り即興演奏でつないでいく、というのがスタイルだそう。Dsc_0206
 トゥシェー、ポタラの紅宮(歴代ダライラマの宮殿「ポタラ宮」の仏殿と霊塔殿)を歌ったトゥシェー、ナンマ(古典宮廷音楽)、オリジナル曲「ダラムサラ」……など1時間にわたり歌いついで休憩。メンツィカンのお土産のハーブティーを使ってもらい、照美さん手作りのココナツとクルミのお菓子が出ました。客席はぎっしりで(途中で椅子を足した)配って歩く余裕もなく、お客さんからお客さんへカップを手渡し。「お茶がまだの方は自己申告でお願いします」「まだお菓子が届いていない人いませんか?」なんて呼びかけたりして。
Dsc_0220 後半はパッサンさんが即興で思い浮かんだメロディーに「オム・マニ・ペメ・フム」の真言をのせていく独唱、男女の深い愛を歌ったトゥシェー「ラモ・ツェ」、トゥシェの速弾き部分だけで構成された「トゥクシェ(?)」、草原を馬が駆けていく姿を歌った「スムジェ・ラ」、オリジナル曲「シデ」(平和を願う歌。すんごい楽しそうに歌っていました)、コンポ地方の民歌「コンシェ」と続き、最後は太陽を称える歌「タンサン・ニマ」(無伴奏)。クガさんが「彼女は何時間でも歌い続けられるんです」と紹介してましたが、後半になればなるほど声が響いてきて、ラストのアカペラ独唱は天井がびりびり震えるような、なんか凄いものがありました。
 いやあ、よかった。お疲れ様でした(まだちょっと残ってるけど)。
 お2人は明日から伊那と東京での大きなコンサート、ラスト11日が再びルンタ主催で熊谷(埼玉県北部)です。熊谷ライブは、50人は入る大きな会場を借りたにもかかわらず、全然宣伝もできず、オリエンタルさんのような側面支援もなく、お先真っ暗。
 パッサンラのナマ歌は一聴の価値あり。入場無料なので、なんとかたくさんお客さんに来てもらいたいものです。なんとかするのは私なのか(無理っぽいなあ…)。
 あ、オリエンタルがロケ地に登場するのは10日(金)夜10時の群馬県広報番組「風人の画布(カンバス)」(群馬テレビ)だそうです。照美さんも出演。

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2006.11.05

11月11日(土)と11月8日(水)にチベット音楽ミニコンサート

 いまさらですが案内作りました。(焦)


チベット音楽ミニコンサートin熊谷
 羽衣~チベットと世界の愛と平和を願って~

01  障害を超えて「祈り」を歌うチベット人女性歌手パッサン・ドルマさんが初来日、ニューヨーク在住27年の日本人アーティスト空閑俊憲(トシ・クガ)さんとのコラボレーションで、チベット音楽のコンサートを開きます。
01_1 チベットの民間伝統楽器ダムニェンの演奏と、独特の発声法で高らかに響くチベットの歌。日本の三味線にも似た、どこかなつかしい旋律と、ヒマラヤ高原を吹き抜ける風のような澄んだ歌声を楽しんでください。

  • 日時:2006年11月11日(土)午後6時半~8時半 (開場午後6時15分)
  • 場所:熊谷市中央公民館(熊谷市立市民ホール)3階
        埼玉県熊谷市仲町19 (会場℡048-523-0895)
        (JR秩父線「上熊谷駅」徒歩7分/JR高崎線「熊谷駅」徒歩15分) 
  • 入場無料(カンパを募ります)
  • 予約不要


 前橋でもあります。

チベット伝統音楽ミニライブin前橋
  • 日時:2006年11月8日(水) 午後6時半~8時
  • 場所:「アジアンカフェ オリエンタル」(027-232-8642)
        前橋市千代田町4-18-4
        (オリオン通り商店街沿い/立川町通り「幸煎餅」から2軒目向かい側)
  • 料金:1500円(ドリンク・お菓子付き)
        青春割引(学生、求職中など)1000円 ←自己申告制です!
  • 定員:30人
  • 予約:オリエンタル(027-232-8642/11:00~20:00月曜休)


出演者プロフィル
【パッサン・ドルマ Passang Dolma】
 チベット難民2世。孤児としてインドの難民学校で育ち、3歳で小児麻痺のため左脚の自由を失う。1980年、チベット亡命政府設立の「チベット舞踏音楽団(TIPA)」に入り、伝統音楽を学び、14年にわたり歌手として活躍。現在は作詞作曲も手がけ、チベットでは珍しい女性シンガーソングライターとして活躍している。2003年に開かれた第1回チベット音楽コンクールでベスト女性シンガー(最優秀女性歌手賞)。
【空閑 俊憲/トシ・クガ Tashi Kunga】
 福岡県北九州市出身。東京で美術を学び、1779年渡米。ニューヨークで画家、造形作家、音楽家として活躍するアーティスト。1998年にチベット仏教思想とチベット音楽に出会い、米在住のチベット仏教僧サンポ・リンポチェからダムニェンの伝統的奏法を学ぶ。ロサル(チベット暦新年)には毎年、米チベット人コミュニティーから祝賀会に招かれ演奏を披露している。


 1日未明、パッサンさんのCDを閉店後の「オリエンタル」のポストに入れて広島行きの荷物を作り、そのまま寝ずに午前3時半高崎発の「ムーンライトえちご」に乗って東京へ。朝一番の飛行機で広島に入り、1日じゅういろいろあってゲーン・ダヤンハーンと1次会→在広チベット人たちと2次会→京都から合流のK嬢と3次会→と流れてようやくホテルにたどり着き、風来坊さんに「これでどうでしょう」とメールを送って力尽きる。
 群馬に戻り、ギャワリンポチェの余韻が抜けた5日になって、ようやくなんとかメールとチラシを作成。Word普段使ってないので思うようにレイアウトできなくてイライラ。片面コピー、片面プリンタのカラー印刷で20枚、両面コピーのチラシを100枚作り、オリエンタルへ。いまさらですが知り合いにメール送信。熊谷のほうは、インターネットで熊谷市内の新聞テレビ(テレビはさすがになかった)を検索して、告知掲載依頼をつくり、チラシと画像のCD-Rを同封して各社あて速達送付。
 これだけのことを夜から作り始めて(もちろん徹夜で)翌昼すぎになんとか完了。やればできる子だよアンタは、もっと早くやってりゃ良かったんだけどね、と自分に突っ込む。
 今からするとチラシだけでもMLだけでも何とかもっと早くできなかったの、と思うんだけど、ほんとどうにも動けないものはできませんでした。Web更新と告知も後手後手に回り中(余裕がなくて自分自身がネットワーフィンできない状態だと自分のサイトを更新しようという気にもならないのね……)。

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2006.10.02

イベント「『チベットの達人』に学べ!」/10月28日東京

 「風の旅行社」さんからイベント案内のお知らせがありました。
 「宣伝してほしい」とのことで、転載でございます。
 (以下転載)


「チベットの達人」に学べ!
チベットの過去、現在、未来 ――外国人の旅行「解禁」から青蔵鉄道まで

日時:2006年10月28日(土) 19:00~20:30
場所:総評会館 http://www.sohyokaikan.or.jp/room/204.html
   (千代田線 新御茶ノ水駅 JR中央線・総武線 御茶ノ水駅)
参加費:無料(要予約)

 チベットが外国人旅行者に門戸を開き、その神秘のベールを脱いだのは1986年のこと。
 それまで中国政府の固いガードのもと、全く世界に知られることのなかった、自然環境の厳しい高地に住み、チベット仏教を篤く信仰するチベット人の伝統的な生き様がその苦難の歴史とともに日本でも紹介されてから20年の歳月が流れました。「神秘」「秘境」のイメージの強いチベットですが、数年前より中国政府の掲げる『西部大開発』の大号令のもと、急激な開発が進み、今年7月には平均標高4,000mを越える青蔵鉄道が開通。チベットは新たな局面を迎えています。
 外国人旅行「開放」間もない頃から、毎年のようにチベットに足繁く通い、チベットの人々の姿を撮り続けている写真家の長岡洋幸さんと、チベットを目指す個人旅行者のバイブル『旅行人ノート チベット』の著者で、夏の間は風の旅行社の現地ツアーガイドもこなすチベット・ライターの長田幸康さんをゲストにお迎えし、この20年のチベットの変化を、この夏、実際に青蔵鉄道に乗車した長岡さんの報告や、写真も交えお話頂きます。

ゲスト:
長岡洋幸(ながおか・ひろゆき)
写真家。1987年より19年間に渡ってチベットで暮らす人々を撮影する。著書にチベットの人々のポートレイト写真集『FACES』(万葉舎)、フォトエッセイ集『チベットの夜空の下で眠りたい』(竹内書店新社)。ガイドブック『旅行人ノート チベット 第4版』(旅行人)、『地球の歩き方・チベット編』(ダイアモンド社)では巻頭特集など、ほとんどの写真を担当。他、チベット関連のガイドブックなどにも写真を提供している。 『風のチベット』のパンフレットでも沢山の写真をお借りしました。
★長岡洋幸さんHP http://www.campur.com/~nagaoka

長田幸康(おさだ ゆきやす)
チベット・ライター。重いテーマも軽やかに描くその作風と誠実な人柄で熱狂的ファンも多い。チベット旅行では必携のガイドブック『旅行人ノート チベット』の執筆・編集の他、「怪しいチベット交遊記」など著作、雑誌などへの寄稿も多い。「チベットの達人」として弊社ツアーガイドも担当しています。
チベットの達人の紹介:http://www.kaze-travel.co.jp/tibet/tibet_mame1_1.html
長田さんのHP:http://www.tibet.to/

【お申し込み方法】
電話、FAX、E-mailにて下記までお申込み下さい。
風の旅行社 東京本社(日祝定休)
TEL:0120-987-553/FAX:03-3228-5174
E-MAIL:info@kaze-travel.co.jp


(転載ここまで) 
 転載してるだけで楽しそうです。11月1日来日する法王の露払い(いや違うだろ)にいいかも?

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2006.07.08

ダライラマ法王誕生祝賀パーティ

 久々に大学の同級生のチベ友に会おうと上京。
 そのチベ友曰く、遠方から上京してくる共通の知人に会う予定も入ってるとのことで、待ち合わせを1カ所に合理化すべく「ホテルオークラ」へ。そう、「遠方から上京してくる共通の知人」は、当然、ダライラマ法王誕生祝賀パーティに出席するための上京だったのでした。
 さてもちろん、パーティ開会前の1時間たらずで積もる話が終わるわけもなく。堅苦しいホテル出てどこか行こうよ、と誘ったら、最近、生業でチベット関係のいい仕事をしたばかりのチベ友は、お礼のあいさつや営業も兼ねてパーティ出席するとのこと。
 「うらるんたさんも行きましょうよ」
 「いや、私申し込んでないし」
 「大丈夫ですよ、知らない人がいないわけじゃないでしょ」
 「いやその、知らない人がいないわけじゃないからこそ飛び入りは気が引けるというか…」
 「参加者増えたほうが法王事務所のペントクになるんですから喜ばれますよ。お布施するようなもんですよ」
 そうかなあ、いいのかなあ、招かれざる客だけどなあ私、と思いつつ、ペントクペントク、お布施お布施、と唱えて参加申請、なんとか許可してもらいました。(←本当はやっぱり決められた方法で申し込まないといけないと思います)

Dscn3352 場違い感にびくびくしつつ、Kotoさんが正装でかいがいしく立ち働いてたりNさんのチュバ姿にどっきりしたりしながらお布施を済ませると、会場にはぎっしりの人。立食形式だったので、これなら隅に紛れられる、とちょっと安心。
 例年この時期にダライラマ法王代表部事務所が開催している祝賀パーティーですが、あまり上京しないので実は初参加(法王来日レセプションの末席を汚したことはある)。もともと、日本で暮らすチベット人同士の交流と、法王事務所とオフィシャルに関係の深い団体や名士が中心に集まるためのもので、草の根の小グループはお呼びでない感があるし。
Dscn3358 会場に入った途端、右肩脱ぎにしたチュバの着丈を、肩をそびやかして直しながら大股で行き過ぎる日焼けした男性とすれ違ったりして思わずときめく。何あの「チベット人」! 歩幅といい人とすれ違うのに必要な距離といい(あんなにドカドカ歩いたら東京の駅なんかじゃぶつかりまくりの筈)、チベットだ! と思っていたら、10日(月)に公演を控えて来日中のTIPA(チベット舞台芸術団)の人たちが揃ってゲスト参加していたのでした。
 うおお豪華! 本物は違う! カッコえー! 目の保養!! ……とか騒いでたら在日6年のチベット人の友人が「俺は?」と苦笑。すいません、俺はチベット人じゃないのか失礼だな、ってことですよね。確かに。ミーハーでごめんなさい。
Dscn3367 パーティでは、チベット人によるチベット国家斉唱の後、法王の長寿を願う祈祷が捧げられ、その後、法王事務所のチョペ代表のあいさつ、チベット問題を考える議員連盟代表の枝野幸男衆院議員があいさつ。TIPAの人たちがダライラマ法王を称える演奏と歌を披露してくれました。歌と演奏が本当によくてじーんとしました。
 それから、日本人ゲスト代表としてジャズミュージシャン渡辺貞夫さんのあいさつ。世界のナベサダ登場にざわめきが。チベットへの印象や思いを語ったナベサダ氏が「話は得意ではないので」と取り出したのはフルート。ヤルツァンポ源流域で星を見ながら作曲した、というオリジナル曲を披露されました。それが何とも物悲しい旋律で、会場は水を打ったように……。
 それにしてもTIPAとナベサダと……耳福(なんて言葉があれば)の生演奏でした。興に乗ったらセッションもある? とか期待しちゃったんですが、さすがにそれはなかったです(そりゃそうだよな)。
 そして、“チベットをイメージした”世界のナベサダのオリジナル曲さえも、「チベットを感じさせる」点においてはTIPAの“チベットの歌曲そのもの”には適わないんだな、と密かに感じ入ってしまった私。チベット人がチベットの曲をチベットの楽器と言葉で歌ってチベットじゃなかったら何なんだ、っちゃ当然ですが、自分のチベット至上主義っぷりに自嘲。
 宇都宮から来てた知人と目が合って「日本人来賓は宇都宮つながりでしたねー」とこっそり。栃木の偉人ナベサダはもちろん、その知人も「ですね、枝野さんって宇都宮なんですってね」とヒソヒソ。「宇高出身ですよ宇高」「今の選挙区は?」「公募で埼玉になったんじゃないですか」と、しょーもない話題でこそこそ盛り上がりました(ほんとしょうもなくてすいません)。

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2006.06.13

渡辺一枝写真展~花のチベット~

011  おそれおおくも案内状をいただいてしまいましたのでご案内(ちょっと緊張)。
 アップが遅くなってしまいました(申し訳ありません)。
 なんか書くこといっぱいあるのに時間は足りなくて、告知宣伝blogになりはてている……。ううむ、なんとかせねば。

渡辺一枝写真展
~花のチベット~
日時 2006年6月28日(水)~7月6日(木)
会期中無休/入場無料
11:00~19:00(28日は18:00まで)
場所 セッションハウス・ガーデン
新宿区矢来町158
03-3266-0461
トークの会 2006年6月28日(水)19:00~
料金1000円
(申し込みは22日までにセッションハウス<03-3266-0461>へ
 電話で。申し込み多数の場合は抽選)

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2006.04.20

[5/20東京]シンポジウムと「ラダック・ナイト」

Helen イベントのお知らせ。
 ラダックを拠点に活動する「エコロジーと文化のための国際協会」(本部・イギリス)代表で言語人類学者のヘレナ・ノーバッグ・ホッジさんが5月18日~24日に来日するそうです。来日に合わせ、5月20日には、明治学院大学(東京)でシンポジウム「懐かしい未来へ~ヒマラヤ・ラダックに学ぶ持続可能な社会づくり」が開かれます。

 招聘実行委員会の知人(先日挨拶し損ねて大変失礼いたしました…)から早々に案内をもらってたんですが、シャレにならんほど忙しくて、告知が遅れました。役立たずで申し訳なく、次に合わせる顔がないです。ううっ。
 それにしてもシンポジウム、ものすごく欲張りというか、ゼイタク盛りだくさんな内容です。「文化を知るためには、ただ硬い話を聞くだけじゃなく、楽しんで感じなければ」という気合が伝わってきて、なかなか楽しみ。これもぜひ休みを…(取れるのか、そんなに?)。

懐かしい未来へ~ヒマラヤ・ラダックに学ぶ持続可能な社会づくり――ヘレナ・ノーバーグ・ホッジさんを招いて
開催趣旨  経済のグローバル化に警鐘を鳴らしつつ、持続可能な社会づくりをラダックやイギリスなどで実践しながら提唱している、世界のオピニオン・リーダーのヘレナ・ノーバーグ・ホッジ女史を日本に招き、ヘレナさんのメッセージを広く日本の人びとに伝えると同時に、関心を持つ人びとの交流の機会をつくる
主催 ヘレナさん招聘実行委員会(ジュレー・ラダック内)
日時 2006年5月20日(土)
会場 明治学院大学 白金キャンパス
第一部・上映会
時間 10:30~12:00
場所 2号館2301教室(定員246名)
内容 「懐かしい未来――ラダックから学ぶこと」(55分)
「地域から始まる未来――グローバル経済を超えて」(25分)
第2部・シンポジウム
テーマ 経済グローバル化への代案は可能か?/    Are Alternatives to the Economic Globalozation Possible?
時間 13:30~16:30
場所 2号館2301教室(定員246名)
コメンテーター 田中優(未来バンク)
勝俣誠(国際平和研究所所長)
第3部・ラダック・ナイト
時間 17:30~20:00
場所 インナー広場サンサン
協力 Be Good Caféなど
ゲスト ヘレナ・ノーバーグ・ホッジさん
ジョン・ページさん
カトック・キャプジェ・ゲツェ・リンポチェさん
スカルマ・ギュルメットさん
内容 ヘレナさんのトーク、ヘレナさんとジョンさんの対談、チベット仏教僧の教え、チベットの歌と踊りやダンス(予定)、懐かしい未来食

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2006.04.19

[5月6日東京]チベット圏留学生チャリティショー

 チケットを買ってしまった。
 TCV出身の留学生たちに会ってみたいし。ゲストはなんと「やるき、げんき、いわき!」のヒトだし。なんかむしょうに楽しみだよ。誰か知り合いも来るかなあ。
 チケット買った以上はなんとしても休みを取らねば。5日ならカタイんだが…6日。取れるだろーか。

留学生支援チャリティーショー
『チベット・ラダック・ネパール民族舞踊を楽しむ会』
日時 2006年5月6日(土) 14:00~17:00
会場 増上寺 大殿 三縁ホール
(東京都港区芝公園4-7-35) 
主催 NPOチベット教育福祉基金
会費 2000円
特別ゲスト 井脇ノブ子先生(国際開洋学園理事長・NPOチベット教育福祉基金理事・衆議院議員)   
キャブジェ・カトック・ゲツェ・リンポチェ師(チベット仏教ニンマ派カトック寺本山管長)
内容 井脇ノブ子先生のご尽力で、国際開洋学園に現在70数名の学生が、チベット文化圏から日本へ留学しています。本年は十数名が大学、看護学校、専門学校などへ、大きな夢を抱いて羽ばたいて行きます。充実した学生生活をサポートするため、チャリティーショーを行います。当日はチベット人がチベット料理を作ってお待ちしております。
申し込み

チベット文化研究所
(電話 03-5745-9889)

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