聖火って何本回ってるんだ!?
北京オリンピックに対抗(?)して、「チベットは中国じゃないんだ」ってところを見せようと、チベット人プロデューサーのロブサン・ワンギャル氏が企画したのが「チベタン・オリンピック」。その聖火リレーは1月にダラムサラをスタートして、シドニー(豪)、台北(台湾)を回り、紆余曲折あったけど、今度16日に東京(日本)を通過する。
「もうひとつ、ITSN(インターナショナル・チベット・サポート・ネットワーク)が支援している聖火リレーがあるはずなんだけど、あれは日本には来ないの?」
友人のチベタンからそう聞かれたのが少し前。
何それ? 検索すると「グローバル人権聖火リレー」というのがひっかかった。スローガンはやはり公式スローガン「同一箇世界、同一箇夢想(1つの世界、1つの夢:One World One Dream)」をもじって「同じ世界、同じ人権」。なかなかいいじゃん。主催は「法輪功迫害真相調査連盟」となっている。「法輪功」関係のようだ。ITSNがサポート……は違うんじゃないかなあ。
そう言うと、友人は首を振った。
「それじゃない。今度ギリシャで採火する予定になってるものがある」
ええ?
改めて探したら、あった。「チベット自由聖火(チベタン・フリーダム・トーチ)」というらしい。うわ、公式サイトまである。→「Tibetan Freedom Torch」
ということで、現在、ホンモノの「北京オリンピック聖火リレー」(国際オリンピック委員会主催)、ロプサン・ワンギャル企画の「チベタン・オリンピック聖火リレー」、「グローバル人権聖火リレー」(法輪功迫害真相調査連盟主催)、「Tibetan Freedom Torch」(主催はどこ!?)と、少なくとも四つの聖火リレーが世界を回っていることに……。
どうなってるんだか。
(3月11日追記)
こんなニュースが配信されました。本当だったんだ……。
チベット人、抗議の「採火式」=北京五輪
2008/03/11-00:23
今月24日に予定されている北京五輪採火式より先に、古代五輪発祥の地で抗議の火がともされた。中国の支配に反発するチベット族ら10人のグループが10日、ギリシャ・オリンピアで「採火式」を実施。グループは競技場への立ち入りを許されなかったため、外の駐車場で行動を開始したという。止めに入った警察官と小競り合いになったが、逮捕者は出なかった。
チベット人活動家の間には、5月に「チベット五輪」を開催する動きもある。(AFP時事)
http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2008031100009
※まあ細かい話だけど、「中国の支配に反発するチベット族ら10人」というと、まるでウーツァンやカムアムドから中国国籍のチベット人が国境を超えてギリシャまで行ったように読めて、えらいアクティブにやってんなぁ中国占領下のチベット人、と誤解を招くような気がします。ま、私だけかもしれませんが。(逆に言えば、中国国籍のチベット人がそんなことできるくらい自由だったら抗議活動もないような気がしますが、はっはっ)












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