2006.08.14

チベットに一番近い場所?

Tijrimg0041 なんかもういろんな意味で「日本で一番チベットな場所」と思われるスポットに行ってきました。
 (←)翻っているのはもちろんタルチョです。
 青く抜ける空を背景に、吹き続ける風をはらんで、ちぎれるほどはためいてました。壮観でした。
 ウチじゃ家ん中でのれんになってる(すいません)し、インドでは暑いところでダラーっとしてたりして、ひさしぶりに「正しいタルチョの翻り方」みたいなのをみた気が。
 (にしても人多すぎ^^;)

Tijrimg0042 日本語対訳もなしにいきなり張り紙(笑)。(→)
 えらい客を選ぶ言語選択だなオイ(笑)。他の言語もありました。読めないけどディーバナーガリー文字だったのでネパリかヒンディ。書かれたメッセージが伝わる人はシーズンにいったい何人訪れるんだ(笑)。
 その下の張り紙のえらい緻密なSDザク? はあえて無視。頭に酸素足りなくなってるんで、何を見ても笑えてきてしかたありません。

Tijrimg0046  (←)働いてる人はこんなだし。しかもチュバ姿複数いるし!!(笑)
 本人に尋ねたところ、訪れる客はみな頭に酸素回らなくて疲れ果てているので、ロクな突っ込みも入ってこないそうです。さもありなん。わはははは。
 とにかく何だ、「ラサ並み」を確保できる唯一の場所ってここしかないわけで(あとは軒並み3200m以下になるかと)、そのうえチベット語が通じるとあっては、そりゃ「TIBET in Japan」筆頭だろうなーと思いました、はい。うう疲れた。

 体力気力衰えつつあってかなりへばりました。
 朦朧としつつ山肌を振り仰ぐと、崖に張り出すように立てられた山小屋の前にオレンジ色の人影が数人見えたのを、「ゴンパ(僧院)の前でお坊さんが私を待ってる!」と一瞬勘違いして「お坊さんがいる!」と口走りそうになって慌てました。ヤバい譫妄状態の奴がいる、と思われてしまう(とほほ)。いや十分朦朧としてたか…。
 それにしても山用の服って目立つように明るい色合いのが多いですからねー、えび茶とかオレンジとかたくさんいて勘違いの元ですよねー(←自分だけ?)。

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2006.07.19

日本のチベット

Fuji チベ友からの写メールをこっそり転載。
 日本で唯一、ラサ並みの高度があるあの場所に、こんな旗がはためいてるそうです。うはははは。やるなあ。いいなあ。

 行かれる方、チェックを。
 私もタルチョ持って行こうと画策中。

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2005.12.25

茨城にチベット!?

karaoke01 チベット関係の知人から「知り合いから聞いた話ですけど」と教えてもらった話。
 茨城県にはチベット仕様のカラオケボックスがあるらしい。
 なんですかそれ! どんなんですかそれ!
 「監獄居酒屋」とか「タクラマカン砂漠風居酒屋」(行ったよな^^)みたいな、なんちゃってコンセプト系のカラオケボックスで、うち1部屋がチベット風になってたりするんでしょーか。
 「いやシダックスらしいんですが」
 シダックス! 行くよ私、前橋上小出店とか
 「そんでフロントらへんがゴユーぽかったりするらしいんですが」
 ゴユー(門+布)とはチベットの縁起のよい意匠をかたどったドアカーテンのこと。なんかわくわくするぞ、どんなんだ?
karaoke02  そしてこっそり教えてもらった画像。私的な個人サイトなのでイケナイとは思いつつ、画像を借りてきて無関係な部分は削除して、チベットっぽい内装が写ってる部分だけ残してみました。ごめんなさい。すいません。
 おおーっ、明らかにチベット方向を目指してる(ような)! 全体的なカラーが赤っぽいのは寺院のイメージ? 上の画像はゴユーだし、右の写真のヒラヒラはゴンパの柱にぶらさがってるタレ飾り(名前知りません)を模してるんでは!
 残された謎はひじょーに基本的だがここが茨城県のどこかってことだ! シダックスは茨城に13店舗あるらしい! ああ茨城に知り合いがいれば!(←行く気かよ!)
 うーん、ここで「青蔵高原~~♪」やってみたい!(その後、チベ歌カラオケは実現してないんだよね。JOYSOUNDしかチェックする機会なかったけど「雪蓮(シュエリェン)」の歌も入ってた気配ないし。ちぇ)
 どなたか詳細知ってたら教えてください。いつか1軒ずつ電話しちゃいそう、私^^;

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2005.11.13

コンビニでタシデレ!

 宇都宮から埼玉に転戦してチベット行脚。
 以前に書いた、チベットの奥地から人づてに頼まれた尋ね人に決着をつけに行くのだ。
 その途中で電話が入る。
 「短期滞在ビザで来日したチベット人がこのまま日本で働きたいと考えているが何か方法はないだろうか」
 そんなところにチベット人が! そもそもどうやって来日したんだ? 今の滞在費はどうしてんだ? と何もかもびっくり。日本で難民申請は望み薄(*)だろうし、日本に移住して生活基盤を作るんだったら、就職先の前にまず日本語検定1級かも、などと思ったり。とにかく、いろいろ不条理に感じることはあっても、非合法状態(不法滞在とか不法就労とか)だけは避けてほしい、周囲にも迷惑がかかるし、何かチャンスがあってもすべてぱーになる可能性高いから、みたいな話をする。個人的には頑張ってほしいと思う。とりあえず来ちゃうチベット人の行動力と「なんとかなるだろう」感覚に脱帽。本人に会ってみたいけど、ダラムサラ旅行が控えてるし先方のビザ期限もあるし、難しいかなあ。

(*)本土(中国領)から来たチベット人について日本政府が「迫害を受けており帰国すると身の危険がある」と認めるかどうか。またそれを認めさせられるかどうか。一方で、他の国で既に難民認定されてる場合は「他の国で認められてるんだからいいでしょ」ってことになり、どうしてもって場合はそっちの権利を失ってしまうらしい

 尋ね人のほうは風来坊さんと一緒に在日チベット人宅へ。
 「この人を探しているそうです」と、はるばるチベット奥地から日本人旅行者に託されて山を越え海を渡ってきた写真を見せる。
 「ああ、○○○さん」
 一発で判明(笑)。
 色の褪せた、10年以上前のものらしい写真を「これは○○○さんの××の弟ですね」「この子はいまは大学生」と次々に判読。すごーい。
 チベットの小さな町で、「何か連絡はあったか」と知り合いの知り合いの家にたびたび顔を出してる(電話などないので、用事があるときは直接訪ねるのだ)らしいその写真の持ち主も喜ぶことでしょう。しかし見つかるもんだなあ(笑)。手がかりなんて「チベット人」ってことと名前くらいですよ。(笑)
 さてその後、同じ市内に住んでいる別のチベット人青年と会おうと思ったら、「バイト先から人手が足りないと急に電話があって、バイトに行っている」とのこと。なんの仕事を、と聞いたらコンビニエンスストアですって(えええっ)。
 おジャマとは知りつつそりゃあ行かなくちゃでしょうと客を装ってそのミニ・ストップへ。
 制帽とエプロン姿でカウンターでレジ打ってました!
 客が途切れたのを見計らって会釈したら「タシデレ!」だって。わはははは!
 日本広しといえども、チベット人がコンビニでレジ打ちしてる町はそうないんじゃないか! さすが埼玉、さすが風来坊さんの転居先。いいぞ、チベット語で買い物ができるコンビニ!(←普通はしません)
 「ゴルモカヅレ?」(いくらですか?)
 「ガンガチクトンレシャ」(全部で千円になります)
 「トジチェ」(どうも)
 「ヤンキャルペーローナン」(またお越しください)
 (チベ語間違ってたらすいません)

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2005.11.12

ソナム

sonam01  家庭の事情と出身中学の集まりがあって宇都宮に。
 終了後、旧友が連れて行ってくれた韓国料理店でカムジャタン。豚の背骨を黙々と食べ続けました。カニ以外にも無口になっちゃう料理ってあるのね(笑)
 しかし悲しいかなチベ者としては一見した瞬間から気になって気になって仕方なかったのが店名。sonam02
 だって「ソナム」だよ?
 「なんて意味?」と聞いたら「松」という意味だそうです。この店は白沢街道沿いにあるんだけど(←宇都宮ローカルな話題)、このあたりに大きな松の木があって目印になってるんだそうで。看板にも松の絵が描いてありました。
 「ソラ耳」ならぬ「チベ耳」としては、コリアン料理のカタカナメニューって意外にチベットを想起させるものがありますね。チャプチェ(コリアン/はるさめと肉の炒め煮込み)→チャプチャ(チベットの地名)→ピンシャ(チベ語/はるさめと肉の炒め煮込み)とか。……「ありますね」ったって発想が局地的すぎて誰も聞いてくれなくて、ちょっとさみしいんだけどさ。

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2005.01.23

ヒーリングカフェ 地球のうた

DSCN137011 年も改まったことだしチベ縁仲間で食事でもしませんか、と数人にメールを送ってみたものの、都合が合わなかったり返事がなかったりで結局Mさんとタイマン(←? ツーショット?)。(いや別に嫌がっている訳ではありません)
 せっかくならまだ行ってないところへ、ということで、店主さんとチベットつながりで知り合った、旧宮城村(昨年12月5日に前橋市になった)のアジア系カフェ&雑貨「ヒーリングカフェ 地球のうた」へ。
 (↑)古い農家を移築した建物の、引き戸を開けるとドルカル(ホワイトターラー)のタンカがお出迎えくださいます。
DSCN136711 店内は店主さんが仕入れたセレクトグッズやグローバル・ヴィレッジなどのフェアトレード製品がたくさん(→)。CDや本の販売もありました。家具や楽器などのオオモノより、アクセサリーやストーン、エスニックデザインの服など小物が中心。販売スペースの隣に、2人掛けテーブルが2つだけのアットホームなカフェスペースがあります。
 カフェのメニューは▽ネパールの家庭料理定食(タルカリ、ダル、アチャール、玄米)▽タイスープ(トムヤムクン)▽タイチャーハン(カオパッ)▽チベットパン(ネパールの手作りパン)▽スパイシーチベットパン▽チャイ▽ベトナムコーヒー……などなど。
 チベットパンとはどんなパレ(チベット語でパン)なのか、アムド・ゴレなのか(だったら狂喜乱舞)、ラサでムスリムがよく作って売っている平たい丸いパンか、すっごく期待を募らせておじゃましたのですが、オーナーでシェフの店主Kさんは商品買い付けのため2月上旬までタイに行っているとのことで、食事メニューはお休み中でした。残念。それでMさんがチャイ、私がベトナムコーヒーを注文。
DSCN136511 (←)ベトナムコーヒー……えぇぇえ~
 ガラスのコップにも入ってないし練乳とコーヒーと2層になってないし飲み終わった後に泥のような珈琲粉が残ったりもしないよぅ(涙)。アルミの3段フィルターまでは欲張らないけど雰囲気演出欲しかったかも。
 あ、味は(最初から既に)底までさらって全部かき混ぜた後だと思えば納得。
 店主さんにはメンツィカンのスパイスをプレゼントにことづけて、Mさん馴染みの「隆橋飯店」大胡店。北京酸菜鍋、水餃、韮焼餅など。Mさんオススメの鍋がおいしかった。水餃と焼餅は冷凍だと思った(もしかしたら業務用既製品)。本場の作りたてゆでたての水餃が食べたい、半斤くらい食べたい。
 3月4月に向けてのチベット話をするために会ったつもりが、いつもながら話題が旅に出てしまってボロブドゥールやアンコールワットや雲南やバリから戻ってこなかった…。また仕切り直そう。

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2004.08.24

地球のうた

ヒーリングカフェ「地球のうた」DCP_06191.JPG
 22日に県庁前広場の「上州の夏祭り」をのぞいたら、テント出店してビールやチャイを販売されていたのでご挨拶。変わらずお元気そうで、でさすが地元の人らしく、仲間やお知り合いが代わる代わる顔を出し、一般客もひっきりなしでとてもにぎやか。忙しそうだったので挨拶しただけですいません。
 昨年10月、「ぐんま文化の日」のイベントで知り合って、「一度行きます」と約束……したんだけどまだ行ってない、宮城村にある自然食レストランです(申し訳ない)。なので、「群馬のチベット」のカテゴリに入れてみましたが、どの程度チベットらしさが漂っているかは不明。とにかくオーナーの女性は大のチベット好きなのは間違いありません。

 飲食メニューにある「チベタンブレッド」はゼヒ試してみないとなー。アムド・パレなのかムスリムがよく売ってるタイプなのか。行ったらまた報告します。 

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2004.08.09

伊香保のジェクンドゥ

 「名湯・伊香保温泉は『水道水』だった!」(週刊ポスト8月20・27日号)のあおりで休暇潰れる。
 酷暑の伊香保温泉街を汗まみれで歩きつつ、温泉入るために歩く温泉街は楽しいけど、仕事絡みだとこんなに空しいとは、などとブツブツ。
 ……と、歩きながら、「おっ、カムじゃん」と一瞬頭に浮かんで「!?」。なぜここでチベットを連想する? 暑さでイカレたか?
 振り返って周囲を見回したら理由はすぐ分かった。
DSC_01121.JPG ←ジェクンドゥだ!
 ちなみにこの旅館、「タマキ」と読みます。タマキ、タマキと言われても玉樹(ユィシュ)とは思わなかった次第。そうかここがタマキなんかー! 私は泊まったことありませんが伊香保でも雰囲気のある宿と評判で、現伊香保町長(の家族)の経営でもあります。今回、加水・着色を告白してたけど。

 ところで昨年11月、インドから一時帰国中のルンタ代表T嬢と伊香保温泉に来たことがありました。
 水シャワーしかないインド暮らしから戻って一番の贅沢は大きな湯船とたっぷりの温泉、ということで、群馬を訪ねてくれたT嬢と「ここまで来たらやっぱり温泉行こう!」と盛り上がり、当日予約を受けつけてくれた旅館への1泊2日。源泉近くにある露天風呂と、伊香保グランドホテル付属の「スパ・グランド」(既に潰れてて今はないけど)、温泉旅館の3本立て。旅館は外壁を改修中でシンナー臭かったけど、新設したばかりの展望露天にも入り、接客は親切でまあ満足してたんですが……
 えーそうです……そこは「ホテル銀水」……思いっきり水道水の旅館でした。とほほほ。
 今思うと、入湯税取られたかどうか、風呂に成分分析表が貼ってあったかどうかは定かじゃないんだけど、部屋の案内には「白銀の湯」の源泉の説明があったような気がするし、どこにも「ここは温泉ではありません」という断りはなかった。旧来の伊香保の源泉(茶褐色のほう)ではないことは承知の上だったけど、安かったけど、それでもちょっとあんまりだ(泣)。やっぱ「騙された」という気分は消えないよ~…。
 伊香保の旅館はもともと半数以上がニセモノ、泊まる人間の不注意だ、と言う人もいるけど、地元の私はまた違う旅館に来れるけど、九州は黒川温泉の地元からはるばる来てくれたT嬢になんて謝ればいいんだよう(号泣)。

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2004.08.08

高山村

DSC_00581.JPG 仕事で高山村の「ぐんま天文台」へ。
 天文台ってのは星空を見るためにあるんだから、街の明かりが影響しない、山に囲まれた場所にあるんだろう、くらいは思っていた。しかしそれにしても想像以上の山だった!(携帯の電波も通じない!)
 写真は敷地内に再現された古代インドの日時計・星時計設備「ジャンタルマンタル遺跡」(←実物知らないけど。ジャイプールにあるらしいです)。その向こうには夕暮れの微妙な色合いを帯びた山の稜線が何重にも浮かんでいて幻想的だったんですが、もやが濃くてうまく映ってません(残念。それにしてもひでー写真だな)。
 尾根から見下ろすと、山のふもとごとに点在する集落の、斜面に張りつくように並ぶ家々の明かりがぽつぽつと見えて、「これは……」と感激するくらいデジャヴュ。
 ちょっと山がちな風景を見たくらいで「チベットのよう」と口にするのは、単なる僻地ってだけで「日本のチベット」と呼称するくらい意味のないことだとは思うんですが、百戦錬磨のルンタのN氏さえ阿蘇で「まるでチベット」と感激していたそうなのでお許しを。山の谷間に散在する集落を尾根からいくつも一望する眺めは、ティンリーの峠を越えてニェラムからコダリ(ネパール側)へ下る街道やシッキム、ダラムサラからマナリーへの風景なんかを思い出し、ああ旅に出たい、と叫びたくなりました。

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2004.06.13

チベット風in草津温泉

kaban.JPG もろもろ兼ねて草津温泉へ。
 土産物屋店頭にて、「なんかチベットっぽくない?」と反応。それっぽいイイ感じですね。
 「これはどこの製品ですか」とお店のおばさんに聞くも、「それはアレよ、インドとかインドネシアとか、あっちの方ですよ」とのこと。「造りもしっかりしてるし、たくさん入りますよ」。
 しかし我らの関心は造りより実用性より、“どこの製品か”“チベットと関係はあるのか”の1点に。ファスナーを開けてみても、製造元タグも何もついていません(今どき珍しいよね)。
 中に手を入れると、型くずれを防ぐため、新聞紙が丸めて入れられており、それを広げたところ
 「あ!! ベトナム語だ!」
 「ベトナムか~」
 「ベトナムね」
 それで納得して興味を失う客……。すいません。
 ちなみに630円だそうです。おばさん、「消費税オマケして600円でいいよ」と言ってました。
 買えばよかったかな、とちょっと心残りしてます。
 草津温泉の土産物といえば、以前行ったときに「チベット天珠」というタグのついたズィー(風)の携帯ストラップが売られていて、今回それを見かけたら写真撮ってこようと思ったのですが、時間がなくて探し出せませんでした。
 また次回にでも(また行くんか草津?)。

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